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公開日2023年07月12日 07:18
更新日2023年07月12日 07:18
文字数
1310文字(約 4分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
時計族のお姉さん
視聴者役柄
人間の男の子
場所
時計工房
あらすじ
貴方は時計族のお姉さんの彼氏で、彼女と同棲していた。彼女の顔を見るところから、一日が始まるのだが、それは何度も繰り返された日常で…?
本編
おはよう、寝坊助くん。よく眠れた?
ふふ、そっか。熟睡できたようで何より。
僕の工房に置いてある仮眠用のベッド…なかなか良い寝心地だろう?
はいはい…朝から甘えん坊だなぁ、君は…ギュー…
(ハグ)
うん、この感覚はずっと大切にしていなきゃね…
そりゃそうさ。君は僕の愛しい恋人なんだから。
ずっとこの時間を大切にしていかなきゃ…ずっと、ずーっと…ね?
ふふ…君も?僕と同じ気持ちでいてくれる?
ありがとう…君を恋人に選んでよかった。僕の目に狂いはなかった。
…さ、そろそろ朝ごはんを作らなきゃね。そろそろ離れてくれる?
やだ?もぅ、甘えん坊なんだから…よしよし…
けど、君に美味しいご飯をご馳走したいからさ…ちょっとの間だけ、ね?
ありがとう。素直な君は好きだよ。
(軽くおでこにキス)
ふふ♪ 唇は夜までお預け。朝はおでこで我慢して?
うん。それじゃあ、ちょっとだけ待ってて。すぐ作ってくるから。
(朝食を作って戻ってくる)
お待たせ。ご飯できたから、一緒に食べよ?
ん?どうしたの?何か驚くようなことでもあった?
あぁ、見ちゃったんだ…僕の日記。
そ。君との大切な思い出がたくさん書かれた日記。僕の宝物なんだ。
あぁ、それはね…本当に同じ時間を繰り返してるからだよ。何度も何度も、君の記憶をリセットして…ね?
僕らは朝起きるところから夜イチャイチャするところまで、ずーっと同じ日常を繰り返してる。
日記の日付が毎日同じなのは、書き間違いなんかじゃない。正真正銘、その日付で過ごしているんだよ。
初めて会った時に話したよね?僕が時計族っていう、時間を自由に操れる種族だってこと…
僕はね、君と恋人として過ごす時間を大切にしようって決めたんだ。君の優しさに触れたあの日から…
君は僕の作る時計に興味を持ってくれたよね?かっこいいとも言ってくれたし、それを作る僕のことを尊敬してるとも…
君から僕に発せられる言葉の一つ一つが大切だった。それを一個も取りこぼしたくない、ずっとそれと同じ言葉を聞いていたい…
そうだよ…僕は君と停滞していたいんだ。
これから先、君の気持ちが変わらないとも限らないだろう?僕にとって優しくない君になってしまうかもしれない。それだけは絶対に避けたくてね。
そうかな?僕は未来に進むことだけが正義じゃないと思うけど。
過去の追憶、現在の停滞…それもまた、人生の選択肢の一つなんだよ?
幸い、僕は先に進むという選択しか取れない人間と違って、時間を自由に操れるからね。
現在への停滞という選択も、僕の中では当然の帰結というわけさ。
納得してもらわなくて大丈夫…また今日が終われば、自動的に記憶がリセットされるから。
さ、小難しい話はこれくらいにして、朝ごはん一緒に食べよ?僕、もうお腹ぺこぺこだよ。
(男の子が工房を飛び出す)
あ……行っちゃった。ちょっと怖い話しちゃったかな?
