女子高通いの貴女は、放課後よく近所のお姉さんの家にお邪魔していた。マイペースでのんびりとした雰囲気を持つお姉さんは、いつも貴女を心よく家に招き入れていた。その日もいつも通り、お茶とお菓子をいただきながら、雑談に興じていたのだが、彼女の雰囲気が少しばかり怪しくなっていて…？

(インターホンが鳴ったので、玄関のドアを開く)


おっ、いらっしゃ〜い。今日も学校お疲れ〜。


うん、いいよー。どーぞ、入って入って〜。


(彼女を部屋に招き入れる)


その辺、テキトーに掛けてて〜。今、お茶出すからさ〜。


(台所でお茶とお菓子を用意して戻ってくる)


はい、どーぞー。お菓子もあるから、たくさん食べてね〜。


いーよいーよ、これくらい。普段ボッチのお姉さんと仲良くしてくれてるお礼。遠慮しなくていーから。ね？


(茶菓子に手を伸ばしながら、雑談に興じる)


へ〜、そうなんだぁ…女子校の実態ってそんななんだね。初めて知った。あたしは普通に共学だったから…


あ〜、でもそれは分かる。男子の目がない時の女子って、たまにエグいよね。それは普通に共感だわ〜。


まぁ、でもそういう青春もありっちゃありだよね〜。あたし、学生時代はそんな友達多くなかったからさ〜。君と比べると、灰色の青春時代だったかも。


ふふ…まぁ、でも？今まさに君と友達になれてるし、別にいいかなって。声かけてくれてありがとね。


あはは〜…綺麗な人って、軽々しくそんなこと言っていいの？あたし、調子乗っちゃうよ？


調子、乗っちゃうって〜。こーんな可愛い、華のJKに綺麗だなんて言われたらさぁ…嬉しくて興奮しちゃうじゃん？


ん〜？彼氏？いきなりどったの？あたしの人間関係が気になる？


さぁ、ねぇ…？君はどっちだと思う？いる？いない？


(彼女の隣に移動)


当てられたら…お姉さんの好きなとこ、触っていいよ？


ふふっ…大当たり。彼氏なしの、成人女でーす。改めてよろしくね〜。てことで、ギュー♪


(抱き寄せる)


ねぇ…君、さっきから可愛すぎんだよね〜…いや、初めて会った時からずっと可愛いんだけど。


どういうことも何も、可愛いから可愛いって言ってるだけだけど？やっぱ女子高生って、成人女には出せない可愛さがあるわ〜。ホント、可愛い…


(匂いを嗅ぐ)


めっちゃいい匂いする…匂いフェチじゃなくても、これははかどるわ〜…


ほーら、身体こわばってんよ？リラックスリラックス…背中、トントンってしてあげっから…


(背中を優しく叩く)


ねぇ…さっきはなんで、あたしに彼氏いるか聞いたの？あたし、単純だから、そういう意味で捉えちゃうんだけど？


深い意味はない？ホント〜？でもいないって答えた時の君の顔、あからさまにホッとしてたよ〜？


あはは…お姉さんの気のせいって？じゃあそれ、本当だって証明できる？


とりあえず〜…前髪、ちょっと上げんね？ンッ…


(おでこに軽くキス)


…顔、真っ赤だね。おでこに軽く唇当てただけだよ？やっぱりあたしのこと、意識してる？


へ〜…素直に言えて偉いじゃん。だからって、逃がしたりしないんだけどさ。


…ちょっとだけ、お姉さんと遊ぼっか？流石に未成年に手ェ出したら犯罪だから、軽い火遊び程度にはなるけど…それともお姉さんとそーいうことするのは、嫌？


ふふっ、じゃあ決まり。ついでに君がこの先、悪い男に引っかからないテクも伝授してあげる…せっかくの二人っきりの時間、めいっぱい楽しも？

・台本（ゆるボイ！）
【百合】マイペースなお姉さんとのイケナイ時間
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