- 監禁
- ファンタジー
- ヤンデレ
- ストーカー
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
3927文字(約 13分6秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
看板娘
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
内容としましては、道具屋の看板娘がお客さんの一人に一目ぼれし、暴走していって・・・・・・という内容となっております。
本編
【ある日の昼。】
(ガヤガヤ、という人々の喧騒)
いらっしゃーい!いらっしゃーい!
この町一番の道具屋ですよー!
質のいい薬草に、安くてお得な解毒剤。
いつもなら高い秘薬が、今ならお得に買えますよー!
あっ!こんにちは!
今日も来てくれたんだね。
嬉しいなぁ。
今日はなにを買いに来たの?
・・・・・・。
ふむふむ。分かりました!
実は丁度、今朝新しく入ったのがあるの!
(ゴソゴソ、と何かをかき分けるような音)
お父さんには最初に昨日仕入れたのを先に売るように言われているんだけど・・・・・・。
昨日のはもう殆ど売り切ったし、お兄さんにはいつもお世話になってるから・・・・・・。
はいっ、どうぞ!
ううん、遠慮なんかしないで!
代わりに、またここに買いに来てくれると嬉しい、な。
(チャリン、という硬貨の音)
ん、お代確かに受け取ったよ。
これからまた魔物退治に?
・・・・・・そっか。
最近、行商人の人から噂話程度で耳にした話なんだけどね。
強い魔物が出たんだって。
あ、そうだっ。
これ、よかったら付けていって!
私のお古で汚れてるところがあるけれど、ネックレス型の魔物避けだよ!
お父さんがまだ行商人として町を転々としていた頃に、私に持たせてくれたんだ。
首に掛ける事で効果が出るから、身の危険を感じたらスグに付けてね!
え?お代?
いらないよっ!これは私の普段の感謝の気持ち!
だから、その・・・・・・無事に帰って来てね?
【別日、道具屋の前にて】
(ガヤガヤ、という喧騒)
いらっしゃい!いらっしゃーい!
今日は新しい薬を置いてますよー!
寒気や鼻水、眠れない夜にこれを飲めばみるみる内にそれらが消えていきますよー!
あっ、こんにちは!
あ、お守り・・・・・・付けてくれてるんだね。
嬉しい!
そうだ、よかったらコレ・・・・・・今日からお店で出している薬なんだけど・・・・・・。
いいよっ!お代なんて!
それに、これで貴方の体の調子が良くなってくれたら私も嬉しいですし!
願わくば、今後ともこの道具屋を贔屓にしてくれたらなー、なんて。
お父さんも、お客さんとの信頼関係が大事って言っていたし、これはお兄さんへの投資、ってことで!
そういえば、今日の御用は?
いつもの道具の補充?それにしては前からそんなに日にちも立っていないし・・・・・・。
(聞こえていた喧騒が鎮まるような内情)
・・・・・・え?
指輪を買いに?
誰かにあげるの?
そう、なんだ。
あはは、彼女さんなんていたんですねー!
いたん、ですね・・・・・・。
・・・・・・あ、指輪はその・・・・・・昔はお父さんが扱ってたんですけど、今は分からないです。
今度貴方が来る時までに聞いておくね!
それじゃあ、また。
(遠ざかる足音)
私、お兄さんの事何にも知らなかったんだね。
【別日、道具屋にて。】
(ガヤガヤ、という喧騒)
いらっしゃーい!いらっしゃーい!
今日は長旅のお供、干し肉を置いてますよー!
噛むほどにジュワっと肉汁が湧き出て美味しい干し肉、いかがですかー!
スープの下味なんかにもオススメです!お家に一枚いかがですかー!
1枚より2枚、2枚より3枚!買えば買う程お得になるお値段ですよ!
あ、お兄さんこんにちわ!
いつも贔屓にしてくれてありがとう!
今日は何の・・・・・・って、指輪の事だよね?
お父さんに聞いてみたんだけど、今は取り扱ってないみたい。
あっ、でも!近いうちに2号店を出す予定で、そこで指輪や装飾品なんかを取り扱うみたい!
・・・・・・。
(喧騒が少し鎮まるイメージ)
お兄さんの家って、あそこにあったんだね。
ここの道具屋から結構な距離の所にあったんだね。
朝起きたらまずお水を一杯飲んで、朝ごはんを食べていつも決まった時間に家を出る。
靴はいつも決まって右足から履いているんだね。知らなかったなぁ。
そして、彼女さん綺麗だね。あの人の指に、指輪が・・・・・・。
あの人はお兄さんの事をどこまで知っているのかな?
