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公開日2023年12月12日 18:06
更新日2023年12月12日 18:06
文字数
1860文字(約 6分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
3 人
演者役柄
獣人の女
視聴者役柄
人間の男
場所
某所
あらすじ
毎夜、獣人たちの住む区域に、武人を名乗る一人の男が特攻を仕掛けていた。彼は獣人たちからも『獣狩りの武人』と呼ばれて恐れられており、応戦に来た獣人たちを打ち負かしては、片っ端から消臭スプレーをぶっ放していた。そんな彼の今日の相手は、腕に自信のある狼系の獣人のようで…?
本編
A.狼系獣人
B.虎系獣人
C.狐系獣人
A.よぉ、兄ちゃん…性懲りもなく、うちの縄張りで好き勝手暴れてくれてんじゃねえか。覚悟はできてんだろうなぁ?
A.くくっ…武人、ねぇ。今どき、そんなタイプの人間がいたこと自体、驚きだけどよ…なんで喧嘩を売る相手が毎回、アタシら獣人ばっかなんだ?
A.おいおい…そりゃ名誉毀損ってもんだぜ?体臭のこと言われても、元々こういう匂いなんだから、仕方ねぇだろ。
A.やなこった。人間の使う消臭剤なんざ、肌になじまねえし、頼まれたって使ってやるか。バーカ。
A.上等だ…売られた喧嘩は買わせてもらうぜ?まずはそのなまくら刀からへし折ってやるよ…!
(男と戦闘、少し押され気味になる)
A.ったくよぉ…!『獣狩りの武人』ってのは、一筋縄じゃいかねえな、おい…!
A.ざけんな…!誰が消臭剤なんかかけられてやるかよ…!そのスプレー缶、こっち寄越s……がっ…!
(男に打ち負かされる)
A.ってぇな…!何しやが、る…!
A.くっ…!誰が…!アタシはケモノだぜ?獣臭なんか除去されたら、ただの耳と尻尾のついたヒトメスになっちまうだろーがよ…!
A.それより…いいのか?んな、よそ見してて…誰かさんから背後から襲われたりしてな?
(男がBから強襲を食らう)
B.ふぅ…不意打ちは一応成功、か。大丈夫か?オオカミ娘…
A.来るのがおせーんだわ、虎女。うちのシマにあの『獣狩りの武人』が現れたんだぞ?もっと早くに到着しとけよ。
B.それは悪かったな。お前も戦士の一人なら、もう少し戦えると思ったんだが、見込み違いだったか?
A.うるせ。それだけ相手は強敵だっつーことだよ。二人同時に行くぞ。
B.あぁ。獣嫌いな彼をどうにかしてわからせる必要がありそうだ。まずは武力で完全に黙らせてやらねばな…!
(AB二人がかりで男と戦うが、またも押され始める)
A.ちっ…!やっぱつえぇ…!どういう戦闘技術持ってやがんだ、こいつ…!
B.あぁ…我々獣人と互角以上に立ち回ることのできる人間など聞いたことがない。これは想像以上だな…!
A.けど、ここで負けたら、あのやべえ感じのする消臭スプレーをかけられちまう…!そうなったら、アタシらはケモノとして終わり…!
B.あぁ…わたしもまだ、種族としてのアイデンティティを捨てる気にはなれんな。どうにかしてあの男を打ち倒さねば…
(Cがのこのこ戦場にやってくる)
C.おー、二人とも、ようやっとんなぁ。助けに来たで。
A.おい、女狐てめぇ!なにのんびり歩いてきてんだ!状況見て分かんねーのか!
B.ずいぶん余裕があるようだが…勝算でもあるのか?
C.ん?何言うとるんや。勝算も何も、もう勝負はウチらの勝ちで確定や。見てみぃ、彼のきつそうな様子…
A.…?おいおい…さっきまでの威勢はどうした?ずいぶん息が切れてんなぁ…?
