- ファンタジー
- ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
3109文字(約 10分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女海賊
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
あらすじとしましては「とある酒場で働いていると、海賊の御一行が来てそこの女船長が・・・・・・」といった内容となっております。
キャライメージは「妄想がものすごいオラオラ海賊」です。
キャライメージは「妄想がものすごいオラオラ海賊」です。
本編
【ある日の晩、酒場にて】
おーう、また来たぞー。
野郎も合わせて50人。席、空いてるか?
そうか。
よぅし、野郎ども入れ!
(人々の喧騒)
マスター、取り合えず人数分の酒と肉を頼むな。
(近づく足音)
(椅子に座る音)
ん、っと。
お・・・・・・?
兄ちゃん、初めて見る顔だね。
マスター!新しく入った子かい?
・・・・・・へぇ、そうなんだ。
つい最近働き始めたんだねぇ。
んじゃ、自己紹介しとこうかね。
あたしは、あの野郎どもと一緒に海賊をしてる者さ。
この島や国境に来る船を見張ったり、新しい大陸に行ったり、大砲をぶっ放したり。
まぁ、色々してる。
海はいいぞ。魚は採りたてを食えるし、なにより、なんの壁も無くてどこまでも青いんだ。
まぁ、野郎どもがむさ苦しいけどね。
ふふ、どうだ?一緒に来ないか?
なぁんだよ、マスター。いいじゃないか。
はは、人手が足りてないんだな。
んじゃ、今はやめておくか。
(近づいてくる足音)
お、来た来た。
(食器の置かれる音、2回。)
これこれ。
肉厚のステーキに、ジョッキの酒。
んく、んく。(飲料音)
ぷはぁ!
くぅ・・・・・・これの為に生きてるんだよ。
んぐ、んぐ。(咀嚼音)
あぁ、美味い。
マスター、今日のも美味いよ。いつもありがとね。
あ、兄ちゃん。酒のお代わり頼むよ。
(歩く足音)
ん。ありがとね。
んく、んく。(飲料音)
くぅ・・・・・・。
兄ちゃんも、一切れどうだい?
こういうのは楽しく騒ぎながら食うのが一番さ。
いいよいいよ、遠慮なんかしないで食ってくれよ。
・・・・・・ふふ。美味そうに食うんだねぇ。
よく見ると・・・・・・兄ちゃん、可愛い顔をしてるじゃないか。
眉毛、ふさふさしてるねぇ。
んお?頬も、結構柔らかいじゃないか。
いっそ、攫っちまいたいよ。
ふふ。冗談さ。
ところで、兄ちゃんは彼女とか居るのかい?
いるんだろぉ?恥ずかしがらなくてもいいじゃないか。
んー?居ないのかー?
ほんとかぁ?
んじゃ、あたしの物にしたいねぇ。
・・・・・・あはは、そんなに慌ててるって事は、ちょーっとは考えてくれたって事かい?
ふふ。
本当に、可愛いねぇ。
ほら、あっちの野郎どもって皆、ゴツいだろ?
信用できる奴らなんだが華が無くてねぇ。
船で話す事なんざ、ギャンブルと宝と大砲の話くらいさ。
だから、兄ちゃんみたいな男と話せるのが嬉しくてねぇ。
・・・・・・なぁ、兄ちゃん。花屋って行った事あるかい?
あたし、こんな身なりだけど、花が大好きでね。
ずっと海にいると綺麗な花が恋しくなるのさ。
その、兄ちゃんが忘れてなかったらでいいんだ。
あたしが次来るとき、何か花を用意して貰ってもいいかい?
どうだい?引き受けてくれるかい?
・・・・・・そ、そうか!ふふ、ありがとね。
じゃあ、楽しみにしてるよ。
ふふ。
【別日の夜、酒場にて】
(扉を開く音)
おーう!マスター、来たぞー。
入れるかい?
よし、分かった。
野郎ども、いいぞ。
マスター、いつもの人数分な。
(人々の喧騒)
お、兄ちゃん久しぶりだな。
(近づく足音)
(椅子に座る音)
・・・・・・そ、その。
この間は、すまなかった。
何が、とは言わないけど、まあその・・・・・・。
い、色々さ。
・・・・・・そ、その。
この間は茶化したけど、実際の所・・・・・・。
か、彼女とかは本当に居ないのか?
・・・・・・ほ、本当かい?居ないのかい?
