- 後輩
- 年下
- 巨大化
- 敬語
- 罵倒
- サイズフェチ
- 学生
公開日2023年06月11日 02:51
更新日2024年02月08日 23:12
文字数
2704文字(約 9分1秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
聴き手の後輩(同級生、先輩でも)
視聴者役柄
演者の先輩(同級生、後輩でも)
場所
学校
あらすじ
放課後の教室。先輩に呼び出された女の子は、怪しいアイテムを紹介される。使ってみたら、どんどん身体が大きくなっていって……。
本編
おつかれさまです、先輩。
急に呼び出して、何の用ですか?
えっ? あたしの身長……ですか?
(小声で)先輩まで……。
えっと……153センチ……ですかね。
……「いや、160はあるように見えるけど」、って?
うっ……。
(小声で)そんなにかなぁ……。
はい、153は今年の健康診断のときの数字です。
そうです、本当に今年です。
……ですけど、半月前くらいから急に伸びたような気がしてて……。みんなにも指摘されて、確かに伸びてるよなぁ、って……。
男子だって、短期間でこんなに伸びたりしないですよね、普通。
……ありえないです。なんなら一回止まったはずですし、去年なんて1ミリ縮んでたくらいなのに……。
なんなんですか? その顔。
そんなにあたしの身長伸びるのが嬉しいんですか?
……もう、なんですかーぁ。「見せたいものがある」って……。
[がさごそ音]
ん……懐中電灯?
「このライトを浴びると、身体が小さくなる」……?
はぁ……。先輩、私のこと馬鹿にしてますよね。
騙されたと思って使ってみて、って……。
(ため息)
しょうがないですね。
ここ、押せばいいんですか?
[任意の効果音]
きゃっ!
[ライトが床に落ちる音]
びっくりした……。
……あれ?
先輩があたしを見上げて……。
いや、え、え……。
(少し長めの沈黙)
うそうそうそ、まってまって、そんなはずない、絶対そんなはずないって!
なんでわたしの身長バカみたいに伸びてるんですか!?
この……変なやつのせい……?
(ライトを拾い上げる)
うぇ、さっきよりライトが小さい……。
手が大きくなってて変な感じ……。
……いますぐ元に戻してください!ほら!
(ライトを聴き手に手渡す)
(小声で)最悪……。縮むって言ったじゃないですか……。
(沈黙)
……え、「壊れてるみたい」……?
「元に戻す光線が効かない」……?
ん!貸してください!
(ライトを奪い取る)
さっき押したのはこっちのほうだから……。
[何度かスイッチを押す]
うーん……うーーん……。
本当だ、動かない……。
(小声で)なんでこんなもの……(ぶつくさ)………………えっ。
……先輩。あたし、さっきよりも大きくなってる気がするんですけど……。
先輩よりも、頭1つ分以上大きくなってます……。
もう女子の身長じゃないですよこれ……。
早く元に戻してくださいよぉ……。
……「ごめん、戻す方法がわからない」……「こんなに大きくなるとは思わなかった」……?
……待ってください。それ、どういうことですか?
最初から、あたしを大きくするつもりだったってことですか?
なんでですか?
……まさか、このところずっと身長が伸びてたのも、先輩があたしを……。
……そんなわけ、ないですよね。
先輩はそんなことする人じゃないですもんね?
……先輩? 何か言ってくださいよ。
[ここから心音]
ねぇ、先輩。聞いてますか?
あたし、まだ大きくなり続けてるんですけど。
早くあたしを元の大きさに戻してください。
……先輩、見てください。
もう頭が天井についちゃいました。
……そう、座ってるのに、ですよ。
先輩にはこれが普通に見えるんですか?
……はい、「普通じゃない」ですよね。
先輩があたしをこんなふうにしたんですよ。
それなのに、ただ見てるだけなんですか?
……早くどうにかしてください。
「もうどうしようもない」?
