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優秀な魔法使いの妹に奴隷にされる。
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  • 指舐め
公開日2024年06月19日 19:39 更新日2024年06月19日 19:52
文字数
2466文字(約 8分14秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
場所
自室
あらすじ
才能のある妹と、まったくない兄。普通であれば兄が嫉妬や憎しみを妹に抱くところですが、妹ちゃんは兄にこれ以上ない親愛と優しさを受けて育ちます。結果として、妹はとんでもないブラコンに育ってしまいました。
そんな妹は、自分以外の誰にも兄をバカにできないであろう環境を作ろうともくろみます。
誰も、過去から現在まで含め、随一の才能のある自分には悪口を言う権利はない。
では、私の所有物にだって同じはず。
妹は兄を愛するあまり暴走し、遂に兄を自らの手中に収めようとする……そんなお話です。
本編
※()で指示がない限り、兄への恋心を隠す冷たい声色で。

(ドアをノックする音)

私です、お兄様。入ってもよろしいですか?

(ドアが開き、閉じる音)

お久しぶりですね、お兄様。もう三か月ぶりかしら?
ええ。魔術学園寮から帰ってきていたのですよ。
お部屋にずっと籠っていたお兄様は気付かなかったのでしょうけれど。
一体何をされていたのですか? 
久々に実家に帰ってきた妹を出迎えもせず、一人でお部屋などに籠って。

そう、お仕事をされていたのですか。
今も? はあ、ようやく終わって一息ついていたところでしたか。
しかしお兄様。時計をご覧ください。もう0時ですよ。
本日魔導具ショップに出勤されたのは?
朝7時ですか。ふ~ん……。

(妹、兄の傍まで近寄る)

お兄様は相変わらずですね。
私は知っているのですよ? 
魔導具ショップの営業時間は朝10時から、17時まで。 
店員の勤務時間は9時から18時まで。

何故お兄様は今朝2時間も早く出勤し、
家に帰って尚、今に至るまでお仕事をされていたのです?

……そうですね。お兄様が、役立たずだから。ただそれだけ。
私たちの一族は、遥か昔より優秀な魔法使いの一族として知られておりました。
今では魔法使いの御三家とまで崇められるほどの名家です。

そんな血統を受け継いでいるというのに、
唯一魔導具ショップの小間使いなどという
卑しい立場に甘んじているのが……お兄様。貴方です。

(耳元でささやく)
ねえ、お恥ずかしくないのですか?
名家の一族であるというのに、
何ら特別な出自でもない者どもにいいようにこき使われ、
こんな時間まで無賃労働を強いられる……
そんなご自身の現状を。

……魔法の才が無かった。そう。それは確かにおっしゃる通り。
お兄様は歳の離れた妹……この私に、
生まれた時から圧倒的な才能の違いを見せつけられ、
学園で勉学と修練を積んで尚、追い越すことも叶わなかった。

さぞ私を恨んでいるのではないですか?
昔からそのへらへらとした笑顔で接しているけれど、
心のうちでは私に対して羨望、妬み、憎しみを抱いているのではなくて?

は? 私が生まれて安心した? 成長を喜ばしく思ってる? 自慢の妹?

(喜びを隠しきれず声色が穏やかになってしまう妹ちゃん)
まったく……お兄様は本当に……。

(声色を冷たく低い感じに戻す)
愚かな人。
そんなお人好しだから、奴隷のようにこき使われてしまうというのに。

お兄様。私は恥ずかしくてならないのです。
名家である我が家の長男たる貴方が、
卑しい小間使いの身分に甘んじているこの現状が。

先程我が家の召使に、お兄様の働いているお店へ文を届けさせました。
何って、退職届ですよ。

きっと明日の朝、貴方の雇い主がそれを読むことでしょう。
ああ、そうだ。最後にやり遂げられたその書類も、追加で送らないとね。

(妹ちゃん、兄の机に一枚の紙を置く)

はい、優しい優しい妹が、お兄様の次の職をご用意いたしました。
どうぞ私に感謝してください? お兄様にぴったりの職務です。

(耳元でささやく)
私の奴隷♡
お兄様は、これから私の魔法研究の実験体として生きていくのです。
ほら、この欄に血判を押してください。
それだけでお兄様のこれからの人生は安泰です。
私の奴隷……いえ、尊き魔法研究の実験体として、
全人類の役に立つことになるのですよ♡

おや? なぜ抵抗するのです?
これは、妹からのプレゼントなのですよ?