私はお兄さんの使う道具と日常の癖、好みから嫌いな物まで知ってるよ。
・・・・・・あ、ごめんなさい。貴方の事ばかり知るというのは不公平ですよね。
私は朝起きたらまず道具の在庫を確認して今日何をイチオシにして売るのかを決めて、それから朝ごはん。ふわふわのオムレツが好きでよく食べているんだぁ。一緒にミルクをよく飲んでいてとても合うんだよ?今度お兄さんと一緒に食べたいなぁ。それからお店に立ってお店の前を歩いていく色々な人に宣伝をしていくの。時折お兄さんの顔が頭に浮かんでは、今日も来てくれるかなぁ、なんて考えながら町の人の顔を眺めたり、お兄さんに似た人を見かけては間違えて声を掛けたりしているの。(気持ち早口で言って頂けると)
はぁ・・・・・・(恍惚感を湛えた溜息)、そんな時に見つけたお兄さんの姿はとてもキラキラと眩しくて・・・・・・。
あ、ごめん。一人で喋っちゃって。
そうだ!お父さんから2号店の運営をしてみないか、と言われたの!
だから、今まで支えてくれたお兄さんには私の夢が叶ったその日、オープン初日に是非立ち会って欲しくてさ。
・・・・・・だめ、かな?
彼女さんとの約束とかがあったりした、かな?
・・・・・・。
あ、ありがとう!
それじゃあ3日後がその日だから、待ってるね!
【別日、二号店前】
(チュンチュン、という鳥の鳴き声)
あ、お兄さん!
(駆け寄ってくる足音)
来てくれたんだ!
どうどう?この外観!
お父さんのお店程じゃないかもだけど、綺麗でしょ?
ここから大きくしていって、私もお父さんみたいに・・・・・・。
・・・・・・その、ごめん。
実は、今日がオープン初日というのは嘘なんだ。
一番最初にお兄さんに見せたくて・・・・・・。
嘘をついてしまってごめんなさい。
お詫びに、この間お兄さんが言っていた指輪を用意したからさ、中で渡すよ。
さ、入って入って。
【同日同時刻、店内に。】
(キィ、バタム。というドアの開閉音)
どう?
といっても、まだ商品は置いてないからガランとしているけどね。
でもでもっ、ここに色んな商品が並んで、沢山の人がそれを買ってくれる姿を想像すると・・・・・・えへへ。
そうだ、商品ならもうここの地下に置いてあるの!
良かったら見て行かない?
指輪も入荷しているからさ、もし気に入ったのを見つけたらそのまま持っていっちゃってもいいよっ。
【同日同時刻、地下室に】
(コツコツ、と少し反響する足音)
その、お兄さんって・・・・・・私の事、どう思っているの?
私はお兄さんの事、好きですよ?
私、お兄さんに出会うまでは立派な商人になりたいと思ってがむしゃらに頑張ってきたの。
男の人になんて興味は無かった。
だから、道具屋の看板娘として男の人、女の人、誰にでも関係なく話しかける事が出来た。
これも夢である立派な商人になるため、と思って毎日色んな人に声を掛けた。
でも、お兄さんを見て初めて言葉が詰まってしまったの。
何を言えばいいのかわからなくなって、何をすればいいのか分からなくなって、それから・・・・・・。
とても素敵な人だなぁ、って。
(キィ、と扉を開く音)
どうぞっ!指輪ならあの箱の中に入っているのでゆっくり見てね。
(バタム、と扉の閉まる音)
・・・・・・
お兄さんが好きになる程の女性。
きっと、素敵な人なんだろうね。
・・・・・・でも、私は諦めたくない。
お兄さんを、あの人から奪いたい。私だけのものにしたい。ずっと私と一緒にいて欲しい。
だから・・・・・・。
(ブン、と何かが風を切って振られる音)
(ドコン、と後頭部にそれがぶつかる音)
ごめんなさい。
【別日、地下室にて。】
(シン、と静まり返った中にコツコツ、と足音が近づいてくる)
(キィ、と扉が開く音)
あ、目が覚めたんだね。
おはよう、お兄さん。
あ、体は下手に動かさない方が良いよ?
