- ヤンデレ
- 別れ話
- 彼女
公開日2022年06月18日 18:34
更新日2022年06月18日 18:34
文字数
2501文字(約 8分21秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
彼女に嫌気が差して、とうとう別れ話をすることにしたあなた。
ところが、彼女はどうしてもあなたと別れたくないために、必死に縋る。
しかし、それでも気の変わらないあなた。
とうとう彼女は、強引な手段で引き留めることに……
():読み方に関する指示・役の動作(効果音の発生するもの)
[]:場面指定・変更
[@彼女宅]
ところが、彼女はどうしてもあなたと別れたくないために、必死に縋る。
しかし、それでも気の変わらないあなた。
とうとう彼女は、強引な手段で引き留めることに……
():読み方に関する指示・役の動作(効果音の発生するもの)
[]:場面指定・変更
[@彼女宅]
本編
それで、話って何……?
別れ、たい?
……え?
ごめん、面白くないよ。
そういうのって縁起でもないし、やめてほしいな。
違う?
まさか……悪い冗談とかじゃなく、本気で言ってる……?
え?
訳が分からない。
何で……何でそうなるの?
(だんだんと涙声)
君は本当に、私と別れたいんだ……。
もう、恋人でいたくなくなっちゃったんだ……。
嫌だよッ!
私は、君のこと、本当に、本当に、大好きだから。
絶対に、別れたりなんか、したくしないっ!
私は、大好きなんだよ?
やぁだっ!
別れないぃ!
君と一緒がいいの!
君がいなかったら、私、生きていけないから……!
私、どうしたらいい?
私、どうしたら君と一緒にいられるの?
どうしたら、好きって言ってくれるの?
教えてよっ!
私、君の望むことだったら全部する!
君に愛してもらうためなら頑張れるから!
(血の気が引くように)
……もう、無理?
無理って、どういうこと……?
もしかして……もう、どうやったところで、君の愛情は元に戻らないって言いたいの……?
私には、どうすることも、できないの……?
そんな……そんなぁ……
私はこんなにも君のことが好きなのに……
ね、ねぇ……本当に、どうすることもできないの?
そう……なんだ。
それでも……私は君といたい!
君に恋して恋されて、幸せだって思いたいっ!
でも、君は、嫌なんだよね……
ひどいなぁ……
あの、さ……考え直して、くれないかな?
もちろん、無条件にとは言わない。
私だって、このままじゃ君の恋人ではいられないっていうなら、変わらなきゃいけないと思ってるから。
私、君にとっての理想の彼女になりたいんだ。
だから、お願い。
ね、こんなに必死で君のことを引き留めようとしてる彼女のこと、冷たく見捨てたりしないよね?
君は、そんな酷い人じゃないもん、ね……?
そ、そう……
それでも、やっぱり……
そう、なんだ……
また好きになるのは、無理、か。
(逆ギレ・冷静に)
無理なのは私の方だよ。
何で、君と別れなきゃいけないの。
私、君のことが好きって今散々言ったよね?
別れたくないって。
絶対に別れたくないって。
何で、その言葉を無視するの?
彼女の言ってることだよ?
普通さぁ、愛する彼女がここまで必死にお願いしてたら、せめてちょっとは話、聞いてくれてもいいよね?
なんか、勝手に君の頭の中で私たちは別れるって決まってるみたいで、ふざけるなって思うんだけど。
恋人っていうのは二人で一つなのに、一方的な考えなんてよくないでしょ?
折角私は譲歩してるのに、君は無理、別れるの一点張り。
あぁそっか、君にとって私はもう愛する彼女でも何でもないんだ?
厄介な女ってことなんでしょ、酷いなぁ。
いつもの優しい君はどこに行ったの?
というか、あの優しい君じゃなくなっちゃったから、君は私のこと愛してくれないんだね。
じゃあ、取り戻さなきゃ……。
安心したよ。
もし本当の君に嫌われてたとしたら、今すぐ今世を諦めてやり直さなきゃって思ってたから。
まず、今の君の混乱を解いて、もう二度と、そんな訳の分からないこと、考えたりしないようにしないとね……
うーん、とりあえずヒートアップしてたら思い込みも激しくなっちゃうから、ゆっくり呼吸して落ち着こうか。
肩の力も抜くようにしてさ。
すうぅ、はあぁ。
ふふっ、警戒心ゼロだね。
えいっ!
(SE:押し倒す)
いま君、力抜きながら、完全に油断してたでしょ。
押し倒されるとは少しも想定してなかったんだね。
まったく、そういうところが可愛いんだからぁ。
やっぱり、監禁するしかないのかな。
仕方ないよね?
どうしても君が別れたいって言うんなら、私だって、どうしても君と別れたくないんだし。
嫌だ?
そうだよね、痛いし、自由もないし。
でも、この状況で君は逆らえないんだよ?
