暑くて外に出たくない俺は、スマホを弄りながら彼女が帰ってくるのを待っていた。
帰ってきたら汗だくのまま俺にもたれかかってきた。
暑いしベトベトしてるけど、まぁ。いいや。

【】：状況
（）：声色 or SE

【帰ってきてゴタゴタ】
（ドタドタ音）

はーーーーーあっつ！　暑すぎ！　外あっつい！！
ただいまぁ～（しおれていくように聴き手にもたれかかる）

あー、エアコンきもちぃ～……。
君の身体、冷房で冷え切ってるから冷えてるなぁ～。

【否定の聴き手】

邪魔だぁ～？
嫌ですー。今日はこうやって君の上で死にます。
ぐでぇ～……。

【否定の聴き手】

別にいいじゃんかぁ。どうせ私の彼氏なんだから。
今日、特に暑かったし。日が照っててさぁ……。
あー。汗臭いかな。すんすん（匂いを嗅ぐ）

でもこれから汗流すのも面倒くさいし、これから夕飯だからまた汗かいちゃうかもだしぃ……。
ふあぁ……。あー、いっかな、いまは……。

なんかもうなんもやる気でない。
完全に夏バテかも。エアコンないと死んじゃうよぉ……。

【否定の聴き手】

邪魔じゃないもぉん。今日ぐらいはいいでしょ？　ね？
たまにはさぁ、彼女の言うことを聞くべきだと、私は思うんだよねぇ。
スマホぐらいしか見てないんだから、いまは私のこと見てくれたっていいでしょ。

いひ、やっと見てくれた～。
んん～！（胸に埋もれる）
……暑い。

【否定の聴き手】

いやぁ～、でも離れるのも面倒くさいし、動きたくない……。
だからしばらくはこのままかなぁ……。

【数秒間】

ねむ。ふあぁ……。
冷房効いてる部屋って、やたら眠くなっちゃうよね。
類にもれず私もそうなんだけど。

んん～……。（胸に埋もれる）
君の身体が、いい感じに冷えてるし、抱き枕にぴったりなんだもん。
涼しいし、乾燥してて、湿気もなくて。
冷えてる抱き枕とか、さいこ～……。

ん、んん～……。
やば。ホントに眠たくなってきた。
ねぇ、寝ちゃってもいい？（甘え声）

【渋々肯定の聴き手】

うん、ちょっとだけねぇ。
うんうん、ちょっとだけぇ……。
ふあああぁ……。ちょっとだけ～……。

すぅー……。すぅ……。（寝息）
んん……。ありがとぉ……。

・台本（ゆるボイ！）
真夏の帰宅から帰ってきたら即抱き枕！脳死彼女のだらあま寝落ち！
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・台本制作者
二葉ベス