手足に重りを付けているから、怪我しちゃうよ。
・・・・・・そんな顔をしてどうしたの?
あ、お店の事なら心配しないで!
今は休憩時間を使っているから、大丈夫だよ。
たとえ休憩時間じゃなくても、他の人に頼めばある程度融通は利くけどね。
えへへ、オープン初日からたっくさんの人が来てくれてね。上はすっごい賑わっているんだよ?
この調子なら、あっという間に今よりもお店を大きくできるかも。
そうしたら、今の地下室からもっといい部屋にお兄さんを移して、お兄さんと今よりも長い時間一緒に居れるようになるかも!
・・・・・・。
ここからなんて出さないよ?
どうしてもというなら・・・・・・
お兄さんを殺して私も死ぬよ。(感情が消えた、ドスの効いた声で言って頂けると)
そうしたら、あの世でもまだ一緒にいれるよね?(一転して嬉しそうに言って頂けると)
お兄さんの彼女だった人も、あの世だったら追って来れないもんね。
そうだ、お兄さんに用意したのがあるの!
(ゴソゴソ、と布を触るような音)
はい、指輪だよ。
ほら、私とお揃いなんだよ?
これで、仮にどっちかが先に死んじゃっても、これを目印に探せるね。
じゃあ、指に嵌めるね。
そんな風に抵抗しても、その重り重いでしょ?・・・・・・ほら指に嵌っちゃった。
うふふ、綺麗。
(スリスリ、と手と手が触れ合う音)
私の手と違って、ゴツゴツとしておっきな手。
一生、ううん。
死んでもずっと、一緒にいようね?
私の、旦那様。
一生、ううん。
死んでもずっと、一緒にいようね?
私の、旦那様。
(ガヤガヤ、という人々の喧騒)
いらっしゃーい!いらっしゃーい!
この町一番の道具屋ですよー!
質のいい薬草に、安くてお得な解毒剤。
いつもなら高い秘薬が、今ならお得に買えますよー!
あっ!こんにちは!
今日も来てくれたんだね。
嬉しいなぁ。
今日はなにを買いに来たの?
・・・・・・。
ふむふむ。分かりました!
実は丁度、今朝新しく入ったのがあるの!
(ゴソゴソ、と何かをかき分けるような音)
お父さんには最初に昨日仕入れたのを先に売るように言われているんだけど・・・・・・。
昨日のはもう殆ど売り切ったし、お兄さんにはいつもお世話になってるから・・・・・・。
はいっ、どうぞ!
ううん、遠慮なんかしないで!
代わりに、またここに買いに来てくれると嬉しい、な。
(チャリン、という硬貨の音)
ん、お代確かに受け取ったよ。
これからまた魔物退治に?
・・・・・・そっか。
最近、行商人の人から噂話程度で耳にした話なんだけどね。
強い魔物が出たんだって。
あ、そうだっ。
これ、よかったら付けていって!
私のお古で汚れてるところがあるけれど、ネックレス型の魔物避けだよ!
お父さんがまだ行商人として町を転々としていた頃に、私に持たせてくれたんだ。
首に掛ける事で効果が出るから、身の危険を感じたらスグに付けてね!
え?お代?
いらないよっ!これは私の普段の感謝の気持ち!
だから、その・・・・・・無事に帰って来てね?
【別日、道具屋の前にて】
(ガヤガヤ、という喧騒)
いらっしゃい!いらっしゃーい!
今日は新しい薬を置いてますよー!
寒気や鼻水、眠れない夜にこれを飲めばみるみる内にそれらが消えていきますよー!
あっ、こんにちは!
あ、お守り・・・・・・付けてくれてるんだね。
嬉しい!
そうだ、よかったらコレ・・・・・・今日からお店で出している薬なんだけど・・・・・・。
いいよっ!お代なんて!
それに、これで貴方の体の調子が良くなってくれたら私も嬉しいですし!
願わくば、今後ともこの道具屋を贔屓にしてくれたらなー、なんて。
お父さんも、お客さんとの信頼関係が大事って言っていたし、これはお兄さんへの投資、ってことで!
そういえば、今日の御用は?
いつもの道具の補充?それにしては前からそんなに日にちも立っていないし・・・・・・。
(聞こえていた喧騒が鎮まるような内情)
・・・・・・え?
指輪を買いに?
誰かにあげるの?