「助けて」って、助けて欲しいのはこっちのほうですよ。
……いたっ。
ん、教室が狭いです。先輩。
[心音が速くなっていく]
いい加減にしないと、っ、ほんとに、
このままだと、もう──。
……っ!
[破壊音]
[ここから声にエコー]
うぅ……。いつつ……。
(小声で)うわっ……なにこれ……。半分くらい校舎壊しちゃってるよ……。
成長は止まってくれたみたいだけど、あたし……。
(周囲を見回す演者。聴き手を見つける)
あぁ、先輩。生きてたんですね。
無事でよかったです。
最後にひとつだけ、聞きたいことがあったので。
あたしはずっと、このままなんですか?
一生、元に戻れないんですか?
答えなかったら、どうなっちゃうんだろうな。
右の足から一本ずつ、やさぁしく、折っていくか、それとも……。
はい? なんですか?
「さっきと同じ光線をもう一回……効果を打ち消せる……」……?
……先輩。この期に及んで、なかなか恐ろしいこと言ってくれますね。あたしの小指より小さいくらいなのに、先輩のことが怖くなっちゃいました。
「こんな大きさじゃ面白くない」。「あたしをもっと大きくしたい」。
そういうことですよね?
なら素直にそう言ったらどうですか?
ん? なにか言いましたか……?
「……しないと……もう……」……?
先輩、さっきから声がよく聞こえないです。
そんなにあたしが怖いんですか?
もっとしっかり喋ってください。
(小声で)ぜんっぜん聞こえない……。
……あぁ、そっかぁ……。
あたし、まだ大きくなってたんですね。
先輩。あたしの巨大化、まだ終わってなかったみたいです。よかったですね。
もう先輩とは2度とお話しできそうにないですけど。
先輩。さっき、もう一回これを使えって言ってましたよね?
普通の女の子がたった一回浴びただけで怪獣よりも大きくなっちゃうような光線を、まだ大きくなってる真っ最中のあたしに重ね掛けしたらどうなるかなんて、考えなくてもわかると思うんですが。
先輩の頭はミジンコ以下ですか?
それとももう、身体もミジンコ以下ですか?
……でも、元に戻れるとしたらもうこれしかないんですよね。……たぶん。
……わかりました。
ライト、ダメもとで使ってみますね。
もし本当にこれで元の大きさに戻れたら、先輩に小さくなる光線を浴びせ続けてあげますよ。
そのときは容赦しませんから、覚悟しててくださいね。
それじゃ、さようなら。先輩。
(手のひらの上のライトを見つめる)
[サイレン、クラクションが小さく響いている]
[後輩の動きに合わせて、ときどき小さく破壊音が聞こえる]
うーーん、これ……。
もう砂粒みたい……。
触れただけで壊しちゃいそう……。
慎重に、爪の先で、壊さないように……。
まって、さすがに小さすぎる……。
うーーん、うーーーん……。
[風が吹く音]
んっ……急に視界が……!
………えっ、これ……雲?
嘘、あたし、もうこんなに大きく……。
まだ何もしてないのに……。
こんな速さで大きくなってたら、あっという間に……。
[風が吹く音]
うわ、風……っ!
あれ? ライトが……ない。
どこ? まさか下に落として……。
それともまだ、あたしの手のひらの上……?
[ここから心音]
えっ……ちょっと……。
[瓦礫を押しのけていく破壊音がフェードインしてくる]
[心音がだんだん大きく速くなる]
まって、これ以上は、ほんとに……。
お願い……もう止まって……。
あたし、あたし……!
[破壊音、5秒ほど続いてフェードアウト]
……(寝言で)もっと、おおきくなって……。
……はっ、先輩!?
……よかった……夢だったんですね……。
あれ……?
あたしの身長、なんかめちゃくちゃ縮んでないですか……?
