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拷問耐性があってもご褒美尋問耳かきには敗けてしまう
written by トラクベルク
  • 監禁
  • 尋問
  • 軍人
  • サディスト
公開日2024年02月26日 01:04 更新日2024年02月26日 01:04
文字数
2101文字(約 7分1秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
敵国に捕まってしまった捕虜
視聴者役柄
敵国の女軍人
場所
牢屋
あらすじ
戦争中に敵国に捕まって捕虜となってしまった男は
数々の拷問を耐えて敵に情報を与えなかった。
だが、今日やってきたのは軍人は拷問をせずにご褒美として耳かきをすると言ってきた。
本編
お前がなかなか口を割らないという敵国の捕虜か。
お前が我が国にとって有益な情報を持っているのは調べがついている。
だが、数々の拷問を受けてなお、その情報はおろか何も話そうとしないと担当の拷問官が嘆いていたぞ。
中には常人ではとても我慢できないであろう痛みを伴うものもあったというのにその精神力には感心する。
おっと、そう睨むな。
確かに私はお前からその情報を聞き出そうとここに来たが今までの奴らのような事はしない。
むしろ、ここまで耐えきったお前に対しての褒美と捉えて貰っても構わない。

フフッ、褒美などと言われても信用できないよな。
安心しろ。
今日は拷問ではなく、尋問に近い。
ただ、私がお前に質問するから、それに答えてくれればいい。
勿論、答えたくなければ答えなくてもいい。
ただし、この尋問ではこれを使わせてもらうがな。

(耳かき棒をだす)
そう。
耳かき棒だ。
今からお前に耳かきをする。
言っただろ?
これはここまで耐えきったお前に対しての褒美だと。

ほら、どちらの耳でも良いから上にむけろ。
ベッドに拘束されているとはいえ、それぐらい出来るだろ?
抵抗…するか…。
仕方ない。

(頭を持って膝の上に頭をのせる時の音)
(左耳もしくは右耳上)

何を驚いている?
お前が言う事を聞かないから私が膝枕をして強制的に耳かきをしやすい体勢にしたのだ。
私はあまり焦らすのは好きではない。
早速、始めていくぞ。

(耳かき開始)

どうだ?気持ちいいか?
気持ちよくない…か。
だが、口ではそういっていてもお前の顔は気持ちよさそうにしているぞ。
フフッ、身体は正直だな。

さて、そろそろ尋問を始めていくぞ。
まずはお前の国の作戦を知っている範囲で教えて貰おうか?
…だんまりか。

じゃあ、お前が食べ物でも教えて貰えるか?
何故、そんなことを聞くか分からないか?
言ったはずだ。
今日はお前への褒美だと。
どうせお前は何も話す気はないんだろ?
なら、質問の内容などなんでもいい。
どうだ?この情報なら教えてくれるか?

これも教えてくれないか…。
やはりまだ警戒しているのだな。

それにしてもお前の耳、随分と耳垢が溜まっているぞ。
捕虜となる前からやっていなかったのではないか?
…やはりな。
やりすぎも問題だが、やらないのも問題だぞ。
だが、私の質問にやっと答えてくれたな。
…フフッ、少しずつ私に心を開いてくれているのかな?

そんなに強く違うと言わなくてもいいと思うのだが…。
まぁ、いい。

(耳かき終了)
(耳に息吹きかけ)

耳ふー、気持ち良かったのか?
顔がとろけているぞ。
そう、否定しなくてもいい。
何せ、これはお前への褒美なのだから。

(耳に息吹きかけ)

フフッ、耳ふー、気持ちいいならもっとやってやるぞ。
…そうか。
お前がそういうのなら仕方ない。
こっちの耳は終わろう。

反対の耳をするから頭、動かすぞ。

(頭を逆にする)
(左耳もしくは右耳上)

(耳に息吹きかけ)

すまんな。
こっちの耳も耳ふー気持ちいいのかと思ってな。
確認したくてついやってしまった。
すまんな。

では、こちらの耳かき始めていくぞ。

(耳かき開始)

やはり、こちらも耳垢が溜まっているな。
少しずつ耳垢を取っていこう。
……やはり気持ちよさそうな顔をしているな。
いい加減認めたらどうだ?
耳かきが気持ちいいと。
…まだ認めないのか。
でも、お前はここらへんをカリ…カリ…とかいてやると…
ほら、気持ちよさそうな顔をする。
…フフッ、やっと認めたな。

…さっきも聞いたが何か我が国に有益となる情報を教えて貰えないだろうか?
やはり、それは出来ないっか…
なに、お前の尋問をするために色々と無理をしてな。
どんな些細な情報でもいいから持ち帰らないと小言を言われるだろうなと思っただけだ。

うん?
何故、私がそこまでしてお前に耳かきをするか、だと?
…そうだな、実は私も昔捕虜となったことがあってな。
その時に優しい看守がいてその人に良くしてもらったんだ。
だから、私もその人のようにしたいと思った。
それだけだ。

……お前。
今、話したのはお前の国の作戦についての情報だろ?
何故、話した?
気まぐれ?
フフッ、そういうことにしておこう。

では、礼としてお前の気持ちいい場所をいっぱいかいてやろう。
カリ…カリ……カリ…カリ……


(耳かき終了)
(耳に息吹きかけ)

十分、耳かきは行った。
そろそろ終わろう。
そう名残惜しそうな顔をするな。
近いうちにまた私は来ることになるだろう。
なにせ、お前から初めて有益な情報を聞き出したんだからな。
だから、それまでは…

(耳に息吹きかけ)

この余韻に浸っていろ。

(頭を膝から降ろす)
(耳の向きが直る)

また、しばらくは前と同じ拷問が続くかもしれん。
私が言えた立場ではないが…それに耐えたらまた褒美としてまた耳かきでもしてやろう。
……今日、お前と少しではあるが話せて楽しかったぞ。
では、またな。








(ここからは聞き手の捕虜がいない場面の為、読むかはお任せいたします)

カツカツ(足音)

フフッ、ハッハッハ
馬鹿な奴だ。
優しく耳かきしてやっただけで情報を話すとはな。
辛い拷問も今回の耳かきもこの私の計画だと知らずに。
私が捕虜になったことがある、などという嘘も信じて。
本当に馬鹿な奴だ。
だが、今回で私に少なからず心を開いただろう。
次も私が優しく甘やかして私にならなんでも話すように調教してやる。
あぁ、本当に次会うのが楽しみだよ。
フフッ、ハッハッハ
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
拷問耐性があってもご褒美尋問耳かきには敗けてしまう
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
トラクベルク
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