- 先輩
- 甘々
公開日2022年01月21日 18:03
更新日2022年01月21日 18:03
文字数
2019文字(約 6分44秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
先輩さん
視聴者役柄
ふつーの男性
場所
職場
あらすじ
始業前、二人きりになった職場で、先輩とあなたは何気ない話をする。
でもそれは、彼女のちょっとした計らいで、あなたの気持ちを露わにさせる。
でもそれは、彼女のちょっとした計らいで、あなたの気持ちを露わにさせる。
本編
おはよ。
寒いねぇ……なんだか君は見るだけで寒そうな格好してるけど、寒さには耐性ある感じ?
そうだね、電車の中じゃ暑いか。
朝からお疲れ様。
それにしても、いつもの君にしてはちょっと早いね。
何かあった?
まあ、悪いことではないから気にすることはないけど、ちょっと時間あるんだよね。
丁度いいから、私と話、付き合ってくれる?
ありがとう。
仕事の隙間ぐらいでしか、あんまり君と話す機会なかったから、どこかで打ち解けるタイミングが欲しいなって思ってたんだ。
そうだよ、君、人見知りの警戒感、私に対して解けてないでしょ?
お互いのこと理解するのも大事だと思うから。
最近どう?
こういう質問されると何答えていいかわからない?
でもね、こっちも何答えて欲しいとか特にないからどうしようもないんだよね。
じゃあ、仕事の鬱憤でも話して楽になる?
これなら流石に何かしらはあると思うし。
(間)
ふむふむ、それは大変だったね。
でも、それくらい君はちゃんと仕事してるんだ。
仕事熱心でえらいえらい。
そんなんじゃないって?
君にとってはそれなりでしかなくても、頑張ってるんだよ。
疲れるのは頑張ってる証拠。
頑張る君は凄い。
ふふっ、あんまり褒められ慣れてなさそうな反応して可愛い。
素敵だね……
え? 私は、なんだかんだ上手い具合にのらりくらりと消化してるばかりかな。
サボってはないよ?
それじゃあ、プライベートの方は何かあったりする?
趣味とか、日頃やってることとか。
君、一人なんでしょ?
(間)
そうなんだ。
案外イメージにないって言ったら失礼かな?
だけど、それも凄いかも。
凄いね。
……あはっ、凄いしか言ってない。
適当に言ってるわけじゃないからね?
専門じゃないから具体的なこと口出しできないし。
そうだな、君に教えてもらえるなら、私もいいかなって思ったり。
だけど、それってお家でも君は頑張ってるってことだよね。
大丈夫?
疲れたりしない?
ちゃんと眠れてる?
いや、お節介ならいいんだ。
心配になっちゃっただけだから、君の生活に口出ししたいわけじゃないの。
(ひとりごと)
とは言っても、その様子だと、あんまり人とは関わってないんだね。
あ、気にしないで。
いや……ただ、一個だけまたお節介してもいい?
もし君が困った時、君は誰を頼るのかなって。
何かあった時、一人で抱え込むのって良くないでしょ?
そういう時、気持ちを素直に言える相手っていた方がいいと私は思うから。
うん、強いて言うなら……?
……私?
あ、そ、そうなんだ、へえー……私……。
いや、君ってさ、私に対してどこかよそよそしいところあるから、そんな風に思ってもらえてるだなんて意外だった。
私には、本音を曝け出せる、か。
確かに、愚痴っぽいこと話してくれたこともあったっけ。
見かけだけで判断するものじゃないね。
本当のことを教えてくれるのはいつだって心なんだって、誰かが言ってた。
そっか、私、信頼されてるんだね。
なんだか嬉しいな。
誰かに頼りにされてもらえてるって、ちゃんとしないといけないって思うところもあるけど、大事な存在だと思ってくれてるってことでしょ?
単に都合のいい存在かもしれないけど、それでも私はそう思う。
君は、私に弱音も言ってくれるのかな。
うん、そうだとしたらもしかして、私のこと頼りにしているってよりも、私に甘えてるって感じ?
んふふ、顔赤くして否定されてもなー?
これは図星か?
よしよし、お姉さんが君のこと一杯甘やかしてあげますよー。
なでなでー!
むーっ、手を払い除けるなんて乱暴だなー。
ごめん、私も調子に乗りすぎた。
私が普段甘やかしてるの、親戚の子供ぐらいだからつい子供っぽくなっちゃった。
そうだな、甘えたいか……
私に癒しを感じるんだ。
……ふーん。
ねえ、それってさ、もしかして。
君は気付いてない?
本当はそういうことなんじゃないかなって思ってるんだけど。
何のことって、君の大事なこと、かな。
私、甘えてくれるからにはとことん甘えて欲しいから。
(囁き)
教えてよ。今、君がモヤモヤしてるドキドキの正体。
私と一緒にいることに、癒しを覚えるんでしょ?
心から君は私といたいって思ってくれてるんでしょ?
勘違いだったらごめんね。
でも、私にはそんな風に思うの。
本当はもっと、私に求めたいんでしょ?
癒しだけじゃない、もっともっと、心が温かくなるような甘え。
ん、だんだんと目が合わなくなってきた。
ふふっ、隠さなくていいのに。
恥ずかしくて言いづらいかな?
いいんだよ。私は何でも受け止めてあげる。
君の弱音も、本当の気持ちはなんでも。
ほら。
一緒にいたい……か。
そうだよね、甘えられる場所は居心地いいから。
頼られるのは私も嬉しいよ。
だけどね、それってつまりだよ?
ほとんど君は言ってるようなものだと思うんだけど。
えー、とぼけないで。
こんなに私が言ってるんだよ?