君は、どうしようか?
恋人、やめる? 続ける?
うんうん。
そうだよね。
君の口から恋人続けようって言ってくれて、ひとまずは安心だね。
次は……
って、困惑した顔でどうしたの?
まさか、その一言の確認だけで終わるとでも思った?
もー、甘いなぁ。
私だってバカじゃないんだよ。
その一言に大した拘束力もないのに、それで君を自由にしたら、また別れを切り出せちゃうでしょ?
そもそも、本心じゃない言葉に何の意味があるの?
だって、さっきのはあくまで、君が私に何を求められてるのか、わかってるかどうかを確かめようとしただけなんだよ?
もう二度と、私の元から離れるだなんて考えを起こさないようにするには、そんなものじゃ足りないよね。
もっと、誓いとか約束みたいな、ずっと残るものを二人の間に作らなきゃ。
でも、今すぐに君が心変わりして私のこと好きって言ってくれるのは、流石に現実的じゃないんだよね。
そもそも、録音とかしてても忘れちゃうだろうし、24時間365日、私たちの繋がりを意識できるものが欲しいんだ。
ってことで、前から君の様子がおかしいのは気になってたから、こんなものを用意したんだ。
じゃーん。
く・び・わ。
これをつけてる限りは、私の所有物になるんだよ。
ほら、特注だからここに私の名前、書いてあるでしょ?
これをつけたら、誰が見ても君は私の物だし、自分でも首輪がついてることはずっと意識することになる。
その意識こそが私との繋がりなんだ。
素敵だよね!
あ、そうそう、見ての通り、これは鍵付きだから、君の手で勝手に外そうだなんて出来ないんだ。
鍵は、君が触れないように、私が厳重に管理しておかないと。
これなら、君はずっと私の物だね。
どうする?
首輪するんなら、自分でしてほしいんだ。
私のことを受け入れるっていう意思表示として。
細かいことは気にしないでいいよ、留めづらいとしても、首輪通すだけならできるでしょ?
鍵とか、難しいのは私がやってあげる。
必要なのは、自分から私の物になりに行くってことだから。
もちろん、ならないっていう選択もあるよ?
でも、わかってるよね?
しないんだったら、このベッドに縛り付けるってこと。
……何、どうしたの?
君にまともな選択肢がないって?
へー、さっきまで、絶対に別れるって私の話を聞かなかった君がそんなこと言うんだ?
でも私は、一生首輪か、一生ここで暮らすか、選択肢は用意してあげたんだよ?
君より優しいと思わない?
ダーメ、それ以外は選べない。
もう、私からは離れられない。
ふふっ、どうしようか。
ちゃんと考えて、答えを見せてね?
別れ、たい?
……え?
ごめん、面白くないよ。
そういうのって縁起でもないし、やめてほしいな。
違う?
まさか……悪い冗談とかじゃなく、本気で言ってる……?
え?
訳が分からない。
何で……何でそうなるの?
(だんだんと涙声)
君は本当に、私と別れたいんだ……。
もう、恋人でいたくなくなっちゃったんだ……。
嫌だよッ!
私は、君のこと、本当に、本当に、大好きだから。
絶対に、別れたりなんか、したくしないっ!
私は、大好きなんだよ?
やぁだっ!
別れないぃ!
君と一緒がいいの!
君がいなかったら、私、生きていけないから……!
私、どうしたらいい?
私、どうしたら君と一緒にいられるの?
どうしたら、好きって言ってくれるの?
教えてよっ!
私、君の望むことだったら全部する!
君に愛してもらうためなら頑張れるから!
(血の気が引くように)
……もう、無理?
無理って、どういうこと……?
もしかして……もう、どうやったところで、君の愛情は元に戻らないって言いたいの……?
私には、どうすることも、できないの……?
そんな……そんなぁ……
私はこんなにも君のことが好きなのに……
ね、ねぇ……本当に、どうすることもできないの?
そう……なんだ。
それでも……私は君といたい!
君に恋して恋されて、幸せだって思いたいっ!
でも、君は、嫌なんだよね……
ひどいなぁ……
あの、さ……考え直して、くれないかな?
もちろん、無条件にとは言わない。
私だって、このままじゃ君の恋人ではいられないっていうなら、変わらなきゃいけないと思ってるから。
私、君にとっての理想の彼女になりたいんだ。
だから、お願い。
ね、こんなに必死で君のことを引き留めようとしてる彼女のこと、冷たく見捨てたりしないよね?
君は、そんな酷い人じゃないもん、ね……?
そ、そう……
それでも、やっぱり……
そう、なんだ……
また好きになるのは、無理、か。
(逆ギレ・冷静に)
無理なのは私の方だよ。
何で、君と別れなきゃいけないの。
私、君のことが好きって今散々言ったよね?
別れたくないって。
絶対に別れたくないって。
何で、その言葉を無視するの?