「なにおかしなこと言ってるんだ」って……。
いやいやいや、今のあたし(物音で聞こえない)センチくらいしかないじゃないですか!流石にもうちょっと大きかったですよ!なんですかこれ!
え? 「このライトを浴びれば、大きくなれる」……?
(小さな心音)
急に呼び出して、何の用ですか?
えっ? あたしの身長……ですか?
(小声で)先輩まで……。
えっと……153センチ……ですかね。
……「いや、160はあるように見えるけど」、って?
うっ……。
(小声で)そんなにかなぁ……。
はい、153は今年の健康診断のときの数字です。
そうです、本当に今年です。
……ですけど、半月前くらいから急に伸びたような気がしてて……。みんなにも指摘されて、確かに伸びてるよなぁ、って……。
男子だって、短期間でこんなに伸びたりしないですよね、普通。
……ありえないです。なんなら一回止まったはずですし、去年なんて1ミリ縮んでたくらいなのに……。
なんなんですか? その顔。
そんなにあたしの身長伸びるのが嬉しいんですか?
……もう、なんですかーぁ。「見せたいものがある」って……。
[がさごそ音]
ん……懐中電灯?
「このライトを浴びると、身体が小さくなる」……?
はぁ……。先輩、私のこと馬鹿にしてますよね。
騙されたと思って使ってみて、って……。
(ため息)
しょうがないですね。
ここ、押せばいいんですか?
[任意の効果音]
きゃっ!
[ライトが床に落ちる音]
びっくりした……。
……あれ?
先輩があたしを見上げて……。
いや、え、え……。
(少し長めの沈黙)
うそうそうそ、まってまって、そんなはずない、絶対そんなはずないって!
なんでわたしの身長バカみたいに伸びてるんですか!?
この……変なやつのせい……?
(ライトを拾い上げる)
うぇ、さっきよりライトが小さい……。
手が大きくなってて変な感じ……。
……いますぐ元に戻してください!ほら!
(ライトを聴き手に手渡す)
(小声で)最悪……。縮むって言ったじゃないですか……。
(沈黙)
……え、「壊れてるみたい」……?
「元に戻す光線が効かない」……?
ん!貸してください!
(ライトを奪い取る)
さっき押したのはこっちのほうだから……。
[何度かスイッチを押す]
うーん……うーーん……。
本当だ、動かない……。
(小声で)なんでこんなもの……(ぶつくさ)………………えっ。
……先輩。あたし、さっきよりも大きくなってる気がするんですけど……。
先輩よりも、頭1つ分以上大きくなってます……。
もう女子の身長じゃないですよこれ……。
早く元に戻してくださいよぉ……。
……「ごめん、戻す方法がわからない」……「こんなに大きくなるとは思わなかった」……?
……待ってください。それ、どういうことですか?
最初から、あたしを大きくするつもりだったってことですか?
なんでですか?
……まさか、このところずっと身長が伸びてたのも、先輩があたしを……。
……そんなわけ、ないですよね。
先輩はそんなことする人じゃないですもんね?
……先輩? 何か言ってくださいよ。
[ここから心音]
ねぇ、先輩。聞いてますか?
あたし、まだ大きくなり続けてるんですけど。
早くあたしを元の大きさに戻してください。
……先輩、見てください。
もう頭が天井についちゃいました。
……そう、座ってるのに、ですよ。
先輩にはこれが普通に見えるんですか?
……はい、「普通じゃない」ですよね。
先輩があたしをこんなふうにしたんですよ。
それなのに、ただ見てるだけなんですか?
……早くどうにかしてください。
「もうどうしようもない」?
「助けて」って、助けて欲しいのはこっちのほうですよ。
……いたっ。
ん、教室が狭いです。先輩。
[心音が速くなっていく]
いい加減にしないと、っ、ほんとに、
このままだと、もう──。
……っ!