君が自信なくたって、私は笑ったりなんかしないし、無下になんか絶対しない。
ほら、言ってみて。
私は君の口からその言葉を聞きたいの。
(間)
ふふっ、言ってくれたね。
ありがとう、私もだよ。
寒いねぇ……なんだか君は見るだけで寒そうな格好してるけど、寒さには耐性ある感じ?
そうだね、電車の中じゃ暑いか。
朝からお疲れ様。
それにしても、いつもの君にしてはちょっと早いね。
何かあった?
まあ、悪いことではないから気にすることはないけど、ちょっと時間あるんだよね。
丁度いいから、私と話、付き合ってくれる?
ありがとう。
仕事の隙間ぐらいでしか、あんまり君と話す機会なかったから、どこかで打ち解けるタイミングが欲しいなって思ってたんだ。
そうだよ、君、人見知りの警戒感、私に対して解けてないでしょ?
お互いのこと理解するのも大事だと思うから。
最近どう?
こういう質問されると何答えていいかわからない?
でもね、こっちも何答えて欲しいとか特にないからどうしようもないんだよね。
じゃあ、仕事の鬱憤でも話して楽になる?
これなら流石に何かしらはあると思うし。
(間)
ふむふむ、それは大変だったね。
でも、それくらい君はちゃんと仕事してるんだ。
仕事熱心でえらいえらい。
そんなんじゃないって?
君にとってはそれなりでしかなくても、頑張ってるんだよ。
疲れるのは頑張ってる証拠。
頑張る君は凄い。
ふふっ、あんまり褒められ慣れてなさそうな反応して可愛い。
素敵だね……
え? 私は、なんだかんだ上手い具合にのらりくらりと消化してるばかりかな。
サボってはないよ?
それじゃあ、プライベートの方は何かあったりする?
趣味とか、日頃やってることとか。
君、一人なんでしょ?
(間)
そうなんだ。
案外イメージにないって言ったら失礼かな?
だけど、それも凄いかも。
凄いね。
……あはっ、凄いしか言ってない。
適当に言ってるわけじゃないからね?
専門じゃないから具体的なこと口出しできないし。
そうだな、君に教えてもらえるなら、私もいいかなって思ったり。
だけど、それってお家でも君は頑張ってるってことだよね。
大丈夫?
疲れたりしない?
ちゃんと眠れてる?
いや、お節介ならいいんだ。
心配になっちゃっただけだから、君の生活に口出ししたいわけじゃないの。
(ひとりごと)
とは言っても、その様子だと、あんまり人とは関わってないんだね。
あ、気にしないで。
いや……ただ、一個だけまたお節介してもいい?
もし君が困った時、君は誰を頼るのかなって。
何かあった時、一人で抱え込むのって良くないでしょ?
そういう時、気持ちを素直に言える相手っていた方がいいと私は思うから。
うん、強いて言うなら……?
……私?
あ、そ、そうなんだ、へえー……私……。
いや、君ってさ、私に対してどこかよそよそしいところあるから、そんな風に思ってもらえてるだなんて意外だった。
私には、本音を曝け出せる、か。
確かに、愚痴っぽいこと話してくれたこともあったっけ。
見かけだけで判断するものじゃないね。
本当のことを教えてくれるのはいつだって心なんだって、誰かが言ってた。
そっか、私、信頼されてるんだね。
なんだか嬉しいな。
誰かに頼りにされてもらえてるって、ちゃんとしないといけないって思うところもあるけど、大事な存在だと思ってくれてるってことでしょ?
単に都合のいい存在かもしれないけど、それでも私はそう思う。
君は、私に弱音も言ってくれるのかな。
うん、そうだとしたらもしかして、私のこと頼りにしているってよりも、私に甘えてるって感じ?
んふふ、顔赤くして否定されてもなー?
これは図星か?
よしよし、お姉さんが君のこと一杯甘やかしてあげますよー。
なでなでー!
むーっ、手を払い除けるなんて乱暴だなー。
ごめん、私も調子に乗りすぎた。
私が普段甘やかしてるの、親戚の子供ぐらいだからつい子供っぽくなっちゃった。
そうだな、甘えたいか……
私に癒しを感じるんだ。
……ふーん。
ねえ、それってさ、もしかして。
君は気付いてない?
本当はそういうことなんじゃないかなって思ってるんだけど。
何のことって、君の大事なこと、かな。
私、甘えてくれるからにはとことん甘えて欲しいから。
(囁き)
教えてよ。今、君がモヤモヤしてるドキドキの正体。
私と一緒にいることに、癒しを覚えるんでしょ?
心から君は私といたいって思ってくれてるんでしょ?
勘違いだったらごめんね。
でも、私にはそんな風に思うの。
本当はもっと、私に求めたいんでしょ?
癒しだけじゃない、もっともっと、心が温かくなるような甘え。
ん、だんだんと目が合わなくなってきた。
ふふっ、隠さなくていいのに。
恥ずかしくて言いづらいかな?
いいんだよ。私は何でも受け止めてあげる。
君の弱音も、本当の気持ちはなんでも。
ほら。
一緒にいたい……か。
そうだよね、甘えられる場所は居心地いいから。
頼られるのは私も嬉しいよ。
だけどね、それってつまりだよ?
ほとんど君は言ってるようなものだと思うんだけど。
えー、とぼけないで。
こんなに私が言ってるんだよ?
君が自信なくたって、私は笑ったりなんかしないし、無下になんか絶対しない。
ほら、言ってみて。
私は君の口からその言葉を聞きたいの。
(間)
ふふっ、言ってくれたね。
ありがとう、私もだよ。
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