B.これは…もしかして…
C.せや。二人も知っての通り、彼は獣臭が大の苦手でな。そのたびにウチらのシマに殴りこんでは、所かまわず消臭剤をぶちまけとったわけやけど、今回の長期戦でとうとう身体に限界がきたっちゅーわけや。そして彼へのトドメがそう、ウチのこの体臭や。
B.女狐、貴様…風呂には何日入っていない?数日やそこらというわけではあるまい?
A.女狐、てめぇ…!アタシらの鼻までひん曲がるだろーが!臭すぎなんだよ!加減しろバカ!
C.別にええやん。強大な敵を打ち倒すのに、多少の犠牲は付き物やろ?それにこの程度の匂い、消臭魔法でどうとにでもなるしな。てことで、今回のMVPのウチが武人さんをもらってくで。
A.いや、待てよ!最初に一番長く足止めしたアタシがMVPだろ!いっちゃん最後の美味しい所だけ持っていきやがって!だから、てめぇは狐なんだよ!いっぺん死ね!
B.待て。背後からの強襲で、彼に痛烈な一撃を食らわせたわたしこそがMVPにふさわしいのではないか?戦利品として彼をお持ち帰りする権利をそう簡単に譲るわけにはいかない。
C.あ~、も~、しゃーないなぁ。じゃあこうしよ。今から三人同時にくっついて、彼に獣臭の良さを分からせた奴の勝ちってことで。これで文句はあらへん?
A.ま、それならいいか……おい、そこで悶絶してる兄ちゃん。今から、アタシらの匂いをじっっっくり、嗅いでもらおうかぁ?
(Aが男に引っ付く)
B.悪く思うな…そもそも、毎回殴り込みをかけてくる貴様が悪いのだぞ?誰の匂いが一番好みかこの際、ハッキリしてもらう。
(Bが男に引っ付く)
C.遠慮せんでええんやで?ウチら、みーんなお兄さんのことは嫌いやないから…毎回、楽しいイベント持ってきてくれてありがとうやで。お礼に乙女の匂い、間近で存分に嗅がせたるから、いっぱい楽しみぃ。
A.アタシが一番いい匂いだよな?
B.わたしが一番いい匂いだろう?
C.ウチが一番ええ匂いやんな?
B.虎系獣人
C.狐系獣人
A.よぉ、兄ちゃん…性懲りもなく、うちの縄張りで好き勝手暴れてくれてんじゃねえか。覚悟はできてんだろうなぁ?
A.くくっ…武人、ねぇ。今どき、そんなタイプの人間がいたこと自体、驚きだけどよ…なんで喧嘩を売る相手が毎回、アタシら獣人ばっかなんだ?
A.おいおい…そりゃ名誉毀損ってもんだぜ?体臭のこと言われても、元々こういう匂いなんだから、仕方ねぇだろ。
A.やなこった。人間の使う消臭剤なんざ、肌になじまねえし、頼まれたって使ってやるか。バーカ。
A.上等だ…売られた喧嘩は買わせてもらうぜ?まずはそのなまくら刀からへし折ってやるよ…!
(男と戦闘、少し押され気味になる)
A.ったくよぉ…!『獣狩りの武人』ってのは、一筋縄じゃいかねえな、おい…!
A.ざけんな…!誰が消臭剤なんかかけられてやるかよ…!そのスプレー缶、こっち寄越s……がっ…!
(男に打ち負かされる)
A.ってぇな…!何しやが、る…!
A.くっ…!誰が…!アタシはケモノだぜ?獣臭なんか除去されたら、ただの耳と尻尾のついたヒトメスになっちまうだろーがよ…!
A.それより…いいのか?んな、よそ見してて…誰かさんから背後から襲われたりしてな?
