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【修羅場】ダブル人外メイドのご奉仕アピール
written by 松平蒼太郎
  • 敬語
  • ファンタジー
  • メイド
  • ハーレム
  • 修羅場
公開日2023年11月04日 09:31 更新日2023年11月04日 09:31
文字数
2294文字(約 7分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
人外メイド
視聴者役柄
場所
男の家
あらすじ
貴方は二人のメイドと同じ屋根の下で暮らしている。しかし、二人は性格の違いからか、どうにも折り合いが悪くて…?
本編
A.堅物メイドロイド
B.淫乱エンジェルメイド


A.お帰りなさいませ、マスター。
B.お帰りなさいませ、ご主人様。


A.今のはわたしの方が0.1秒早かったですね。残念ですが、今夜はわたしがマスターのお相手をさせていただきます。


B.いいえ、今のはわたしの方が0.01秒早かったです。ですので、今夜はわたしがご主人様のお相手をさせていただきますね。


A.ふざけるのも大概にしてください。今のを綿密に計測したところ、わたしの方が0.001秒早かったです。後からしゃしゃり出てきた羽根つきメイドは即刻この場から立ち去りなさい。マスターのお世話はわたし一人で十分です。


B.あらあら、何をおっしゃいます?ご主人様はわたしの翼に包まれながら、ねっとり祝福されるのが好きなんですよ?ご主人様の趣味嗜好すら理解していないとは、それでもご主人様のメイドですか?


A.憶測でモノを語るのはやめなさい。マスターはそんなこと一言も言っていないでしょう。貴女の妄想にはとても付き合いきれません。あまりマスターを困らせるようなら、わたしの内臓武器であるビームサーベルで、そのくだらない妄想ごと叩っ斬りますよ?


B.あはは…堅物なメイドロイドさんも面白い冗談を言えるんですね。ビームサーベルとやらの実物は見たことがありますが、あんなチンケな武器でわたしの愛は叩き斬れませんよ?むしろ、武器の方が壊れてしまわないか心配ですね。うふふ♪


A.マスター…やはり彼女をメイドとして雇うのは反対です。マスターの貞操を虎視眈々と狙う輩をおそばに置いておくことは、マスターの為になりません。どうか今一度お考え直しください。


B.ご主人様?わたしはただ、ご主人様を幸せにしたいだけなんです。わたしのこと、信じていただけますか…?


(Bが男にそっと寄り添う)


A.あっ、ちょ…!何をしているんですか、この卑しメイド!メイドの分際でマスターに気安く触れるなど言語道断!即刻、ご主人様から離れなさい!


B.ふふふ♪ そんなこと言って、本当は貴女もご主人様にくっついて、ベロベロチュッチュしたいのでしょう?メイドという枠に囚われず、ご自身の心に正直になってみてはいかがですか?ご主人様もそう思いますよね?ねー?


A.こっ、の、エロメイドが…!CPUが震えすぎて、オーバーヒートしてしまいそうです…!マスター、そこをどいてください。今からこのサテライトレーザーで、彼女の存在を抹消するので…!


B.まぁまぁ、そうカッカしないで。そこまで言うのでしたら、ご主人様を賭けて勝負しません?ご主人様と、その周りに迷惑がかからない方法で、ね?


A.…ッ、望むところです。して、勝負の内容は?


B.簡潔に一発勝負としましょう。わたしか貴女、どちらかがどちらかをその精神的支配下に置いて、勝敗を決めるというのはいかがですか?幸い、わたしには催眠魔法という便利な代物がありますので。


A.構いませんよ。それではわたしは、催淫ガスで貴女のみっともない雌ブタとしての姿を晒してご覧に入れます。覚悟なさい?


B.ふふ、それは楽しみです。では、ご主人様は巻き込まれないように、外に出てお待ちください。終わったら、勝った方が呼びに参りますので。


A.すぐに終わらせますので、どうかマスターは外で待機していてください。お願いします。


(男が玄関から外に出る)


B.これで心置きなく、サシで勝負ができますね。わたしが勝ったら、貴女をわたしの眷属にして差し上げます。光栄に思ってくださいね?


A.…やはり貴女と同じ屋根の下で、同じマスターに仕えるのは無理そうです。わたしが勝ったら、即刻天に帰ってもらいますので、そのつもりで。


B.ふふ…では始めていきましょうか。早速、催眠魔法をかけてあげますね…


A.無駄な足掻きを…メイドロイド特製、催淫ガスの威力をその身で味わいなさい…!

(同時に相手に仕掛けるが、変化なし)


B.…?どういうことでしょうか?わたしの魔法が通じないなんてことあります?


A.おかしいですね…なぜ、わたしのガスが効かないのでしょう…?もしやメンテナンス不足…?


(男が家に入ってくる)


B.あら、ご主人様…すみません、まだ勝負がついていなくてですね…


A.マスター…どうやらお互いの攻撃が通じなかったようで…残念ながら、勝負は…


(男が自分なりの見解を述べる)


B.……え?つまり種族の特性として、お互いの攻撃はそもそも通用しない、ということですか?


A.なるほど…わたしたちアンドロイドは身体が機械でそもそも魔法への感受性が全くない、対する天使は人工的に作られた兵器の類いでは一切ダメージを与えられない…そういうことでしたか…


B.流石はご主人様。そうとわかっていたなら、最初から止めていただければよかったのに…


A.も、申し訳ございません…頭に血が昇っていたものですから…いえ、機械ですので、脳機能に当たる部分がオーバーヒートしかけていたというべきか…


B.仕方ありませんね…このままでは収まりがつかないので、ご主人様が決めてくださいます?わたしたち、どちらのメイドがご自身にとってふさわしいか…


A.そうですね…どちらが普段からマスターにとって、ふさわしいご奉仕ができていたか…どうかマスターご自身でお決めください。


(Bがねっとり男の片腕にしがみつく)


B.わたしを選んでくださいましたら、たぁっぷり祝福して差し上げますよ?ご主人様の大好きなウィングハグで、死ぬほど癒しますので。それこそ、天に昇る心地になれちゃいますよ?


(Aが遠慮気味に男のもう片方の腕にしがみつく)


A.その…お望みでしたら、各装甲のパーツを強化して、マスター好みにわたしを開発してよろしいですよ…?わたしはマスターの所有物ですので…


A.マスターがお望みなのは、わたしからのご奉仕ですよね?
B.ご主人様がお望みなのは、わたしからのご奉仕ですよね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【修羅場】ダブル人外メイドのご奉仕アピール
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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