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クール系ヤンデレ元カノがバスの隣の座席に座ってきた
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • シリアス
  • ヤンデレ
  • クーデレ
  • メンヘラ
  • 元カノ
  • バス
  • 独占欲
公開日2023年08月29日 04:49 更新日2023年08月29日 04:49
文字数
1086文字(約 3分38秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
元カノ
視聴者役柄
元カレ
場所
バス内
あらすじ
バスで仕事から帰ってる途中、貴方の隣にどこか見覚えのある女が座ってきた。それもそのはず、彼女は昔貴方と交際していた元カノだったからだ…
本編
(隣の座席に見覚えのある女が座ってくる)


久しぶり…元気してた?


冗談はやめて。わたしのこと、もう忘れた?


そう、君の元カノ。よかった、思い出してくれて…


ここにいるのは当たり前。家に帰るためにバスに乗ってるだけ。


うん、最近向こうの団地に引っ越してきた。仕事の関係でね。


けど、こんなところで会うなんて偶然。わたしたち、やっぱり離れられない運命にあるのかもね。


もちろん今でも好きだよ、君のことは。もう一度付き合いたいって思ってるし。


え…かの、じょ…?何それ…わたし以外に女を作ったってこと…?


そう、なんだ…新しい、彼女…へぇ〜…


うん、わかった…じゃあ、君の心をその泥棒猫から取り戻すしかないね。今日この後、君のお家に行っていい?


ダメ?なんで?ダメなことってある?せっかくここで偶然出会えたのに…


…邪魔。その『新しい彼女』ってやつ…


なんでそいつはわたしと君の邪魔をするの?


元々わたし、ほとぼりが冷めたら、君と寄りを戻すつもりだったんだよ?


そうだよ。君がどうしても出て行ってくれって言うから、仕方なく出て行っただけ。アレが永遠の別れだなんて誰が思う?


あ、そっか。君が傷心中の隙をついて、その女がわたしから君を奪ったんだ。


そうじゃないと、君がその『新しい彼女』とやらに執着するわけないもんね。


違う。君が普通に恋愛してその女と付き合うことになったなんて、信じない。そんなこと、一億パーセントありえない。


だって…君はわたしに言った。「君のことをずっと好きでい続けるから」って。


わたし、ずっとその言葉を信じて、ここまで頑張って生きてきたんだよ…?


それをいきなり全否定されたら…わたし、ここで死ぬしかない。


(大量の睡眠薬を取り出す)


何って、睡眠薬。これを全部飲み込んで死ぬ。君と寄りを戻せない世界で生きる意味なんてない。サヨナラ。


(彼に必死に止められる)


なんで止めるの?止めるってことは、わたしと寄りを戻すってことでいいの?


ダメ。一時凌ぎの答えなんて許さない。


わたしが生きるか死ぬかは、君がわたしと寄りを戻すか戻さないかと表裏一体なの。言ってる意味、分かるよね?


わたしとこうして出会った時点で、君は選ばなきゃいけないの。わたしを生かすか殺すか、寄りを戻すか戻さないか。


わたし?もちろん、生きてもう一度君とイチャイチャするのが理想だけど…仮に死んでも、ずっと君の心の中にわたしが残り続けるなら、それでも構わない。


ほら、もうすぐ君の家の最寄りのバス停に着くんじゃない?着く前に決めよっか?


決められない?なら、わたしと一緒に死ぬ?


わたしはどれでもいい。君がどれを選んでも、わたしは君と一緒に居られるから。


選んで?君はどんな形でわたしと添い遂げたい?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
クール系ヤンデレ元カノがバスの隣の座席に座ってきた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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