そっ、そうなんだね。
じゃ、じゃあ・・・・・・。
(近づく足音)
(食器の置かれる音、2回)
あ、ああ。
マスター、仕事が早いねぇ!
はは・・・・・・。
・・・・・・ん?その花は。
あぁ、そうだったね。この間、あたしが言ったんだっけ。
良く見せてくれ。
・・・・・・この花って。
ふふ、偶然、さ。(頭に浮かんが考えをかき消すように言っていただけますと)
あぁ、いや。こっちの話さ。
ありがとな、兄ちゃん。
大切にするよ。
んく、んく。(飲料音)
ふふ、美味いな。すごく。(僅かにしおらしく言っていただけますと)
ふわぁ・・・・・・。(欠伸)
あー、そういえば寝てなかったな。
兄ちゃん悪い。ちょっと寝るな?
・・・・・・すぅ、すぅ。
【朝を迎える】
(チュンチュン、と鳥の鳴き声)
んむぅ・・・・・・。
ん・・・・・・朝か。
すっかり寝てしまったんだねぇ。(寝起きでろれつの回っていない風をイメージしていただけますと)
・・・・・・って、兄ちゃん!
まさか、ずっと傍に居てくれたのかい?
あたしの事なんて放って帰っても良かったんだよ?
ああ、いや。迷惑とかそういう訳じゃなくて・・・・・・。
その、どう・・・・・・言えば、いいのか・・・・・・。
はは、海だったらもっと口も回るんだけどね。
・・・・・・ありがとな、兄ちゃん。
んじゃあ、野郎どもを待たせてるだろうし、もう行くかねぇ。(恥ずかしさと高揚から口早をイメージしていただけますと)
また、な。
【別日の夜、酒場にて。】
(人々の喧騒)
(扉の開く音)
よっ、マスター。いや、今日はあたし一人だ。
お・・・・・・兄ちゃん!会いたかったよ。
ふふ。久しぶりだねぇ。
なぁ、兄ちゃん。ちょいと、店の裏まで付き合って貰ってもいいかい?
すぐ終わらせるからさ。
マスター、少しの間この子を借りるよ。
(歩く足音)
ん・・・・・・ここなら大丈夫かね。
悪いね、こんなとこに呼び出して。
ふふ、ごめんね。兄ちゃんから切り出させてしまって。
まさか、兄ちゃんから告白されるとは思わなかったよ。
兄ちゃん、こんなに可愛い顔をしてるのにあんなに男らしい所があったなんて・・・・・・。
あたし、今までずっと野郎どもと一緒だったもんだからさ。
男と付き合う、ましては結婚なんて頭に無かったんだ。
でも、兄ちゃんがくれた花。あの花な?
あたしの故郷で、花嫁のドレスに使われている花なのさ。
まぁ、最初はそんなの偶然だと思ったさ。
でも・・・・・・その後、兄ちゃんが朝まであたしに寄り添ってくれて。
目が覚めて、兄ちゃんの顔を見て・・・・・・。
あぁ、この人と結婚も悪くないな、と思った。
ふふふ。
それから、色々考えたのさ。
次会ったら何をしよう。結婚ってなったら海賊は続けられないな。家はどこに買おう。
金ならあるから大きい家にしようか。子供の事も考えたら大きめの家がいいか。名前はどうしようか。
たっぷり時間があるから、一緒に考えるのもいいのかもしれない。
なぁんて、色々さ。
そして、船長の引継ぎをして、あたしは・・・・・・。
海賊をやめたのさ。
兄ちゃんがあんなにもあたしにアプローチしてくれたんだ。
あたしも、相応の覚悟を決めなきゃだろ?
あぁ・・・・・・でも、これから結婚ってなると、兄ちゃん・・・・・・なんて呼べないねぇ。
その・・・・・・あ、あなた・・・・・・とか?
ふふ。恥ずかしいねぇ。
顔が熱くなってしまうね。
あぁ・・・・・・これが、幸せっていうのかねぇ。
大砲を撃った時も、宝を見つけた時も、新しい大陸を見つけた時もそりゃあ興奮したけど・・・・・・。
結婚・・・・・・一番かもしれないねぇ。
ふふ、ふふふふ。(妄想染みた笑みをイメージしていただけますと。)
そんな顔しなくても、大丈夫さ。
海賊の時に一生分の金は稼いだから、にいちゃんには苦労させないさ。
・・・・・・ふふ。まだ慣れないね。
まぁ、これから時間は余る程あるんだ。
これから慣れていけばいいよな・・・・・・。
よろしくな?あなた。
おーう、また来たぞー。
野郎も合わせて50人。席、空いてるか?
