よぉ、青年！飯持ってきてやったから、一緒に食おうぜ！


おぅおぅ、そんな飛びついちゃってさぁ…そんなに腹減ってたのか？


へー、お前も大変だな。勉強のために食費削るなんて。


なるほどなぁ…よーし！そんじゃ、尚更飯は一緒に食わなきゃだな！


たんまり持ってきてやったからよ！腹一杯になるまで食っちまえ！ははは！


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おーう、もうお腹いっぱいか？


にしし♪ そりゃあよかった。


アタシも手料理喜んでもらえて嬉しいよ。サンキューな♪


おいおい、食べてすぐ寝転んだら牛になるぞ？


ま、お前ガリガリだから、牛になるくらいがちょうどいいかもしれねえけどな。


いや、どっからどう見ても痩せ過ぎだろ、お前。


そんな細っこい身体じゃ、アタシの腕一本でへし折れちまうぜ。


そりゃあな。アタシ、魔獣族だし。力には自信あるぜ？


おっ、なんだ？やるか？腕相撲…


おし！そんじゃあテーブルに肘つけて〜…よーい、ドン！


(腕相撲開始)


どーしたどーした？その程度じゃ、アタシの肘すら一ミリも動かせねえぜ？


まだまだだな…ほいっと。


(腕相撲終了)


はい、アタシの勝ち。


ははっ！勝ちたきゃ一から鍛え直してこいよ、青年。


あ？もう眠い？しゃーねぇなぁ…よいしょ。


(青年を膝枕する)


どうよ？アタシの膝枕は…


フカフカで気持ちいいだろ？


ははっ！そっかそっか。そりゃよかった。


いいぞ、そのまま寝て…


寝付くまでよしよししといてやるよ…よしよし…


(頭を撫でる)


んー？どーした？


言いたいことあるんなら、遠慮なく言ってみろよ。な？


……っ、そ、そっか…


アタシが理想の恋人、ね…


嬉しいこと言ってくれんじゃん。ありがとな。


おぅ、おやすみ…いい夢みろよ。


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なぁ…もう寝たか…？


寝ちまったみてえだな…にしても可愛い寝顔だな、おい。


アタシの前でそんな無防備な寝顔晒すなんて…襲ってくれって言ってるようなもんじゃん…


(生唾を飲み込む)


あ〜、ヤバ…なんかムラってきた…


大体なんだよ…理想の恋人って…


そんなふうに口説かれたらさ…マジにしちゃうじゃん…


…お前が悪いんだからな？アタシをバカみてえに誘惑するから…ンッ…


(ディープキス)


はぁ…お、起きた？おはよ。


何って…キスしてやったんだよ、お前の唇に。


なぁ、青年…？アタシ、今めちゃくちゃお前のこと襲いたいんだけど。


アタシの前でそんな可愛くなるんじゃねえよ、マジで。


彼氏いない歴イコール年齢だからさぁ…アタシも大概拗らせてんだよな。


自分より年下の人間の男の子にこんな感情抱いちまうなんて…アタシってどうしようもねえバカだ。


けど…お前のこと、ガチで好きだから。


わりぃけど、めちゃくちゃにするわ。


遠慮すんなって。気持ちよくしてやるからさぁ…こんなふうに…


(甘噛み)


うめぇ…自分で作った飯なんかよりよっぽど…


お前の身体ってこんな味がするんだな…


いいじゃん…もっと味わわせてくれよ。


(甘噛み)


なぁ…アタシにハムハムされてどうだ？気持ちいいか？


へへっ…やだよ。やめてやんねぇ。


顔が気持ちいいって言ってるから。


アタシはもっとお前を感じたい…


ただのお隣さん同士って関係じゃ、もう満足できねぇ。


だから…アタシの恋人になれよ。


いいだろ？別に…


お前だって、そこそこツラのいいお姉さんに迫られて悪い気はしねえだろ？


まぁな。アタシ、割と自分の容姿に自信持ってっから。


それによぉ…アタシみたいなタッパとケツのデカい女、お前的にはありだろ？


普段から胸と尻、チラ見してるもんな？分かってんだからな〜？


ははっ♪ 言質取ったからな？もう取り消しは無しだぞ？


アタシの恋人として、たっぷり可愛がってやるよ…今夜は寝かせねえからな？

・台本（ゆるボイ！）
男勝りな魔獣族のお姉さんに無防備な寝顔晒したら襲われた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