ああ、ご安心ください。
とっくにお父様、お母様、お二人に許可はいただいておりますので。

お二人とも喜んでおりましたよ? 
一族になんの貢献も出来なかった役立たずのお兄様に、
ようやく存在価値が生まれたのだと。

これで何の憂いもないでしょう? さ、ここにお兄様の血判を押してください。
え? お兄様にどういう実験を施していくか、ですか?

どれもお兄様の命を危険に晒すものや、
寿命を縮めるものや、健康を苛むものではありません。

(耳元でささやく)
むしろ、お兄様が気持ちよ~くなれることばかりです♡
私の専門魔法は、肉体や精神の操作。
お兄様のカラダを外部からの刺激に敏感にさせたり、
お兄様のココロを邪魔な理性から解き放ったり♡
この俗世のしがらみ、そのあらゆるものから解き放つ……
ちょっとしたお手伝いをする優しい魔法ばかりです♡

わかりました? 決して危険なものではないでしょう?
ほーら、さっさと押しなさい?

(耳元でささやく)
妹の実験体……私の奴隷以外に、お兄様にどんな使い道があるのです?
ないですよね? お兄様は我が一族の欠陥品。
本来は生まれたその瞬間に切り捨てられるはずのゴ~ミ♡
それが、ようやく役立つことが出来るのです。
嬉しいでしょう? 本望でしょう?
さ、わかったらその粗末な指を私に差し出しなさい?

ふう、ようやくわかってくれましたか。
では、失礼して……

(妹ちゃん、兄の指を舐める)

ふぇ? これは、お兄様がちゃあんと指から血液を出せるように、
血流を整えているのです。感謝してください?

(妹ちゃん、更に兄の指を舐める)

んんっ、お兄様の指、しょっぱい♡
何で手汗かいてるんですか? 緊張することなんてないでしょう?
ただ、妹に指をくわえられているだけじゃないですか?

(妹ちゃん、更に兄の指を舐める)

(いかにも興奮している可愛らしい声で)
ふぅ。堪能しました♡

(声の調子を戻す)
ああ、いや、間違えました。
ちゃんとお兄様の指の血流の整えられましたので、
お兄様の血♡ 出させていただきますね?

(妹ちゃん、兄の指を噛み、血を出させる。興奮で声が上ずる)

あっ♡ お兄様の血……♡

(妹ちゃん、兄の血を味わうように舐める)

(声の調子を戻す)
ん? こ、これは……別にお兄様の血を味わっているのではなく、
ちゃんとくっきりと鮮やかな血判を押せるよう、
血の色を整えているのです。

(妹ちゃん、血をちゅうちゅう吸う)

(興奮で声が上ずりながら)
はぁ♡ お兄様の血、おいしい……♡ ちゅっちゅっちゅっ♡
でも……ちゅぱっ♡ そろそろ潮時ですね……。

(声の調子を戻す)
はい、お兄様。
この血判を……はい、押しました♡

これで今日からお兄様は私の奴隷です♡
これから一生私の傍にいるのですよ? ええ、もちろん実験のために。
これからは学園でも私と一緒です。
早速、休み明けに私と一緒に学園へと向かう準備をしてくださいね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
優秀な魔法使いの妹に奴隷にされる。
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
あんこくドーナッツ
ライター情報
趣味でシチュエーションボイス用のフリー台本を投稿している者です。
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R18の台本はpixivに投稿しておりますのでご興味がございましたらそちらもどうぞ。
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