- ファンタジー
- ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2564文字(約 8分33秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
騎士団長
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
内容としましては、女騎士団長が剣技を教わりに来た人物へと徐々に心惹かれていく、といった内容となっております。
本編
【ある日の朝、騎士団の詰所にて。】
こんにちは。貴方ですか?剣技を学びたいという方は・・・・・・。
私はここの騎士団の団長を任されている者です。
驚きましたか?団長が女だという事に。
確かに、戦いや遠征の時などは常に甲冑を付けているものですから間違われる時はありますね。
いえ、そもそも私は女であることを諦めた、と言いますか・・・・・・。
ああ、いえ。独り言です。
ただ、剣技を学びたいと言われても、私は騎士団として各地を奔走する身・・・・・・時として隣国に1か月程滞在する時もあります。
それでも私から教わりたい・・・・・・と?
ふふ、熱意に満ちていますね。
・・・・・・。
分かりました。貴方のその熱意に応じ、私の剣技をお教えしましょう。
では、早速明日の朝に来ていただけますか?
【次の日の朝、詰め所から出てすぐそばの開けた広場で。】
お早うございます。
では早速こちらを。
はい、木でできた練習用の剣です。
真剣では私も手加減ができませんから・・・・・・。
では、構えてください。
もっと脇を締めて、剣の先は前・・・・・・目の前の相手に向ける感じです。
足は半歩前に・・・・・・そうです。その体勢です。
真剣はこれよりももっと重いですよ?こんなので根を上げていたら剣技の習得なんてまだまだ先ですよ?
・・・・・・誰だって最初はそうです。
では取り合えず・・・・・・そうですね、素振りをお願いします。
私が止め、というまで繰り返してください。
・・・・・・。
止め!
疲れましたか?
今日のこの疲れも、続けていけば段々と感じなくなっていきますよ。
では今日はこのくらいにしましょうか。
これから騎士団と遠征の話をしなければなので・・・・・・。
暫くはこの時間は空いていますので、また明日来ていただければお教えしますよ?
・・・・・・フフ、はい。待っています。
あぁ、そうだ。
この練習用の剣を差し上げます。
重さは大体本物の剣と同じくらいなので、これを持って日常を過ごすだけでもよい訓練になると思いますよ。
では、また明日。
【次の日の朝、訓練の終了時。】
止め!
フフ、どうですか?
始めた頃よりも長い時間、素振りができるようになったと感じませんか?
貴方は筋がいい。
騎士団の人と比べても、指折りで筋が良いですよ。
日に日に素振りが美しくなっていきますね。
この調子ならば、私の名で騎士団へ勧誘したいくらいです。
次は早速、私と手合わせをしてみますか?
ウフフ、そんなに怯えないでください。勿論、手加減は致します。
怪我をしたら練習になりませんからね。
ですが、その・・・・・・ごめんなさい。
実は今日の夕方から遠征に行かなくてはいけなくなりまして・・・・・・。
そんなに長くは空けないのですが・・・・・・5日は帰ってきません。
それまで、素振りを欠かさずにしてくださいね?
では、今日はこれにて。
・・・・・・え?
遠征気を付けて、ですか?
あっ、はい!その・・・・・・ありがとう、ございます。
【5日後の朝、訓練場にて。】
お久しぶりです。
そんなに日数が経ったはずはないのですが、とても久しぶりに思えてしまいますね。
貴方も少し・・・・・・髪の毛が伸びましたか?
どことなく顔つきも凛々しくなりましたね。
さて、素振りですが・・・・・・ちゃんとしていましたか?
早速私に見せてください。
・・・・・・。
止め!
息も上がっておらず、汗も額に滲む程度・・・・・・成長しましたね。
この調子ならば、どこの騎士団にも入れるでしょう。団長である私が保証します。
ところで、なぜ貴方は剣技を学ぼうと思ったのですか?
・・・・・・。
えっ?冒険者になりたいのですか?
つまり、各地を巡って旅をしたいという事ですか?
・・・・・・そう、ですか。
では、もっと今から強くならないとですね。
各地には恐ろしい魔物がいます。猛毒を吐くやつや集団で襲ってくるもの、見上げる程の巨大で屈強なものもいます。
それだけではありません。山道にはならず者が根城としているところもあり、その者らから不意打ちをされるときもあるかもしれません。
だから、今よりももっと強くならないと・・・・・・冒険者になるのは先送りにすべきだと思いますよ。
はい、こちらこそ。これからもよろしくお願いしますね?
