天使たちと多く交わり、疲労気味の男が次に出会ったのは、ハニエルという天使。慈悲深く、聖母のように優しい彼女だが、心の奥底に眠る欲望は、そこらの天使とは比べ物にならなくて…？

あ！聖人さん！こちらにいらしてたんですね！会いたかったです！ギュー♡


(ハグ)


ハァ…♡ まさかまたこのような形で再会できるなんて、夢みたいです♡


あ、わたしのこと、覚えておいでですか？その、まさか忘れたりなんてことは…


あ、はい！そうです！貴方の、貴方だけのハニエルです！覚えていてくれて嬉しい♡ うふふ♪


あら？聖人さん、何だか疲れた顔をしてますけど…何かありました？


……そうですか。わたしの同僚がそんなことを…それは申し訳ございませんでした。


(深々とお辞儀)


その、お詫びといってはなんですが、わたしが今から甘やかしてあげましょうか…？


はい…わたしでしたら、聖人さんのことを誰よりも甘やかすことができます。聖人さんが、今まで下界でたくさん頑張ってきたことは、よく知っていますから…


…！本当ですか⁉︎ ありがとうございます！でしたら早速、わたしの部屋へご案内しますね！どうぞ、こちらです♪


(彼を自室に連れ込む)


ここがわたしの部屋です。どうぞ、ゆっくりしていってください。


…え？あぁ、このゆりかごはですね…聖人さんのために用意した、専用のゆりかごですよ♡ えいっ♪


(彼にワンタッチして、彼を赤子に変える)


うふふ♪ 退化の術式が上手く嵌まったようですね♪ これで聖人さんは、立派な赤ん坊です♡


そうですよ？さっき言ったじゃないですか…聖人さんのことを甘やかすって。聖人さんも赤ちゃんの姿であれば、心置きなく甘えられますよね？つまりはそういうことです。


ふふふ…おかしいって何がです？わたしは天使として…いいえ、貴方のママとして、当然のことをしたまでですよ？


だって…これまで散々、わたしの同僚に搾り取られてきたんでしょう？わたしの知らないところで…そんなのズルいです、不公平です。わたしにだって、貴方とイチャイチャする権利はあるはずです。同じ天の使いなのですから。


大体、聖人さんもいけませんよね？他の天使に甘い顔ばかり見せるから、舐められた挙句、襲われるんですよ？


まさか天の国に来て、多くの罪を重ねるなんて…こうなったら、赤ん坊という、まっさらな状態になっていただくしかありませんよね？女の色香に惑わされてしまった貴方の罪を清算しなければいけません…これは仕方のないことなんです。物分かりのいい聖人さんなら、わかりますよね？


んふふ…♡ 大丈夫、じきに貴方の意識もまっさらな状態になりますから…れっきとした、わたしの赤ちゃんになりますので、ご心配なさらず♡


えぇ、そうです♡ 先ほど退化の術式を嵌め込んだと言いましたが…進化の逆は退化。これがどんな術式かは、容易に想像がつくでしょう？


む・だ・です♡ どれだけ抗ったところで、貴方の赤ちゃん堕ちは不可避♡ 貴方ができることといえば、泣いてわたしにお世話されることだけ♡ ほらっ、大人しくバブちゃんになーれっ♡ うふふっ♪


(意識がだんだん幼児退行していく彼を、ゆりかごから抱き上げる)


よちよち〜♪ これからはママがずっと一緒でちゅよ〜♪


いっぱい泣いて、いっぱい眠って…ママのおっぱいに埋まるだけの生活♡ ここが本当の天国でちゅからね〜♡ ん〜♡


(優しくキス)


…これからもいっぱい、チュッチュしてあげまちゅからね〜♡ ママが永遠に甘やかしてあげまちゅよ〜♡ うふふっ♪

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレ七天使に愛されすぎて心が保たない〜博愛のハニエル編〜
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