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犬系後輩男子の本当の姿
written by 宮川雨
  • 学校/学園
  • 拘束
  • 敬語
  • ヤンデレ
  • 後輩
公開日2022年09月27日 19:50 更新日2022年09月27日 19:50
文字数
1645文字(約 5分29秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
犬系後輩男子かと思いきや、実は…
視聴者役柄
最近誰かにあとをつけられている
場所
指定なし
あらすじ
最近夜の帰り道に後をつけられているあなた。そんなあなたに大学の後輩の男の子が声をかけてくれる。
後輩が家まで送ってくれるようになったことで後をつけられなくなり安心したその時…

作者初めてのヤンデレ作品のため、要素が少し薄いかもしれません。
多少の改変はOKです。アドリブなどもご自由にお入れください。
使用するときは概要欄などに「宮川雨」の名前を入れる用お願いいたします。
また使用する際のお声がけは必要ありませんが、教えて下ると飛んで喜びます。
本編
「先輩、こんばんは。どうしたんですか、なんだか顔色悪いですよ」
「大丈夫って、全然そんな感じじゃないですよ…何かありました?」
「…え、帰り道誰かにつけられている気がする?大変じゃないですか。警察には相談したんですか?」
「実害は出ていないから見回り強化してくれるとだけ、ですか…。それだと帰り道怖いですよね」
「そうだ!それならとりあえず今日は俺が家まで送りますよ。一人で帰るよりは安心でしょう?」
「いいんですよ俺のことは、気にしないでください。さあ、帰りましょう」

(少しの間を空ける)
「先輩の家この辺だったんですね、初めて知りました。俺の家からもそう遠くないので、これからも送りますよ」
「いいんですって、先輩に何かあった方が怖いですから。…っと、ここのアパートですか?」
「それじゃあ俺はここで。そうだ、先輩これあげます。防犯ブザー、何もないより安心するでしょう」
「そのちょっと大きなぬいぐるみの頭についた紐を引き抜くとけっこうな音が鳴りますから、いざというとき以外は抜かないでくださいね」
「でも何かあったらその紐をおもいっきり引いて音慣らしてくださいね」
「肌身離さず、もっていてください。でないと防犯の意味なくなっちゃいますから」
「よし、じゃあ俺は今度こそ帰りますね。おやすみなさい、先輩」

(少しの間を空ける)
「あ、先輩!お疲れ様です。今日は夜遅くまで学校にいたんですね、何していたんですか」
「なるほど、レポート書いていたんですね。俺ですか?おれは図書館で本を読んでいました。そうしたらいつの間にかこんな時間に」
「そういえば先輩、今日はどうしますか?俺今日バイトないので送れますよ」
「大丈夫じゃないでしょう。確かにあれ以来つけられていないみたいですが、俺がこうやって送っているからであって解決したわけではないんですよ」
「そうですよ、安心した瞬間が一番怖いんですからね。さあ、帰りましょう」

(少しの間を空ける)
「…っと、話し込んでいたらいつの間にかアパートついていましたね。それじゃあ俺は」
「え?部屋に上がってくれないかって…いいんですか?…いつものお礼でお茶だけでも、ですか。それじゃあお言葉に甘えて」
「でも先輩、俺以外にそんなこと言っちゃダメですよ。危険ですからね」
「はいはいって、わかってるのかな。まあ、お邪魔しまーす」
「へえ、先輩の部屋素敵ですね。整理整頓されていて、俺の部屋とは大違いだ」
「お茶の準備ですか、いいですよそんな。…本当に、お茶なんかいいので俺とお話しましょう?」
「ねえ先輩、先輩はいつもこんな風に無褒美に男を部屋にあげちゃうんですか?もしそうだとしたら俺そんなこと許せないな、嫉妬でどうにかなっちゃうかも」
「え?なんか雰囲気違わないかって、嫌だなこれが本当の俺ですよ。いつもの健気な俺が偽物だっただけです」
「ねえ先輩、俺が先輩を送っていくようになったら後をつけられなくなったんですよね。なんでだと思います?」
「俺が先輩の後をつけていたからですよ。あの日先輩のアパートがわかったから、あとをつける必要が無くなったんです」
「あの日俺が渡したぬいぐるみ防犯ブザー、毎日持っていてくれましたよね。嬉しかったです。あれにはGPSが入っていて先輩の居場所すぐにわかるようになったから」
「そうですよ、あの日からずーっと先輩がどこにいたのか丸わかりでしたよ。バイトに行くときも学校に行っている時も、いつも持っていましたもんね」
「…なんで後ずさるんですか先輩。俺が怖くなりましたか?傷つくなぁ、俺はこんなにも先輩のこと愛しているのに」
「ねえ先輩、行ったでしょう?安心した瞬間が一番怖いんだって。先輩が俺に気を許したから、こうなったんですよ」
「逃げようとしないでください。はい、捕まえた。両手と口はガムテープで縛っちゃいましょうね」
「大丈夫ですよ先輩、怖いことなんてしませんから。ただ俺と一緒にこの部屋でずーっと一緒に暮らしてくれるだけでいいんです」
「これからはずっとずっと二人っきりで過ごしましょうね、先輩」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
犬系後輩男子の本当の姿
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
宮川雨
ライター情報
初めまして、宮川雨といいます。
シチュエーションボイスはまだ書き始めたばかりのため、至らぬ点もあると思いますがよろしくお願いいたします。
基本台本を使用する際にご連絡は不要ですが、概要などに「宮川雨」の名前の記入をお願いいたします。
台本を読む際に多少読みやすいようにアドリブをいれていただいても構いません。やりやすいようにやっていただけたらと思います。
自作発言などはしないようお願いいたします。
これらが守られていましたらご自由に使用していただけたらと思います。
何かご不明な点がございましたらTwitterやメールにてお気軽にお問合せください

Twitter @rainy0702
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