[破壊音]
[ここから声にエコー]
うぅ……。いつつ……。
(小声で)うわっ……なにこれ……。半分くらい校舎壊しちゃってるよ……。
成長は止まってくれたみたいだけど、あたし……。
(周囲を見回す演者。聴き手を見つける)
あぁ、先輩。生きてたんですね。
無事でよかったです。
最後にひとつだけ、聞きたいことがあったので。
あたしはずっと、このままなんですか?
一生、元に戻れないんですか?
答えなかったら、どうなっちゃうんだろうな。
右の足から一本ずつ、やさぁしく、折っていくか、それとも……。
はい? なんですか?
「さっきと同じ光線をもう一回……効果を打ち消せる……」……?
……先輩。この期に及んで、なかなか恐ろしいこと言ってくれますね。あたしの小指より小さいくらいなのに、先輩のことが怖くなっちゃいました。
「こんな大きさじゃ面白くない」。「あたしをもっと大きくしたい」。
そういうことですよね?
なら素直にそう言ったらどうですか?
ん? なにか言いましたか……?
「……しないと……もう……」……?
先輩、さっきから声がよく聞こえないです。
そんなにあたしが怖いんですか?
もっとしっかり喋ってください。
(小声で)ぜんっぜん聞こえない……。
……あぁ、そっかぁ……。
あたし、まだ大きくなってたんですね。
先輩。あたしの巨大化、まだ終わってなかったみたいです。よかったですね。
もう先輩とは2度とお話しできそうにないですけど。
先輩。さっき、もう一回これを使えって言ってましたよね?
普通の女の子がたった一回浴びただけで怪獣よりも大きくなっちゃうような光線を、まだ大きくなってる真っ最中のあたしに重ね掛けしたらどうなるかなんて、考えなくてもわかると思うんですが。
先輩の頭はミジンコ以下ですか?
それとももう、身体もミジンコ以下ですか?
……でも、元に戻れるとしたらもうこれしかないんですよね。……たぶん。
……わかりました。
ライト、ダメもとで使ってみますね。
もし本当にこれで元の大きさに戻れたら、先輩に小さくなる光線を浴びせ続けてあげますよ。
そのときは容赦しませんから、覚悟しててくださいね。
それじゃ、さようなら。先輩。
(手のひらの上のライトを見つめる)
[サイレン、クラクションが小さく響いている]
[後輩の動きに合わせて、ときどき小さく破壊音が聞こえる]
うーーん、これ……。
もう砂粒みたい……。
触れただけで壊しちゃいそう……。
慎重に、爪の先で、壊さないように……。
まって、さすがに小さすぎる……。
うーーん、うーーーん……。
[風が吹く音]
んっ……急に視界が……!
………えっ、これ……雲?
嘘、あたし、もうこんなに大きく……。
まだ何もしてないのに……。
こんな速さで大きくなってたら、あっという間に……。
[風が吹く音]
うわ、風……っ!
あれ? ライトが……ない。
どこ? まさか下に落として……。
それともまだ、あたしの手のひらの上……?
[ここから心音]
えっ……ちょっと……。
[瓦礫を押しのけていく破壊音がフェードインしてくる]
[心音がだんだん大きく速くなる]
まって、これ以上は、ほんとに……。
お願い……もう止まって……。
あたし、あたし……!
[破壊音、5秒ほど続いてフェードアウト]
……(寝言で)もっと、おおきくなって……。
……はっ、先輩!?
……よかった……夢だったんですね……。
あれ……?
あたしの身長、なんかめちゃくちゃ縮んでないですか……?
「なにおかしなこと言ってるんだ」って……。
いやいやいや、今のあたし(物音で聞こえない)センチくらいしかないじゃないですか!流石にもうちょっと大きかったですよ!なんですかこれ!
え? 「このライトを浴びれば、大きくなれる」……?
(小さな心音)
クレジット
ライター情報
タイトルや台詞などお好みに合わせて改変していただいて構いません。
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性癖!!!!!!!!申し訳ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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