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キミは私の王子様
written by 如月英梨
  • 恋人同士
  • カップル
  • 王子様系彼女
公開日2022年11月13日 18:25 更新日2022年11月13日 18:25
文字数
1760文字(約 5分52秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
指定なし
あらすじ
彼女はあなたをリードしてくれる
あなたは、そんな彼女とのデートを満喫する

さっ、お手をどうぞ、王子様
本編
(SE:街の喧騒)

(喧騒終わり)

やあ、時間通りだね。

私は少し早く着いちゃってね。

キミとのデートが待ちきれなかったのかな?

無意識に早く来てしまったみたいだね。

さて、今日は私のリクエストに応えてくれてありがとう。

キミと美味しい物を食べながら、のんびりと歩きたかったんだ。

食べ歩きデートというやつかな。

では、さっそく出発しようか。

お手をどうぞ、王子様。

時間は有限だからね。

私はキミと少しでも長く一緒に楽しみたい。

キミもそうだろう?

最初はどこへ行こうか。

食べ歩きはプランを立てずに、歩きながらお店を探すのも楽しみの1つ。

キミは何が食べたい?

(間)

たこ焼きかぁ……。

うん!定番で良いね。

ここは飲食店が多いから、すぐに見つかるよ。

行こうか、王子様。

足元に気を付けて、段差があるから――っと!

(転びそうになった彼を抱き寄せる)

大丈夫かい?

ふふ、まったく、危なっかしい王子様だ。

怪我はないかい?

私の大切な王子様が怪我をしてしまっては、デートが台無しだからね。

っと、すまない、いきなり抱き寄せてしまって。

さっ、手を。

転ばぬように、私の手をしっかり握っていてくれ。

(間)

ん?

どうしたんだい?

(間)

恥ずかしい?

周りの視線が気になるのかな?

それとも、女性にエスコートされるのが恥ずかしいのかな?

ふふ、ますます可愛いじゃないか、私の王子様は。

(近付いて囁く。バイノーラルにするかは自由)
では、周りへ存分に見せつけてやろう。

(囁く)
このデートは、私とキミだけのものだ。

(囁く)
誰にも邪魔する権利はない。

(間)

おや、耳まで真っ赤じゃないか。

そんなところも実に愛おしいよ。

ほら、早く行こう。

デートの時間が無くなってしまうよ。

(間)
(たこ焼き屋の前に着く)

着いたね。

買ってくるから少し待っていて。

トッピングもあるみたいだ。

なにかお好みのトッピングはあるかい?

(間)

トッピング無し、シンプルなのが良いんだね。

分かった、買ってくるよ。

えっ、お金?

私が出すから大丈夫だよ。

じゃあ、買ってくるからね。

(間)

お待たせ。

1人前を2人で分けて食べようか。

その方が色んな種類の物を食べられるからね。

(間)

ふー、ふー。

ほら、あーんして。

(間)

ふふ、照れてるキミも可愛くて魅力的だけど、早く食べないと冷め過ぎてしまうよ。

ほら、あーん。

(間)

キミは本当に美味しそうに食べるね。

私も頂こうかな。

ふー、ふー。

はむ。

はふ、はふ。

もぐもぐ、もぐもぐ。

(間)

うん、熱々で外はカリっと、中はふわふわで、とても美味しい。

キミの笑顔も相まって、より美味しく感じるよ。

っと、口元にソースが付いているよ。

動かないで、拭いてあげる。

(間)

はい、取れたよ。

ふふ、キミは守ってあげたくなる可愛さだよ。

キミと居るだけで、私は楽しくて幸せだ。

(間)

(SE:手を合わせる音)

ごちそうさまでした。

凄く美味しかったね。

何より、キミの笑顔を見られて嬉しかった。

さて、次はどこに行こうか。

(間)

おっ、良いね。

行こうか。

(間)

(何件か回った後)

う〜ん、どれも美味しかったね。

後1つ食べたら最後にしようか。

えっと、最後だけは予約してあるんだ。

さっ、お手をどうぞ、王子様。

人混みではぐれぬように。

(間)

着いたよ。

ここが予約していたレストランだ。

(SE:ドアを開ける音。チリンチリンのような落ち着いた音)

さっ、どうぞ中へ。

(間)

良い雰囲気のお店でしょ?

席はこっちだよ。

(句読点で区切って、優しく柔らかく読む)
私が、キミの為に用意した、特等席だよ。

(SE:椅子を引く音)

どうぞ、お座り下さい。

(間)

では、私も失礼しよう。

(SE:椅子を引く音)

(間)

シェフ、料理を。

(間)

さて、料理も揃ったし、乾杯しようか。

素敵な夜に、乾杯。

(間)

どうかな?

ここの料理は?

キミに喜んでもらいたくて準備してたんだ。

(間)

(決心する感じで)
すー、ふぅ……。

キミに、今日最大のサプライズだよ。

私との……この関係を終わりにしよう。

私は……この関係に満足出来なくなってしまった。

キミと……もっと深く繋がりたい。

(深呼吸)
すー……ふぅ……。

(間)

私と……結婚してくれないか?

(間)

えっ……これは……指輪?

まさか……キミも……?

はは、今日は私がサプライズをする予定だったんだが、私がサプライズをされたようだ。

もしかして、私がこのお店でプロポーズする事もバレていて、キミは言わずについてきてくれたのかな?

どちらにせよ、このサプライズは成功のようだ。

(間)

改めて。

私と結婚してくれないか。

私の傍に、ずっと居てほしい。

(間)

ありがとう……。

これからも、宜しくお願いするよ。

私の王子様。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
キミは私の王子様
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
如月英梨
ライター情報
シチュエーションボイス用台本を書いている如月英梨と申します。
宜しくお願いいたします。

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