そう、なんだ。
あはは、彼女さんなんていたんですねー!
いたん、ですね・・・・・・。
・・・・・・あ、指輪はその・・・・・・昔はお父さんが扱ってたんですけど、今は分からないです。
今度貴方が来る時までに聞いておくね!
それじゃあ、また。
(遠ざかる足音)
私、お兄さんの事何にも知らなかったんだね。
【別日、道具屋にて。】
(ガヤガヤ、という喧騒)
いらっしゃーい!いらっしゃーい!
今日は長旅のお供、干し肉を置いてますよー!
噛むほどにジュワっと肉汁が湧き出て美味しい干し肉、いかがですかー!
スープの下味なんかにもオススメです!お家に一枚いかがですかー!
1枚より2枚、2枚より3枚!買えば買う程お得になるお値段ですよ!
あ、お兄さんこんにちわ!
いつも贔屓にしてくれてありがとう!
今日は何の・・・・・・って、指輪の事だよね?
お父さんに聞いてみたんだけど、今は取り扱ってないみたい。
あっ、でも!近いうちに2号店を出す予定で、そこで指輪や装飾品なんかを取り扱うみたい!
・・・・・・。
(喧騒が少し鎮まるイメージ)
お兄さんの家って、あそこにあったんだね。
ここの道具屋から結構な距離の所にあったんだね。
朝起きたらまずお水を一杯飲んで、朝ごはんを食べていつも決まった時間に家を出る。
靴はいつも決まって右足から履いているんだね。知らなかったなぁ。
そして、彼女さん綺麗だね。あの人の指に、指輪が・・・・・・。
あの人はお兄さんの事をどこまで知っているのかな?
私はお兄さんの使う道具と日常の癖、好みから嫌いな物まで知ってるよ。
・・・・・・あ、ごめんなさい。貴方の事ばかり知るというのは不公平ですよね。
私は朝起きたらまず道具の在庫を確認して今日何をイチオシにして売るのかを決めて、それから朝ごはん。ふわふわのオムレツが好きでよく食べているんだぁ。一緒にミルクをよく飲んでいてとても合うんだよ?今度お兄さんと一緒に食べたいなぁ。それからお店に立ってお店の前を歩いていく色々な人に宣伝をしていくの。時折お兄さんの顔が頭に浮かんでは、今日も来てくれるかなぁ、なんて考えながら町の人の顔を眺めたり、お兄さんに似た人を見かけては間違えて声を掛けたりしているの。(気持ち早口で言って頂けると)
はぁ・・・・・・(恍惚感を湛えた溜息)、そんな時に見つけたお兄さんの姿はとてもキラキラと眩しくて・・・・・・。
あ、ごめん。一人で喋っちゃって。
そうだ!お父さんから2号店の運営をしてみないか、と言われたの!
だから、今まで支えてくれたお兄さんには私の夢が叶ったその日、オープン初日に是非立ち会って欲しくてさ。
・・・・・・だめ、かな?
彼女さんとの約束とかがあったりした、かな?
・・・・・・。
あ、ありがとう!
それじゃあ3日後がその日だから、待ってるね!
【別日、二号店前】
(チュンチュン、という鳥の鳴き声)
あ、お兄さん!
(駆け寄ってくる足音)
来てくれたんだ!
どうどう?この外観!
お父さんのお店程じゃないかもだけど、綺麗でしょ?
ここから大きくしていって、私もお父さんみたいに・・・・・・。
・・・・・・その、ごめん。
実は、今日がオープン初日というのは嘘なんだ。
一番最初にお兄さんに見せたくて・・・・・・。
嘘をついてしまってごめんなさい。
お詫びに、この間お兄さんが言っていた指輪を用意したからさ、中で渡すよ。
さ、入って入って。
【同日同時刻、店内に。】
(キィ、バタム。というドアの開閉音)
どう?
といっても、まだ商品は置いてないからガランとしているけどね。
でもでもっ、ここに色んな商品が並んで、沢山の人がそれを買ってくれる姿を想像すると・・・・・・えへへ。
そうだ、商品ならもうここの地下に置いてあるの!
良かったら見て行かない?
指輪も入荷しているからさ、もし気に入ったのを見つけたらそのまま持っていっちゃってもいいよっ。
【同日同時刻、地下室に】
(コツコツ、と少し反響する足音)
その、お兄さんって・・・・・・私の事、どう思っているの?