まぁ、いいか…どうせ記憶はリセットされるんだ。今日のことは忘れて、また新しい『今日』で僕に心を許してくれるだろうし。
そうだ。このあいだ彼がかっこいいって言ってくれたデザインの時計をプレゼントしようかなぁ。
明日の『今日』が、僕と彼の恋人一周年記念だからね…盛大にお祝いしなくちゃ。
さぁて…そうと決まれば、ご飯を食べて、彼のための時計作りに専念しなきゃ。今日も忙しくなるなぁ。
ふふ、そっか。熟睡できたようで何より。
僕の工房に置いてある仮眠用のベッド…なかなか良い寝心地だろう?
はいはい…朝から甘えん坊だなぁ、君は…ギュー…
(ハグ)
うん、この感覚はずっと大切にしていなきゃね…
そりゃそうさ。君は僕の愛しい恋人なんだから。
ずっとこの時間を大切にしていかなきゃ…ずっと、ずーっと…ね?
ふふ…君も?僕と同じ気持ちでいてくれる?
ありがとう…君を恋人に選んでよかった。僕の目に狂いはなかった。
…さ、そろそろ朝ごはんを作らなきゃね。そろそろ離れてくれる?
やだ?もぅ、甘えん坊なんだから…よしよし…
けど、君に美味しいご飯をご馳走したいからさ…ちょっとの間だけ、ね?
ありがとう。素直な君は好きだよ。
(軽くおでこにキス)
ふふ♪ 唇は夜までお預け。朝はおでこで我慢して?
うん。それじゃあ、ちょっとだけ待ってて。すぐ作ってくるから。
(朝食を作って戻ってくる)
お待たせ。ご飯できたから、一緒に食べよ?
ん?どうしたの?何か驚くようなことでもあった?
あぁ、見ちゃったんだ…僕の日記。
そ。君との大切な思い出がたくさん書かれた日記。僕の宝物なんだ。
あぁ、それはね…本当に同じ時間を繰り返してるからだよ。何度も何度も、君の記憶をリセットして…ね?
僕らは朝起きるところから夜イチャイチャするところまで、ずーっと同じ日常を繰り返してる。
日記の日付が毎日同じなのは、書き間違いなんかじゃない。正真正銘、その日付で過ごしているんだよ。
初めて会った時に話したよね?僕が時計族っていう、時間を自由に操れる種族だってこと…
僕はね、君と恋人として過ごす時間を大切にしようって決めたんだ。君の優しさに触れたあの日から…
君は僕の作る時計に興味を持ってくれたよね?かっこいいとも言ってくれたし、それを作る僕のことを尊敬してるとも…
君から僕に発せられる言葉の一つ一つが大切だった。それを一個も取りこぼしたくない、ずっとそれと同じ言葉を聞いていたい…
そうだよ…僕は君と停滞していたいんだ。
これから先、君の気持ちが変わらないとも限らないだろう?僕にとって優しくない君になってしまうかもしれない。それだけは絶対に避けたくてね。
そうかな?僕は未来に進むことだけが正義じゃないと思うけど。
過去の追憶、現在の停滞…それもまた、人生の選択肢の一つなんだよ?
幸い、僕は先に進むという選択しか取れない人間と違って、時間を自由に操れるからね。
現在への停滞という選択も、僕の中では当然の帰結というわけさ。
納得してもらわなくて大丈夫…また今日が終われば、自動的に記憶がリセットされるから。
さ、小難しい話はこれくらいにして、朝ごはん一緒に食べよ?僕、もうお腹ぺこぺこだよ。
(男の子が工房を飛び出す)
あ……行っちゃった。ちょっと怖い話しちゃったかな?
まぁ、いいか…どうせ記憶はリセットされるんだ。今日のことは忘れて、また新しい『今日』で僕に心を許してくれるだろうし。
そうだ。このあいだ彼がかっこいいって言ってくれたデザインの時計をプレゼントしようかなぁ。
明日の『今日』が、僕と彼の恋人一周年記念だからね…盛大にお祝いしなくちゃ。
さぁて…そうと決まれば、ご飯を食べて、彼のための時計作りに専念しなきゃ。今日も忙しくなるなぁ。
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