家に帰った貴方が、同棲している獣人の彼女に浮気防止と称してマーキングされる…そんなお話。

おかえり、遅かったね。また残業？


そっか…いつもお疲れ様。今日も匂いチェック、させてもらうね…


(匂いを嗅ぐ)


ん…大丈夫そう。君の体臭しかしない。うん、浮気の線はゼロ…


ふふ、ごめん…でも心配だから。君が他の女の子に誘惑されるかもしれないし…それに君、流されやすいところあるから…


うん…わたしへの気持ちは本物だってことは十分、分かってる。でも、君は優しいから…他の子にそういう優しさを向けそうだなって、それで…


うん…分かった。頼ってくれてありがとう。その時は全力で引き止めるね…首元に噛みついてでも。


ふふ…大丈夫。君が浮気しなきゃいいだけの話だから…ね？


わたし？しないよ、そんなの。わたしの番いは君だけだもん。付き合った時から、そう決めてるから。


誘惑されたら？断るよ、当然。


しつこく誘われたら？そうだな…間違って噛み殺s、じゃなくて、迷惑だってハッキリ言うよ。


そ、そんな物騒なことしないから…わたしだって、ちゃんと人間社会のルールは覚えてるし…うん…


…待って。もうちょっと、このままでいさせて…


(匂いを嗅ぎ続ける)


好き…君のこと、好き。わたしの大好きな匂い…絶対に手放したくない…


わたし、君の匂いに包まれて幸せだよ…きっと君にこうしてギューってするために生まれてきたんだ…


大袈裟じゃないよ…わたしたち獣人族にとって、番いを見つけるっていうのは、とっても大切なことだから…


大好きな匂いをした人の子を孕む…それがわたしたちの本能的欲求で、子孫を残すための生存戦略だから。全然、大袈裟じゃないよ。


うん…分かってくれてありがと。悪いけどちょっとだけ、甘噛みさせて？


(首筋を甘噛み)


好き…もっと、もっとちょうだい…♡


君の身体に直接牙を立てるのも、自分のモノだっていう証をつけるためだから…マーキングっていうんだけど。


うん…君はわたしのモノ。君がよその子に浮気しないようにたくさん噛み跡と匂いをつけるんだ…♡


そう、浮気と寝取り防止…獣臭の漂った男に、ヒトメスは近寄らないだろうし…これでいいの。


ふふ…身体、ピクンピクンってなってる。可愛い…♡


(しばらく無言で甘噛み)


ねぇ…なんか衣服、邪魔だね？剥ぎ取っていい？


ダメ、待たない…もうこれ以上は我慢できないから…えいっ。


(彼の服を無理やり剥ぎ取る)


やっぱり刻み込むなら全身に、だよね…♡


あ、はは…おかしいな？発情期はついこの間、終わったはずなのに…君の、せいだよ…


うん…君のせい…君が魅力的すぎるのがいけないんだ…だから、思わず襲っちゃうのも仕方ないよね…


理性弱々な彼女でごめんね…？でも獣だから…本能に従うのは、自然の成り行きってことで、許してほしいな…


ありがとう…ずっと、わたしのモノでいてね？大好き、だよ…

・台本（ゆるボイ！）
【女性優位】獣人彼女の浮気&NTR防止マーキング
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