貴方は帰宅した妻の変態行為を察し、彼女にくすぐり攻撃を仕掛けて、その悪行を吐かせる。どうやら、彼女は近所に住む男子高校生のパンツをベランダから盗んできたようで…？

※淫魔さんのこの収集癖は、独身時代からの悪癖だったりする。結婚して多少はマシになっているものの、完全には直せない模様。

(おそるおそる家の中へ入る)


た、ただいま～…さーて、お風呂お風呂っと…


(夫に襟首をつかまれる)


わきゃっ！ちょ、何⁉ 急に襟首掴まないでよ！


え？な、何言ってるの？わたし、何も隠し事なんてしてないけど？


(くすぐり攻撃を食らう)


あひゃ、あひゃひゃ！ちょ、脇腹は駄目だって…！ほ、本気で苦しいからぁ…！あはは…！


(しばらく笑い転げる)


はぁ、はぁ…や、やっと終わった…死ぬかと思った…


…うぅ。だって～…淫魔の本能というか、直視したらやっぱり収集家(コレクター)の血が騒いじゃって…


いいじゃん！男子高校生のパンツ！そこのベランダに無防備に干してあったんだよ⁉ 思わず手に取っちゃうわたしの気持ちもわかってよ！


(夫からアイアンクローを食らう)


あだだ！ギブギブ！顔が、顔が潰れる！お願いだから、やめてぇぇぇ！


(アイアンクロー終わり)


あぁ～、もぅ～…わたしの美形な顔が歪んだらどうすんのさ～…


あ、うん…それはたしかに。魔法使えるし、それで修正すれば元通り…


…え⁉ 返しに行くの⁉ パンツを⁉ せっかくこの手で掴み取ったお宝なのに⁉


あ、あはは～…嘘嘘、冗談冗談…


ちゃんと元の持ち主のとこに返さなきゃだよね…それが人間のルールだし…うん…


(夫に連れられて、彼の家までパンツを返しに行った帰りの道中)


はぁ～…惜しかったなぁ、あの子のパンツ…すっごく良い匂いしてたのに…あれ、絶対運動してる子の匂いだったし…


も、もう流石に盗まないよぉ…旦那くんってば、わたしの信用なさすぎ。これでもちゃんと反省してるも～んだ…


あ、あああ～!!! 昔のこと、そんなにほじくり返さないでよぉ～！ちょっと魔が差しただけだったんです～！


うぅ…旦那くんの鬼、悪魔、人でなし…今日はいつにもまして、容赦なさすぎ…


(夫に胸まで抱き寄せられる)


わぷっ！だ、旦那くん…？ここ、お外だけど…？わたしのこと、抱いて平気…？


う、うん…そっか。でも、旦那くんの匂いは元々大好きだし…わたしの中では、スーパープレミアム殿堂入りを果たしてるっていうか…とにかく、旦那くんの匂いは特別だから…


…ごめん。ヤキモチ、妬かせちゃったね。お詫びにいっぱいクンカクンカしてあげる…


(夫の胸元に顔をうずめて、匂いを嗅ぐ)


～～ッ♡ すっごぉい…♡ 旦那くん、ちょっと汗かいてたんだぁ…おかげで余計にはかどる…♡


ふふっ…大好きな人の匂いは、汗だろうがニンニクだろうが、最高に興奮するスパイスみたいなものだから…つまり、旦那くんの全部が好きってこと♡


(興奮のあまり、夫を壁に押し付ける)


ふーっ、ふーっ♡ だ、旦那くん…♡ もう無理、我慢できない…♡ ここで、シよ…？


大丈夫…簡易結界張ってれば、少なくとも人間には目視されないから…家に帰る前にちょっとだけ味見させて♡


(嫁淫魔式ヘビー級ベロチュー)


ね、旦那くん…さっき、パンツ返しに行ったときに、男の子に死ぬほどガン飛ばしてたでしょ？彼、すっごくおびえてたよ？


ふふふ…ホントだよ。「うちの嫁がごめんなさい」って謝ってるときも、殺気と嫉妬が全身から思いっきりにじみ出てたからね。


そのせいでわたしも頭下げながらではあるけど、口元のにやけ抑えられなかったし…あ、盗んだこと自体はちゃんと反省してるから、そこは勘違いしないでね？


と、とにかく…なんやかんや、わたしのことが好きな旦那くんが可愛いなぁってこと。


だから今から、そんな可愛い旦那くんを気持ちよくしてあげる…さっきのお詫びとお礼を兼ねて、いっぱいギューってしてあげるからね♡

・台本（ゆるボイ！）
【発情嫁】男子高校生のパンツを盗んだ嫁淫魔のカミングアウトは脳が溶ける
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