私はお兄さんの事、好きですよ?
私、お兄さんに出会うまでは立派な商人になりたいと思ってがむしゃらに頑張ってきたの。
男の人になんて興味は無かった。
だから、道具屋の看板娘として男の人、女の人、誰にでも関係なく話しかける事が出来た。
これも夢である立派な商人になるため、と思って毎日色んな人に声を掛けた。
でも、お兄さんを見て初めて言葉が詰まってしまったの。
何を言えばいいのかわからなくなって、何をすればいいのか分からなくなって、それから・・・・・・。
とても素敵な人だなぁ、って。
(キィ、と扉を開く音)
どうぞっ!指輪ならあの箱の中に入っているのでゆっくり見てね。
(バタム、と扉の閉まる音)
・・・・・・
お兄さんが好きになる程の女性。
きっと、素敵な人なんだろうね。
・・・・・・でも、私は諦めたくない。
お兄さんを、あの人から奪いたい。私だけのものにしたい。ずっと私と一緒にいて欲しい。
だから・・・・・・。
(ブン、と何かが風を切って振られる音)
(ドコン、と後頭部にそれがぶつかる音)
ごめんなさい。
【別日、地下室にて。】
(シン、と静まり返った中にコツコツ、と足音が近づいてくる)
(キィ、と扉が開く音)
あ、目が覚めたんだね。
おはよう、お兄さん。
あ、体は下手に動かさない方が良いよ?
手足に重りを付けているから、怪我しちゃうよ。
・・・・・・そんな顔をしてどうしたの?
あ、お店の事なら心配しないで!
今は休憩時間を使っているから、大丈夫だよ。
たとえ休憩時間じゃなくても、他の人に頼めばある程度融通は利くけどね。
えへへ、オープン初日からたっくさんの人が来てくれてね。上はすっごい賑わっているんだよ?
この調子なら、あっという間に今よりもお店を大きくできるかも。
そうしたら、今の地下室からもっといい部屋にお兄さんを移して、お兄さんと今よりも長い時間一緒に居れるようになるかも!
・・・・・・。
ここからなんて出さないよ?
どうしてもというなら・・・・・・
お兄さんを殺して私も死ぬよ。(感情が消えた、ドスの効いた声で言って頂けると)
そうしたら、あの世でもまだ一緒にいれるよね?(一転して嬉しそうに言って頂けると)
お兄さんの彼女だった人も、あの世だったら追って来れないもんね。
そうだ、お兄さんに用意したのがあるの!
(ゴソゴソ、と布を触るような音)
はい、指輪だよ。
ほら、私とお揃いなんだよ?
これで、仮にどっちかが先に死んじゃっても、これを目印に探せるね。
じゃあ、指に嵌めるね。
そんな風に抵抗しても、その重り重いでしょ?・・・・・・ほら指に嵌っちゃった。
うふふ、綺麗。
(スリスリ、と手と手が触れ合う音)
私の手と違って、ゴツゴツとしておっきな手。
一生、ううん。
死んでもずっと、一緒にいようね?
私の、旦那様。
一生、ううん。
死んでもずっと、一緒にいようね?
私の、旦那様。
クレジット
ライター情報
いつも閲覧ありがとうございます(^^)/
趣味で聴いているASMR、シチュボ系の動画等を盛り上げたいという思いと、自分の名を売りたいという下心を持って、フリー台本を書いております。
私の名前をサムネ、又は概要欄にて載せて頂ければ、広告の有り無しに関わらず自由に使って頂けるととても嬉しいです(^^)/
各台本のタイトル、一部内容はは自由に変えてくださっても構いません。
顔アイコンはTTIさん「@tti_design」の絵を拝借しております。
夢は1個800円の卵を毎日2個食べられる暮らしです。
趣味で聴いているASMR、シチュボ系の動画等を盛り上げたいという思いと、自分の名を売りたいという下心を持って、フリー台本を書いております。
私の名前をサムネ、又は概要欄にて載せて頂ければ、広告の有り無しに関わらず自由に使って頂けるととても嬉しいです(^^)/
各台本のタイトル、一部内容はは自由に変えてくださっても構いません。
顔アイコンはTTIさん「@tti_design」の絵を拝借しております。
夢は1個800円の卵を毎日2個食べられる暮らしです。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
一ノ清 カズスケ の投稿台本(最大10件)