(男がBから強襲を食らう)
B.ふぅ…不意打ちは一応成功、か。大丈夫か?オオカミ娘…
A.来るのがおせーんだわ、虎女。うちのシマにあの『獣狩りの武人』が現れたんだぞ?もっと早くに到着しとけよ。
B.それは悪かったな。お前も戦士の一人なら、もう少し戦えると思ったんだが、見込み違いだったか?
A.うるせ。それだけ相手は強敵だっつーことだよ。二人同時に行くぞ。
B.あぁ。獣嫌いな彼をどうにかしてわからせる必要がありそうだ。まずは武力で完全に黙らせてやらねばな…!
(AB二人がかりで男と戦うが、またも押され始める)
A.ちっ…!やっぱつえぇ…!どういう戦闘技術持ってやがんだ、こいつ…!
B.あぁ…我々獣人と互角以上に立ち回ることのできる人間など聞いたことがない。これは想像以上だな…!
A.けど、ここで負けたら、あのやべえ感じのする消臭スプレーをかけられちまう…!そうなったら、アタシらはケモノとして終わり…!
B.あぁ…わたしもまだ、種族としてのアイデンティティを捨てる気にはなれんな。どうにかしてあの男を打ち倒さねば…
(Cがのこのこ戦場にやってくる)
C.おー、二人とも、ようやっとんなぁ。助けに来たで。
A.おい、女狐てめぇ!なにのんびり歩いてきてんだ!状況見て分かんねーのか!
B.ずいぶん余裕があるようだが…勝算でもあるのか?
C.ん?何言うとるんや。勝算も何も、もう勝負はウチらの勝ちで確定や。見てみぃ、彼のきつそうな様子…
A.…?おいおい…さっきまでの威勢はどうした?ずいぶん息が切れてんなぁ…?
B.これは…もしかして…
C.せや。二人も知っての通り、彼は獣臭が大の苦手でな。そのたびにウチらのシマに殴りこんでは、所かまわず消臭剤をぶちまけとったわけやけど、今回の長期戦でとうとう身体に限界がきたっちゅーわけや。そして彼へのトドメがそう、ウチのこの体臭や。
B.女狐、貴様…風呂には何日入っていない?数日やそこらというわけではあるまい?
A.女狐、てめぇ…!アタシらの鼻までひん曲がるだろーが!臭すぎなんだよ!加減しろバカ!
C.別にええやん。強大な敵を打ち倒すのに、多少の犠牲は付き物やろ?それにこの程度の匂い、消臭魔法でどうとにでもなるしな。てことで、今回のMVPのウチが武人さんをもらってくで。
A.いや、待てよ!最初に一番長く足止めしたアタシがMVPだろ!いっちゃん最後の美味しい所だけ持っていきやがって!だから、てめぇは狐なんだよ!いっぺん死ね!
B.待て。背後からの強襲で、彼に痛烈な一撃を食らわせたわたしこそがMVPにふさわしいのではないか?戦利品として彼をお持ち帰りする権利をそう簡単に譲るわけにはいかない。
C.あ~、も~、しゃーないなぁ。じゃあこうしよ。今から三人同時にくっついて、彼に獣臭の良さを分からせた奴の勝ちってことで。これで文句はあらへん?
A.ま、それならいいか……おい、そこで悶絶してる兄ちゃん。今から、アタシらの匂いをじっっっくり、嗅いでもらおうかぁ?
(Aが男に引っ付く)
B.悪く思うな…そもそも、毎回殴り込みをかけてくる貴様が悪いのだぞ?誰の匂いが一番好みかこの際、ハッキリしてもらう。
(Bが男に引っ付く)
C.遠慮せんでええんやで?ウチら、みーんなお兄さんのことは嫌いやないから…毎回、楽しいイベント持ってきてくれてありがとうやで。お礼に乙女の匂い、間近で存分に嗅がせたるから、いっぱい楽しみぃ。
A.アタシが一番いい匂いだよな?
B.わたしが一番いい匂いだろう?
C.ウチが一番ええ匂いやんな?
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