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後輩彼女とクリスマスデートまで
written by のみやま
  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • 敬語
  • 学生
  • 後輩
  • 年下
公開日2022年12月12日 10:44 更新日2022年12月12日 10:44
文字数
1290文字(約 4分18秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩彼女
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
「ただ甘」シリーズ3作目。
展開とか変化とか要らないから、ただ甘いシチュに浸りたい方向けです。
本編
あれ、先輩?
やっぱり。 なんでこんなところに?

「実家の手伝いで買い出し」?
あー、そういや先輩の実家ってすぐ近所なんでしたね。

ふふっ、そんなこと言っちゃダメですよ。
普段会わない家族と一緒に過ごせるのは、大事なことなんですから。

あぁ、私は実家遠いので。 新幹線使わなきゃいけないし。
ていうか、今年は帰れそうにないんですよねー。

ほら、例のアレで。 「帰ってくるのはやめとけ」って。
高齢の祖父母もいるんで、仕方ないんですけどね。
って、すみません、立ち話しちゃって。

この後ですか? ちょうど用事が済んで、帰るところだったんで何もないですよ。
デートの時間まで、家で過ごそうかなって思ってました。

……えっ、いいんですか? お邪魔して。
わぁ、いいですね! クリスマスチキン作って食べるなんて。

じゃあそうしましょうか。 デートは、先輩ん家でご馳走になってからで。
……あ、せめて着替えてからでいいですか? 出直そうと思ってたんで……あはは。

はい、そのくらいの時間に先輩ん家行きますね。
それじゃ、また後で。

(少し間を空ける。場面転換)

お邪魔しまーす。
あっ……玄関ですでにいい香りしてる。

(SE:足音)

わぁ……美味しそうっ。
そうですね、じゃあ手洗うので洗面所お借りします。

(ひと呼吸置く)

よしっ、これでOK。
これって先輩も手伝って作ったんですよね? いいなぁ、こういうの。

私の実家じゃわざわざ作ったりしないですよ。
大体は買ってきたのを食べてますし。 ふふっ。

じゃあ、いっただっきまーすっ。
あむっ。

……ん〜っ。 やっぱ買って食べるのより、ずっと美味しいですねっ。
これ、クリスマスじゃなくても普通に食べたいかも。

レシピ、後で教えてくださいよ。
今度私も作りたいです。 えへへ。

はむっ……もぐもぐ……

……ん? ほっぺついてます?
あはは……すみません、取ってもらっちゃって。

ウソじゃなくて、ホントに美味しいですよ。
あむっ……はむっ……もぐもぐ……

むぐ……なんですか、今度は? 私の頭撫でたりして。
食べてる最中なんですから、邪魔しないで下さいよ? ふふっ。

(ひと呼吸置く)

ふぅ。 ごちそうさまでしたっ。
えへへ……先輩っ。

ぎゅーっ……

食べ終わったから、今なら好きなだけ撫でてもいいですよ?
ん……ふふっ。

先輩が私の彼氏でよかったです。
……もうっ。 別にご馳走してくれるのが理由じゃないですってば。

(聴き手の胸に顔を埋めて)
んーっ……すりすり……

先輩が私に優しくしてくれるのが、嬉しいんです。
他の誰でもなく、私が先輩を独り占めしてるんだって思って。

そりゃそうですよ。
いつだって私だけの先輩で居てほしいですし。

ホントなら、ずっと一緒に居たいくらいだもん……

はい。 いつかはしたいですよ、先輩と同棲。
まぁ……お互い社会人になってから、でしょうけどね。 あはは……

それまでは、お泊まりで我慢します。
今日は……泊まってっていいんですよね?

(嬉しそうに)
えへへ……やった。
そう言ってくれると思って、ここに荷物も持ってきてたんです。

先輩、好きーっ……すりすり……

……

あれ、もうそんな時間ですか?
仕方ない……じゃあ後で続きしましょうね。 ふふっ。

はい。 あとはコート着て格好整えるだけなので、すぐ準備できますよ。
じゃあクリスマスデート、行きましょっか。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
後輩彼女とクリスマスデートまで
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
のみやま
ライター情報
趣味で活動を始めた台本書きです。
あまあま系をメインに取り扱っています。
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