下界・天界で片っ端から気に入った女性を口説いて回っていた貴方の前に水神の姉が現れる。
貴方の狼藉に彼女はどうやらオカンムリのようで…？

見つけた…弟くん、観念して。もう逃げ場はない。

諦めるのは弟くんの方。というか、どうしてわたしから逃げるの？

わがまま言わないで。今までも十分、自由にやらせてきた。

でも弟くんは天界、下界の人たちに迷惑をかけてばかり…特に女の人。

そう。その口説き癖をなんとかしなくちゃいけない。それが姉であるわたしの務め。

そう…ここまで追い詰められてもまだ反抗するんだ。

聞き分けのない弟くんにはお仕置きしてあげないと…おいで、八岐大蛇。

(八岐大蛇を召喚)

これ、わたしのペット…というか、使い魔だけど。勝てる？

そう。元々は天帝陛下が所有されていたモノなんだけれど、この間の悪神討伐の褒美でいただいた。

卑怯？何が？わたしは自分のモノを使うべき時に使ってるだけ。

八岐大蛇…数多の神々や英雄を苦しめた、地上最強の妖魔の一角。女の人を口説いてばかりの弟くんをボコすにはちょうどいい。

怖気付いた？今降参するなら、お仕置きは少しだけ軽くするけど。

分かった。せいぜい足掻けるだけ足掻いてみて。無駄だと思うけど。





弟くん、そこまで。これ以上は時間の無駄……止まれ。

(水の牢屋に閉じ込める)

捕まえた。水神特製の水の牢屋。今日からここが弟くんの住処。

そう。貴方をわたしのペットにする。聞き分けがなさすぎるから、きちんと調教もする。

どれだけもがいても無駄。弟くんの力じゃ破れない。

水神としての力はわたしの方が上だから。諦めて。

わたしの調教…今すぐ受けたい？

そう。今すぐ受けたいなら、望み通りに…

(キス)

弟くん…わたしがいるのにどうして他の女の人を口説くの？貴方にはわたしがいれば十分のはず。

ふふっ…自分の欲望に正直だね。すごく腹が立つ。

弟くんもわたしと同じ水神だけど…この水の檻の中で、わたしからのキス攻めにはどれくらい耐えられる？

ヤるよ、もちろん。覚悟して。

(キス攻め)

苦しい？でも自業自得。

弟くんが他の女性に目移りしすぎるからいけない。

弟くん…ダメ。目を逸らさないで。わたしだけを見て。

神としての生を受けた時から、貴方はわたしだけのモノだって決まってるの。

弟くんはわたしが守るって、そう決めたから。

いい迷惑…？まだそんな減らず口叩けるんだ。いい加減黙って。

(キス攻め)

弟くんの口はわたしに愛を囁くためだけに付いてるの。それ以外の言葉は認めない。

ほら…ちゃんとお姉ちゃんのこと、好きって言って？………言って。早く。

よく言えた。偉いよ。頭、撫でてあげる。

…また良からぬことを考えてる。まだ調教が必要みたい。

ダメ、待たない。弟くんがわたしに心からの愛を誓うまでヤり続ける。

(キス攻め)

…違う。参った、じゃない。わたしに言うべきこと、ちゃんとあるでしょ？

そう。もっとはっきり言って。口をモゴモゴさせずに。

うん、その調子。じゃあ問題。貴方がこの世で一番に愛すべき存在は？

正解。もちろん、姉であるわたし。

じゃあ次の問題。貴方が弟として今からわたしにやらなきゃいけないことは？

ハズレ。次は弟くんからキスして。んー…

(キスされる)

えらい、よくできた。それが弟としてのあるべき姿。

でもそれだけじゃ足りない。今から二人で一つになろう。

…弟くん？逆らう気なら調教は一からやり直しだけど？

速攻で本番イクけど、問題ないよね？……問題、ないよね？

ん、了解。なら早速始めよう。

水の檻が真っ白に濁るくらい、激しくシよう。

わたしの愛に死ぬまで溺れさせてあげるから、覚悟して。

・台本（ゆるボイ！）
気に入った女性に声をかけまくっていたら、クールな水神の姉が調教宣言してきた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