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- ほのぼの
公開日2024年03月22日 21:12
更新日2024年03月22日 21:12
文字数
1216文字(約 4分4秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩女子
視聴者役柄
先輩男子
場所
某所
あらすじ
幼馴染の女の子にもっと痩せろ的なことを言われ、彼女を見返すために、ダイエットを頑張る貴方。そんな貴方にいつも付き合ってくれるのは、同じ高校に通う後輩の女の子で…?
本編
はぁ、はぁ…流石に疲れましたね。少し休憩しましょうか…
(ベンチに腰掛ける)
先輩…ちゃんと水分補給はしてくださいね…脱水症状は怖いですから…
えぇ…わたしも、取ります。先輩に言われるまでもありませんから…
(スポーツドリンクを飲む)
ふぅ…にしても、驚きました。運動不足のはずの先輩がまさかここまでついて来れるなんて…
はぁ、そうですか…意外と根性あるんですね。やっぱりその、気になる女の子のためですか?
あぁ、はいはい…幼馴染さんでしたね。その人を見返したいんでしたっけ?それでわざわざわたしにダイエットの手伝いを頼んで…
…ふーん。先輩にしては、殊勝な心掛けですね。てっきり二次元にしか興味のない、オタク系ぽっちゃり男子かと思ってました。
いえ、別に。見直してなんかいません。逆に先輩のどこを見直す必要があるんです?
いや、だって…本当に見直すところなんかないじゃないですか。すでに十分頑張ってる先輩のどこを見直せってんです?
はい…汗っかきで、今にもみっともなく倒れそうな先輩ですけど、ここまで走ってきたのは事実じゃないですか。苦手なはずの運動をたくさん頑張って…きっかけはどうあれ、わたしに頑張ってついてきた事実は、先輩自身にも否定させませんよ。
なんですか、そのまぬけな顔は?わたしが先輩を認めたのが、そんなに意外ですか?
失礼な人ですね。わたしだって、認めるときは認めますよ。「女の子を見返したい」とかいう不純な動機でも、それに真摯に向き合う人を貶めるようなことはしません。それとも先輩には、わたしがそんな冷酷な女に見えますか?
…ッ、そ、そうですか…先輩も案外、人を見る目があるんですね。わたしも人のことはちゃんと褒められますし。いつも毒を吐いてるとか思われるのは心外です。
いえ…それは、別に…わたしもちょうどランニングしたいと思っていたところなので、ついでに先輩に付き合ってあげただけです。本当にただのついでですから。
(ボソッと呟く) やめてくださいよ、そういうこと言うの…まるでわたしが、先輩のために尽くす女みたいな…
(元の声量に戻して) 何でもありません。ただの独り言ですから。
さ、先輩。もう休憩は十分ですよね?そろそろ家に帰りますよ。行きより少しペースは落としますから、余裕でついて来れますよね?
泣き言言わないでください。しっかり痩せて、幼馴染さんを見返すんでしょう?だったら、こんなところでへばってる暇はないんじゃないですか?
ふん…こうして発破をかけないと、碌に動きすらしないんですから…先輩って、わたしがいないと何もできないんじゃないですか?
そんなことあります。現にこうして、わたしと一緒じゃないと、ジョギング一つまともにできないんですから。ホント、世話の焼ける人…
は?迷惑だなんて、一言も言ってませんけど?勝手に変な解釈するのやめてもらっていいですか?
はい。先輩と一緒に走るのも楽し……わ、悪い気はしませんから。とにかく、そういうことですから。ほら、さっさと行きますよ。遅れずについてきてくださいね?
(ベンチに腰掛ける)
先輩…ちゃんと水分補給はしてくださいね…脱水症状は怖いですから…
えぇ…わたしも、取ります。先輩に言われるまでもありませんから…
(スポーツドリンクを飲む)
ふぅ…にしても、驚きました。運動不足のはずの先輩がまさかここまでついて来れるなんて…
はぁ、そうですか…意外と根性あるんですね。やっぱりその、気になる女の子のためですか?
あぁ、はいはい…幼馴染さんでしたね。その人を見返したいんでしたっけ?それでわざわざわたしにダイエットの手伝いを頼んで…
…ふーん。先輩にしては、殊勝な心掛けですね。てっきり二次元にしか興味のない、オタク系ぽっちゃり男子かと思ってました。
いえ、別に。見直してなんかいません。逆に先輩のどこを見直す必要があるんです?
いや、だって…本当に見直すところなんかないじゃないですか。すでに十分頑張ってる先輩のどこを見直せってんです?
はい…汗っかきで、今にもみっともなく倒れそうな先輩ですけど、ここまで走ってきたのは事実じゃないですか。苦手なはずの運動をたくさん頑張って…きっかけはどうあれ、わたしに頑張ってついてきた事実は、先輩自身にも否定させませんよ。
なんですか、そのまぬけな顔は?わたしが先輩を認めたのが、そんなに意外ですか?
失礼な人ですね。わたしだって、認めるときは認めますよ。「女の子を見返したい」とかいう不純な動機でも、それに真摯に向き合う人を貶めるようなことはしません。それとも先輩には、わたしがそんな冷酷な女に見えますか?
…ッ、そ、そうですか…先輩も案外、人を見る目があるんですね。わたしも人のことはちゃんと褒められますし。いつも毒を吐いてるとか思われるのは心外です。
いえ…それは、別に…わたしもちょうどランニングしたいと思っていたところなので、ついでに先輩に付き合ってあげただけです。本当にただのついでですから。
(ボソッと呟く) やめてくださいよ、そういうこと言うの…まるでわたしが、先輩のために尽くす女みたいな…
(元の声量に戻して) 何でもありません。ただの独り言ですから。
さ、先輩。もう休憩は十分ですよね?そろそろ家に帰りますよ。行きより少しペースは落としますから、余裕でついて来れますよね?
泣き言言わないでください。しっかり痩せて、幼馴染さんを見返すんでしょう?だったら、こんなところでへばってる暇はないんじゃないですか?
ふん…こうして発破をかけないと、碌に動きすらしないんですから…先輩って、わたしがいないと何もできないんじゃないですか?
そんなことあります。現にこうして、わたしと一緒じゃないと、ジョギング一つまともにできないんですから。ホント、世話の焼ける人…
は?迷惑だなんて、一言も言ってませんけど?勝手に変な解釈するのやめてもらっていいですか?
はい。先輩と一緒に走るのも楽し……わ、悪い気はしませんから。とにかく、そういうことですから。ほら、さっさと行きますよ。遅れずについてきてくださいね?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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