【次の日の朝。いつもの訓練場。】
お早うございます。
ん、その服似合っていますね。それも、上質な生地を使っているのですか?
どこで買ったのですか?
・・・・・・。
へぇ、知人から旅の選別に貰った、と。
良かったですね。
では今日は以前言っていた、手合わせをしてみましょうか。
本気で掛かってきてください。
フッ!ハッ!
踏み込みが甘い!そんなのだと大怪我を負いますよ!
もっと剣は素早く振る!それだと躱されますよ!
剣先が鈍ってます!敵は動くのですよ!
反応が遅い!そんなのだと・・・・・・ホラッ!
【同日の訓練後、介抱中。】
その、ごめんなさい。
まだズキズキしますか?
私としたことが、熱中してしまいました。
・・・・・・これが真剣でしたら貴方はもう死んでいたかもしれません。
私みたいに剣の扱いに慣れた者でも、時として命の危機を感じるような戦いもあります。
剣技を学ぶ以上、その危険は常に付きまといます。
冒険者なんて、危険すぎます。
隊列を組み、互い互いに守り合う事の出来る騎士とは比べ物にならないくらいに危険な目に合うでしょう。
だから・・・・・・冒険者なんかになるのは止めて、騎士になって私と共にこの国を護りませんか?
この国にも美しい景色が沢山あるのですよ?
騎士団の宿舎の近くに広場があるのです。
そしてそこに巨大な噴水があり、水しぶきが太陽の光に当たってキラキラとして息を呑む美しさなのですよ?
それだけではないです。
町を出て少し歩いた先には森があり、そこに美しい泉があるのです。時折そこに飛んでくる小鳥が綺麗で・・・・・・。
・・・・・・。
そうですか。そこまでして冒険者になりたいのですね。
わかりました。
では、せめて私よりも強くなれるよう、引き続き厳しく剣技をお教えしましょう。
また明日、お会いしましょう。
こんにちは。貴方ですか?剣技を学びたいという方は・・・・・・。
私はここの騎士団の団長を任されている者です。
驚きましたか?団長が女だという事に。
確かに、戦いや遠征の時などは常に甲冑を付けているものですから間違われる時はありますね。
いえ、そもそも私は女であることを諦めた、と言いますか・・・・・・。
ああ、いえ。独り言です。
ただ、剣技を学びたいと言われても、私は騎士団として各地を奔走する身・・・・・・時として隣国に1か月程滞在する時もあります。
それでも私から教わりたい・・・・・・と?
ふふ、熱意に満ちていますね。
・・・・・・。
分かりました。貴方のその熱意に応じ、私の剣技をお教えしましょう。
では、早速明日の朝に来ていただけますか?
【次の日の朝、詰め所から出てすぐそばの開けた広場で。】
お早うございます。
では早速こちらを。
はい、木でできた練習用の剣です。
真剣では私も手加減ができませんから・・・・・・。
では、構えてください。
もっと脇を締めて、剣の先は前・・・・・・目の前の相手に向ける感じです。
足は半歩前に・・・・・・そうです。その体勢です。
真剣はこれよりももっと重いですよ?こんなので根を上げていたら剣技の習得なんてまだまだ先ですよ?
・・・・・・誰だって最初はそうです。
では取り合えず・・・・・・そうですね、素振りをお願いします。
私が止め、というまで繰り返してください。
・・・・・・。
止め!
疲れましたか?
今日のこの疲れも、続けていけば段々と感じなくなっていきますよ。
では今日はこのくらいにしましょうか。
これから騎士団と遠征の話をしなければなので・・・・・・。
暫くはこの時間は空いていますので、また明日来ていただければお教えしますよ?
・・・・・・フフ、はい。待っています。
あぁ、そうだ。
この練習用の剣を差し上げます。
重さは大体本物の剣と同じくらいなので、これを持って日常を過ごすだけでもよい訓練になると思いますよ。
では、また明日。
【次の日の朝、訓練の終了時。】
止め!
フフ、どうですか?
始めた頃よりも長い時間、素振りができるようになったと感じませんか?
