フリー台本
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昼のチャイムが鳴り、僕はいつもの場所へと移動する。 身が縛られそうな業務と窮屈さから抜け出せるこの場所は、僕にとってのオアシスだ。 入るのとほぼ同時にドアの前から足音がする。 遅れて私服の女生徒が現れた。 姓は違うが彼女は姉の子供…いわば姪でもある。 昼休みに僕がここにいると知ってからというもの、当たり前のようにこの部屋を訪れるのだ。 見つかるからやめてと言ってはいるのだが…。 普段は聞き分けの良い彼女でも、この年もあってかあまり言うことを聞いてくれない。 髪の毛をぽりぽりとかきながら、彼女用に席を開ける。 どうやら彼女もお弁当を持ってきたようで…。 -
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あらすじ あなたには、勝手に彼女を名乗る困った幼馴染が居た。 考えていることをすぐ口にする。 周りの状況を考えずに何でも言ってしまう。 それだけでも困るというのに、虚言癖まであるのだから始末に負えない。 と、あなたはそう思っているのだが…… 彼女にとってはそうではなかった。 全てが本心。 全てが真実。 そして、虚言だとあなたが勝手に思っていることの全ては……とっくに根回し済みのモノ。 あなたはもはや彼女の手からは逃げられない雁字搦めの状態にとっくになっていた。