貴方は後輩彼女と同棲しており、仕事から帰ってくると、彼女の持つ抱擁力に甘えてしまっていた。甘えてくる貴方を、彼女も嬉しそうに抱きしめてくれて…？

おかえりです、先輩…その、今日は…


あ、はい…それならよかったです。


えぇ…仕事、無事に終えられて何よりです。


はい…勿論、ギューってしていいですよ？どうぞ…


(抱きしめられる)


んっ…先輩は甘えん坊ですね…よしよし…


(背中を優しく叩く)


いいんですよ…家では存分にわたしに甘えていただいて…わたしはいつでも先輩の味方ですから。


いいえ、どういたしまして。わたしも先輩のことギューってするの、大好きですから。


ん……そろそろお着替えしましょうか。


夕飯食べてお風呂入って…あとは二人でまったり過ごしましょ？


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あ、先輩…こっち、向いて？


(キス)


すみません…なんか急にしたくなっちゃって…ダメ…？


そう…よかった。じゃあもうちょっとだけ、ちょうだい…？


(連続キス)


せん、ぱい…キス、上手になりましたね…


前はよく歯が当たってたのに…本当に、上手くなったと思う…


ふふ…ごめんなさい。でも、キスが下手な先輩もそれはそれで可愛かったですよ？


はい…だってキスが下手なのって、今までそういうこと、やったことなかったってことですから…最初から上手い人なんていませんし…


そう、です…先輩の初めてがわたしで、わたしの初めてが先輩だということです…


懐かしいですね…死にそうな顔をしてた先輩と、人生を諦めてたわたし…お互い、傷を舐め合ってここまで生きてきて…やっとお互いがお互いを好きだって気づいて…


もぅダメですね…わたし、先輩無しでは生きていけなさそうです…先輩は？


そう、ですか…嬉しい。先輩も同じ気持ちでいてくれて…


先輩…身体、少し貸して…？


(先輩の肩に寄りかかる)


先輩の肩、おっきい…ゴツゴツしててたくましい…頭、乗せやすいですし…


(抱き寄せられる)


んっ…そうですよ？わたしの肩は小さいですから…こうやってすぐ抱かれてしまうんです…


もう離さないでね…？先輩…


わたしから逃げちゃ、嫌ですよ…？


えぇ。忘れてあげませんよ、もちろん…


自分から一度身を引こうとしたあの時の先輩のこと、今でも許してません。


当たり前です…ホントに辛かったですから。これからも家出は厳禁、ですよ…？


はい…先輩の罪は二度と消えません。


ですから、一生をかけて償ってください…もっとチューってして、ギューってして…？


(キスされて、抱きしめられる)


好き…先輩の身体はあったかくて、ポカポカして、好き…


このまま、寝る？今寝たら、きっと先輩の夢が見れると思う…


…うん。一緒に、寝よ？お布団の中でも、いっぱいギューってしてね…？

・台本（ゆるボイ！）
同棲中の後輩彼女との共依存
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