そうか。
よぅし、野郎ども入れ!
(人々の喧騒)
マスター、取り合えず人数分の酒と肉を頼むな。
(近づく足音)
(椅子に座る音)
ん、っと。
お・・・・・・?
兄ちゃん、初めて見る顔だね。
マスター!新しく入った子かい?
・・・・・・へぇ、そうなんだ。
つい最近働き始めたんだねぇ。
んじゃ、自己紹介しとこうかね。
あたしは、あの野郎どもと一緒に海賊をしてる者さ。
この島や国境に来る船を見張ったり、新しい大陸に行ったり、大砲をぶっ放したり。
まぁ、色々してる。
海はいいぞ。魚は採りたてを食えるし、なにより、なんの壁も無くてどこまでも青いんだ。
まぁ、野郎どもがむさ苦しいけどね。
ふふ、どうだ?一緒に来ないか?
なぁんだよ、マスター。いいじゃないか。
はは、人手が足りてないんだな。
んじゃ、今はやめておくか。
(近づいてくる足音)
お、来た来た。
(食器の置かれる音、2回。)
これこれ。
肉厚のステーキに、ジョッキの酒。
んく、んく。(飲料音)
ぷはぁ!
くぅ・・・・・・これの為に生きてるんだよ。
んぐ、んぐ。(咀嚼音)
あぁ、美味い。
マスター、今日のも美味いよ。いつもありがとね。
あ、兄ちゃん。酒のお代わり頼むよ。
(歩く足音)
ん。ありがとね。
んく、んく。(飲料音)
くぅ・・・・・・。
兄ちゃんも、一切れどうだい?
こういうのは楽しく騒ぎながら食うのが一番さ。
いいよいいよ、遠慮なんかしないで食ってくれよ。
・・・・・・ふふ。美味そうに食うんだねぇ。
よく見ると・・・・・・兄ちゃん、可愛い顔をしてるじゃないか。
眉毛、ふさふさしてるねぇ。
んお?頬も、結構柔らかいじゃないか。
いっそ、攫っちまいたいよ。
ふふ。冗談さ。
ところで、兄ちゃんは彼女とか居るのかい?
いるんだろぉ?恥ずかしがらなくてもいいじゃないか。
んー?居ないのかー?
ほんとかぁ?
んじゃ、あたしの物にしたいねぇ。
・・・・・・あはは、そんなに慌ててるって事は、ちょーっとは考えてくれたって事かい?
ふふ。
本当に、可愛いねぇ。
ほら、あっちの野郎どもって皆、ゴツいだろ?
信用できる奴らなんだが華が無くてねぇ。
船で話す事なんざ、ギャンブルと宝と大砲の話くらいさ。
だから、兄ちゃんみたいな男と話せるのが嬉しくてねぇ。
・・・・・・なぁ、兄ちゃん。花屋って行った事あるかい?
あたし、こんな身なりだけど、花が大好きでね。
ずっと海にいると綺麗な花が恋しくなるのさ。
その、兄ちゃんが忘れてなかったらでいいんだ。
あたしが次来るとき、何か花を用意して貰ってもいいかい?
どうだい?引き受けてくれるかい?
・・・・・・そ、そうか!ふふ、ありがとね。
じゃあ、楽しみにしてるよ。
ふふ。
【別日の夜、酒場にて】
(扉を開く音)
おーう!マスター、来たぞー。
入れるかい?
よし、分かった。
野郎ども、いいぞ。
マスター、いつもの人数分な。
(人々の喧騒)
お、兄ちゃん久しぶりだな。
(近づく足音)
(椅子に座る音)
・・・・・・そ、その。
この間は、すまなかった。
何が、とは言わないけど、まあその・・・・・・。
い、色々さ。
・・・・・・そ、その。
この間は茶化したけど、実際の所・・・・・・。
か、彼女とかは本当に居ないのか?
・・・・・・ほ、本当かい?居ないのかい?
そっ、そうなんだね。
じゃ、じゃあ・・・・・・。
(近づく足音)
(食器の置かれる音、2回)
あ、ああ。
マスター、仕事が早いねぇ!
