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各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜水馬・ケルピー編〜
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • ファンタジー
  • 拘束
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • 幻獣
  • 小悪魔
公開日2022年02月13日 07:56 更新日2022年02月13日 07:56
文字数
876文字(約 2分56秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幻獣
視聴者役柄
調教師
場所
地上
本編
はぁい、お兄さん。久しぶり。

ここに来たってことはぁ…

ケルピーのこと、可愛がりにきてくれた?

うふふっ、そう♪

お兄さんったら、口が上手いんだから♪

そ・れ・よ・りぃ…いつもの、持ってきてくれた?

わぁ、嬉しい♪

ありがとう、お兄さん♪ いただきます♪

(咀嚼)

ん?……もぅ、お兄さんったら心配性ね。

お兄さんに餌を運んでもらってからは、人間は食べてないわよ。

この餌、人間より美味しいもの♪

まぁ時々、人肉の味が恋しくなることはあるんだけど…

はいはい、冗談よ。

もう人間を襲って食べたりしません。

お兄さんと約束したものね。

え?……うふふ、そんなことするわけないじゃない。

ケルピーの姿を見た人間は水難に遭うんでしょ?

だからちゃんと姿は隠してるわよ。心配しないで。

そ・れ・に……ケルピー、お兄さん以外の人間に自分の姿を見られたくないもの。

こうして人間に擬態した姿も、ケルピーとしての本当の姿も、見せるのはお兄さんだけよ。

(頭を撫でられる)

ふふっ♪お兄さんったら、相変わらず撫でるのが上手なんだから♪

こんなに女の子の扱いに長けてるなんて…ケルピー、嫉妬しちゃう。

あ、お兄さん、あっちから何か来るけど…

ふふっ…はい、隙あり。ドッボーン♪

(水の中に押し込む)

こんな古典的な手に引っかかるなんて、お兄さんもまだまだね。

それより今のお兄さん、すっごく獣くさいわよ?

…だれかとイチャイチャしてきたでしょ?

ダメよ、そんなことしちゃあ。

お兄さんにはケルピーがいれば、それで十分じゃないの。

他のメスなんて、必要ないわよね?

ふーん…その子たちにはお世話してるだけ?

うふふっ…そんな言い訳、通用しませーん♪

まずはお兄さんをしっかり水につけて、そのくっさい臭いをとらないと…

これだけ深く潜れば、臭いは完璧にとれるわよね?

あ、このまま奥深くまで潜って、水の中でケルピーと一生過ごすってのはどう?

えー?ダメー?

お兄さん、一回くらい死んでも別に平気じゃない?

何度か潜り続けてれば、いつか水中での生活にも慣れるわよ、きっと。

今よりもっと深く沈めば、ケルピーとお兄さんの仲を邪魔するものはいなくなるもんね♪

もっと、もーっとケルピーの愛に溺れちゃって、ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜水馬・ケルピー編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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