彼女の言ってることだよ?
普通さぁ、愛する彼女がここまで必死にお願いしてたら、せめてちょっとは話、聞いてくれてもいいよね?
なんか、勝手に君の頭の中で私たちは別れるって決まってるみたいで、ふざけるなって思うんだけど。
恋人っていうのは二人で一つなのに、一方的な考えなんてよくないでしょ?
折角私は譲歩してるのに、君は無理、別れるの一点張り。
あぁそっか、君にとって私はもう愛する彼女でも何でもないんだ?
厄介な女ってことなんでしょ、酷いなぁ。
いつもの優しい君はどこに行ったの?
というか、あの優しい君じゃなくなっちゃったから、君は私のこと愛してくれないんだね。
じゃあ、取り戻さなきゃ……。
安心したよ。
もし本当の君に嫌われてたとしたら、今すぐ今世を諦めてやり直さなきゃって思ってたから。
まず、今の君の混乱を解いて、もう二度と、そんな訳の分からないこと、考えたりしないようにしないとね……
うーん、とりあえずヒートアップしてたら思い込みも激しくなっちゃうから、ゆっくり呼吸して落ち着こうか。
肩の力も抜くようにしてさ。
すうぅ、はあぁ。
ふふっ、警戒心ゼロだね。
えいっ!
(SE:押し倒す)
いま君、力抜きながら、完全に油断してたでしょ。
押し倒されるとは少しも想定してなかったんだね。
まったく、そういうところが可愛いんだからぁ。
やっぱり、監禁するしかないのかな。
仕方ないよね?
どうしても君が別れたいって言うんなら、私だって、どうしても君と別れたくないんだし。
嫌だ?
そうだよね、痛いし、自由もないし。
でも、この状況で君は逆らえないんだよ?
君は、どうしようか?
恋人、やめる? 続ける?
うんうん。
そうだよね。
君の口から恋人続けようって言ってくれて、ひとまずは安心だね。
次は……
って、困惑した顔でどうしたの?
まさか、その一言の確認だけで終わるとでも思った?
もー、甘いなぁ。
私だってバカじゃないんだよ。
その一言に大した拘束力もないのに、それで君を自由にしたら、また別れを切り出せちゃうでしょ?
そもそも、本心じゃない言葉に何の意味があるの?
だって、さっきのはあくまで、君が私に何を求められてるのか、わかってるかどうかを確かめようとしただけなんだよ?
もう二度と、私の元から離れるだなんて考えを起こさないようにするには、そんなものじゃ足りないよね。
もっと、誓いとか約束みたいな、ずっと残るものを二人の間に作らなきゃ。
でも、今すぐに君が心変わりして私のこと好きって言ってくれるのは、流石に現実的じゃないんだよね。
そもそも、録音とかしてても忘れちゃうだろうし、24時間365日、私たちの繋がりを意識できるものが欲しいんだ。
ってことで、前から君の様子がおかしいのは気になってたから、こんなものを用意したんだ。
じゃーん。
く・び・わ。
これをつけてる限りは、私の所有物になるんだよ。
ほら、特注だからここに私の名前、書いてあるでしょ?
これをつけたら、誰が見ても君は私の物だし、自分でも首輪がついてることはずっと意識することになる。
その意識こそが私との繋がりなんだ。
素敵だよね!
あ、そうそう、見ての通り、これは鍵付きだから、君の手で勝手に外そうだなんて出来ないんだ。
鍵は、君が触れないように、私が厳重に管理しておかないと。
これなら、君はずっと私の物だね。
どうする?
首輪するんなら、自分でしてほしいんだ。
私のことを受け入れるっていう意思表示として。
細かいことは気にしないでいいよ、留めづらいとしても、首輪通すだけならできるでしょ?
鍵とか、難しいのは私がやってあげる。
必要なのは、自分から私の物になりに行くってことだから。
もちろん、ならないっていう選択もあるよ?
でも、わかってるよね?
しないんだったら、このベッドに縛り付けるってこと。
……何、どうしたの?
君にまともな選択肢がないって?
へー、さっきまで、絶対に別れるって私の話を聞かなかった君がそんなこと言うんだ?
でも私は、一生首輪か、一生ここで暮らすか、選択肢は用意してあげたんだよ?
君より優しいと思わない?
ダーメ、それ以外は選べない。
もう、私からは離れられない。
ふふっ、どうしようか。
ちゃんと考えて、答えを見せてね?
クレジット
ライター情報
ヤンデレとか書きます。
Twitterアカウントは@yorugi_suu以外一切関与しておりませんのでご了承ください。
Twitterアカウントは@yorugi_suu以外一切関与しておりませんのでご了承ください。
有償販売利用の条件
TwitterのDM等にてご一報ください。
利用実績(最大10件)
夜木嵩 の投稿台本(最大10件)