貴方は筋がいい。
騎士団の人と比べても、指折りで筋が良いですよ。
日に日に素振りが美しくなっていきますね。
この調子ならば、私の名で騎士団へ勧誘したいくらいです。
次は早速、私と手合わせをしてみますか?
ウフフ、そんなに怯えないでください。勿論、手加減は致します。
怪我をしたら練習になりませんからね。
ですが、その・・・・・・ごめんなさい。
実は今日の夕方から遠征に行かなくてはいけなくなりまして・・・・・・。
そんなに長くは空けないのですが・・・・・・5日は帰ってきません。
それまで、素振りを欠かさずにしてくださいね?
では、今日はこれにて。
・・・・・・え?
遠征気を付けて、ですか?
あっ、はい!その・・・・・・ありがとう、ございます。
【5日後の朝、訓練場にて。】
お久しぶりです。
そんなに日数が経ったはずはないのですが、とても久しぶりに思えてしまいますね。
貴方も少し・・・・・・髪の毛が伸びましたか?
どことなく顔つきも凛々しくなりましたね。
さて、素振りですが・・・・・・ちゃんとしていましたか?
早速私に見せてください。
・・・・・・。
止め!
息も上がっておらず、汗も額に滲む程度・・・・・・成長しましたね。
この調子ならば、どこの騎士団にも入れるでしょう。団長である私が保証します。
ところで、なぜ貴方は剣技を学ぼうと思ったのですか?
・・・・・・。
えっ?冒険者になりたいのですか?
つまり、各地を巡って旅をしたいという事ですか?
・・・・・・そう、ですか。
では、もっと今から強くならないとですね。
各地には恐ろしい魔物がいます。猛毒を吐くやつや集団で襲ってくるもの、見上げる程の巨大で屈強なものもいます。
それだけではありません。山道にはならず者が根城としているところもあり、その者らから不意打ちをされるときもあるかもしれません。
だから、今よりももっと強くならないと・・・・・・冒険者になるのは先送りにすべきだと思いますよ。
はい、こちらこそ。これからもよろしくお願いしますね?
【次の日の朝。いつもの訓練場。】
お早うございます。
ん、その服似合っていますね。それも、上質な生地を使っているのですか?
どこで買ったのですか?
・・・・・・。
へぇ、知人から旅の選別に貰った、と。
良かったですね。
では今日は以前言っていた、手合わせをしてみましょうか。
本気で掛かってきてください。
フッ!ハッ!
踏み込みが甘い!そんなのだと大怪我を負いますよ!
もっと剣は素早く振る!それだと躱されますよ!
剣先が鈍ってます!敵は動くのですよ!
反応が遅い!そんなのだと・・・・・・ホラッ!
【同日の訓練後、介抱中。】
その、ごめんなさい。
まだズキズキしますか?
私としたことが、熱中してしまいました。
・・・・・・これが真剣でしたら貴方はもう死んでいたかもしれません。
私みたいに剣の扱いに慣れた者でも、時として命の危機を感じるような戦いもあります。
剣技を学ぶ以上、その危険は常に付きまといます。
冒険者なんて、危険すぎます。
隊列を組み、互い互いに守り合う事の出来る騎士とは比べ物にならないくらいに危険な目に合うでしょう。
だから・・・・・・冒険者なんかになるのは止めて、騎士になって私と共にこの国を護りませんか?
この国にも美しい景色が沢山あるのですよ?
騎士団の宿舎の近くに広場があるのです。
そしてそこに巨大な噴水があり、水しぶきが太陽の光に当たってキラキラとして息を呑む美しさなのですよ?
それだけではないです。
町を出て少し歩いた先には森があり、そこに美しい泉があるのです。時折そこに飛んでくる小鳥が綺麗で・・・・・・。
・・・・・・。
そうですか。そこまでして冒険者になりたいのですね。
わかりました。
では、せめて私よりも強くなれるよう、引き続き厳しく剣技をお教えしましょう。
また明日、お会いしましょう。
クレジット
ライター情報
いつも閲覧ありがとうございます(^^)/
趣味で聴いているASMR、シチュボ系の動画等を盛り上げたいという思いと、自分の名を売りたいという下心を持って、フリー台本を書いております。
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各台本のタイトル、一部内容はは自由に変えてくださっても構いません。
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夢は1個800円の卵を毎日2個食べられる暮らしです。
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