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後輩恋人が先輩恋人との初デートで張り切るも失敗する話
written by 宮川雨
  • 純愛
  • 恋人同士
  • カップル
  • 甘々
  • 敬語
  • 後輩
  • 先輩
  • 学生
  • 年下
公開日2022年09月04日 19:47 更新日2022年09月04日 19:47
文字数
2100文字(約 7分0秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
1学年下の恋人
視聴者役柄
1学年上の恋人
場所
水族館とファミレス
あらすじ
初めての恋人とのデートに張り切るあなた。年上の恋人に頼りにされたいという気持ちから張り切って頑張るが、空回りしてしまう。
「()」は心の声のセリフになっています。
こちら一人称が「僕」になっていますが、敬語キャラクターなので一人称を変更したりすることで男女兼用でしようできます。
また細かいところはアドリブで変更などで変更可能です。
あくまで恋人同士の設定なので、異性同士でも同性同士可能です。よろしくお願いします。
本編
「…集合時間より30分早く着いちゃった。さすがに先輩まだ来ないよね、今のうちに今日のスケジュール確認しよう」
SE//スマホを起動する音
「えっと、まずは予定通り水族館に行って一緒に館内をまわる、イルカショーが11時すぎに始まるから15分前には会場に入って場所をとる」
「見終わったら残りの場所をまわって、お土産を買う。この時おそろいのものか何かを買って、お昼は近くの評判のいい喫茶店に入る」
「…よし、完璧だ。先輩に楽しかった、て思ってもらえるよう頑張らなきゃ!」
(少し長めの間をとる)

「…あ!先輩、おはようございます。え?僕ですか?僕もついさっき来たばかりですよ。さ、行きましょう」
「(よし、ここでさりげなく先輩の手を取って…え?)」
「先輩!楽しみなのはわかりますけれど、僕をおいて先に行かないでくださいよ!まってください」
SE//走る足音
「もう、先輩ったら子供みたいにはしゃいじゃって。…今日が楽しみだったから?そ、そうですか。それならいいんですけれど」
「(楽しみにしていてくれるのは嬉しいけれど、手を握るタイミング逃しちゃった。いや、まだデートはこれからだし!)」
「先輩、早速館内をまわりましょう。どこから行きますか?」
「(少しの間をとる)わかりました。それじゃあいきましょうか」
「わー!かわいいですね。ペンギンがペタペタ歩いていますよ!はー、可愛い。こっちに近づいてくれないかな」
「…?先輩、どうしたんですか僕の顔じっとみて。…僕が可愛い?な、なに言っているんですか!もう、次いきましょう」
「そういえばそろそろイルカショーが始まりますね。会場に行ってみましょうか」
SE//ガヤガヤとした人の声
「…これは人が多すぎて座る場所もなさそうですね。立ち見も禁止みたいですし、残念ですけれど諦めましょうか」
「(せっかく先輩がイルカショー楽しみにしていたのに見れないなんて!時間配分間違えた)」
「…へ?いや、なんでもないですよ!イルカショー以外にも見るところたくさんありますし、見に行きましょう」
「(少しの間をとる)ここはお土産屋さんですね。何か買っていきますか?」
「あ、そのペンギンのぬいぐるみを買うんですか?いいですね、可愛いです!」
「…先輩、あのよかったら僕も同じものを買ってもいいですか?」
「(少しの間をとる)え?人気商品でこれが最後の商品だったんですか?…いえ!いいんですよ、先輩が買ってください!」
「自分はほかのものを買うからいい?いえ、僕はその、このペンギンが欲しくて言ったわけでは…って先輩!話を最後まで聞いてください」
「行っちゃった…たしかにこのペンギンは可愛いけれど、僕は先輩とおそろいのものが欲しかったのに」
(少し長めの間をとる)

「ここです、この喫茶店ご飯が美味しくて内装も素敵だって評判なんですよ。さ、入りましょう」
SE//カランとなるベルの音
「こんにちは、二名でお願いします。…え?満席?それに予約の人が入っているからかなり待つことになるんですか」
「先輩、すみません。僕予約はしていなかったのでかなり待つことになりそうです。別の場所いきましょうか」
「すみません、失礼します」
SE//カランとなるベルの音
「(失敗した、せっかくいい店見つけてたのに予約を忘れるなんて!これからどうしよう)」
「えっと、そうですね。どこかいい店スマホで探しますね」
「(少しの間をとる)え?ファミレスでいい?先輩がいいなら僕もかまいませんが。それじゃあ行きましょうか」
(少しの長めの間をとる)

「お昼時を過ぎたからかなんとか入れましたね。それじゃあ何か頼みましょうか」
「…よし、注文も終わったのであとはゆっくり待ちましょう。」
「…え?なんか落ち込んでいないかですか?やだな、そんなことないですよ」
「(少しの間をとる)なんでわかるんですか?…彼女だから?そうですか、先輩にはかないませんね」
「今日は先輩との初めてのデートだから張り切っていたんです。手をつないで歩いて、イルカショーを見て、おそろいのお土産を買って。それでじっくり調べておいた喫茶店でお茶をする」
「先輩がたくさん楽しめるように予定を組んでいたんですけれど、うまくいきませんでした。ダメですね、僕は」
「(少しの間をとる)楽しかった?本当ですか?…僕と一緒にデートできたからそれでいい、ですか」
「…そうですね、僕、なんだか変にこだわっていましたけれど、きっとこうやってうまくいかないこともいい思い出になるんですよね」
「ありがとうございます、先輩」
「でも、やっぱりおそろいのものは欲しかったな。何かこっそり買えばよかった」
「…手を出して?こうですか」
「(少しの間をとる)え!この色違いのキーホルダーどうしたんですか?…ペンギンを僕に渡した後こっそり買っていたんですか」
「ははは!やっぱり先輩にはかなわないや。ありがとうございます、先輩。大切にしますね」
「これ、通学用カバンにつけておきますね。…ふふ、先輩とおそろい、うれしいな」
「な、なんですかにやにやして。可愛い?…もう!また先輩はそう言って!」
「ほら、ごはん来ましたらか食べましょう。全く、なんで僕が可愛いって話になるんですか」
「(小声で)可愛いのは先輩のほうなのに」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
後輩恋人が先輩恋人との初デートで張り切るも失敗する話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
宮川雨
ライター情報
初めまして、宮川雨といいます。
シチュエーションボイスはまだ書き始めたばかりのため、至らぬ点もあると思いますがよろしくお願いいたします。
基本台本を使用する際にご連絡は不要ですが、概要などに「宮川雨」の名前の記入をお願いいたします。
台本を読む際に多少読みやすいようにアドリブをいれていただいても構いません。やりやすいようにやっていただけたらと思います。
自作発言などはしないようお願いいたします。
これらが守られていましたらご自由に使用していただけたらと思います。
何かご不明な点がございましたらTwitterやメールにてお気軽にお問合せください

Twitter @rainy0702
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