はは・・・・・・。
・・・・・・ん?その花は。
あぁ、そうだったね。この間、あたしが言ったんだっけ。
良く見せてくれ。
・・・・・・この花って。
ふふ、偶然、さ。(頭に浮かんが考えをかき消すように言っていただけますと)
あぁ、いや。こっちの話さ。
ありがとな、兄ちゃん。
大切にするよ。
んく、んく。(飲料音)
ふふ、美味いな。すごく。(僅かにしおらしく言っていただけますと)
ふわぁ・・・・・・。(欠伸)
あー、そういえば寝てなかったな。
兄ちゃん悪い。ちょっと寝るな?
・・・・・・すぅ、すぅ。
【朝を迎える】
(チュンチュン、と鳥の鳴き声)
んむぅ・・・・・・。
ん・・・・・・朝か。
すっかり寝てしまったんだねぇ。(寝起きでろれつの回っていない風をイメージしていただけますと)
・・・・・・って、兄ちゃん!
まさか、ずっと傍に居てくれたのかい?
あたしの事なんて放って帰っても良かったんだよ?
ああ、いや。迷惑とかそういう訳じゃなくて・・・・・・。
その、どう・・・・・・言えば、いいのか・・・・・・。
はは、海だったらもっと口も回るんだけどね。
・・・・・・ありがとな、兄ちゃん。
んじゃあ、野郎どもを待たせてるだろうし、もう行くかねぇ。(恥ずかしさと高揚から口早をイメージしていただけますと)
また、な。
【別日の夜、酒場にて。】
(人々の喧騒)
(扉の開く音)
よっ、マスター。いや、今日はあたし一人だ。
お・・・・・・兄ちゃん!会いたかったよ。
ふふ。久しぶりだねぇ。
なぁ、兄ちゃん。ちょいと、店の裏まで付き合って貰ってもいいかい?
すぐ終わらせるからさ。
マスター、少しの間この子を借りるよ。
(歩く足音)
ん・・・・・・ここなら大丈夫かね。
悪いね、こんなとこに呼び出して。
ふふ、ごめんね。兄ちゃんから切り出させてしまって。
まさか、兄ちゃんから告白されるとは思わなかったよ。
兄ちゃん、こんなに可愛い顔をしてるのにあんなに男らしい所があったなんて・・・・・・。
あたし、今までずっと野郎どもと一緒だったもんだからさ。
男と付き合う、ましては結婚なんて頭に無かったんだ。
でも、兄ちゃんがくれた花。あの花な?
あたしの故郷で、花嫁のドレスに使われている花なのさ。
まぁ、最初はそんなの偶然だと思ったさ。
でも・・・・・・その後、兄ちゃんが朝まであたしに寄り添ってくれて。
目が覚めて、兄ちゃんの顔を見て・・・・・・。
あぁ、この人と結婚も悪くないな、と思った。
ふふふ。
それから、色々考えたのさ。
次会ったら何をしよう。結婚ってなったら海賊は続けられないな。家はどこに買おう。
金ならあるから大きい家にしようか。子供の事も考えたら大きめの家がいいか。名前はどうしようか。
たっぷり時間があるから、一緒に考えるのもいいのかもしれない。
なぁんて、色々さ。
そして、船長の引継ぎをして、あたしは・・・・・・。
海賊をやめたのさ。
兄ちゃんがあんなにもあたしにアプローチしてくれたんだ。
あたしも、相応の覚悟を決めなきゃだろ?
あぁ・・・・・・でも、これから結婚ってなると、兄ちゃん・・・・・・なんて呼べないねぇ。
その・・・・・・あ、あなた・・・・・・とか?
ふふ。恥ずかしいねぇ。
顔が熱くなってしまうね。
あぁ・・・・・・これが、幸せっていうのかねぇ。
大砲を撃った時も、宝を見つけた時も、新しい大陸を見つけた時もそりゃあ興奮したけど・・・・・・。
結婚・・・・・・一番かもしれないねぇ。
ふふ、ふふふふ。(妄想染みた笑みをイメージしていただけますと。)
そんな顔しなくても、大丈夫さ。
海賊の時に一生分の金は稼いだから、にいちゃんには苦労させないさ。
・・・・・・ふふ。まだ慣れないね。
まぁ、これから時間は余る程あるんだ。
これから慣れていけばいいよな・・・・・・。
よろしくな?あなた。
クレジット
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