- ファンタジー
- ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2522文字(約 8分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
騎士団長
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
ヤンデレ騎士団長【攻撃型、依存型】の別バージョンです。
男口調も合いそうだと思い、アレンジして書き直しました。
男口調も合いそうだと思い、アレンジして書き直しました。
本編
【ある日の朝、騎士団の詰所にて。】
よう。お前か?剣技を学びたいというヤツは・・・・・・。
私はここの騎士団の団長を任されている者だ。
フ、驚いたか?団長が女だという事に。
確かに、戦いや遠征の時などは常に甲冑を付けているから、間違われる時はあるけどな。
いや、そもそも私は女であることを諦めた、と言うか・・・・・・。
それに、こんな口調だしな。男と思われた方が気楽な時もあるな。ハハ。
しかし、剣技を学びたいと言われても、私は騎士団としてあっちこっち動き回ってるからな・・・・・・たまに隣りの国に1か月いったっきりの時もあったっけか。
それでも私から教わりたい・・・・・・ねぇ。
ふふ、やる気だな。
・・・・・・。
よし、分かった。お前のそのやる気に応じ、私の剣技を教えてやる。
じゃあ早速、明日の朝に来てくれるか?
【次の日の朝、詰め所から出てすぐそばの小さく開けた広場で。】
お、来たか。お早う。
じゃあ早速これを持て。
あぁ、木でできた練習用の剣だ。
真剣だと私も手加減ができないからな・・・・・・。
では、構えろ。
もっと脇を締めて、剣の先は前・・・・・・目の前の相手に向ける感じだ。
足は半歩前に・・・・・・そうだ。その体勢だ。
真剣はこれよりももっと重いぞ?こんなので根を上げていたら剣技の習得なんてまだまだ先だな。
・・・・・・いや、まぁ、誰だって最初はそうさ。
んじゃあ取り合えず・・・・・・そうだな、素振りをしてくれ。
私が止め、というまで繰り返すんだ。
・・・・・・。
止め!
ハハ、疲れたか?
今日のこの疲れも、続けていけば段々と感じなくなっていくぞ。
じゃあ今日はこのくらいにするか。
これから騎士団と遠征の話をしなきゃだからな・・・・・・。
暫くはこの時間は空いているから、また明日来るんなら教えるぞ?
・・・・・・フ、あぁ。待ってるぞ。
あぁ、そうだ。
この練習用の剣をやるよ。
重さは大体本物の剣と同じくらいだから、これを持って日常を過ごすだけでもいい訓練になるぞ。
じゃあな、また明日ここで会おう。
【次の日の朝、訓練の終了時。】
止め!
フフ、どうだ?
始めた頃よりも長く素振りができるようになったと自分で思わないか?
お前は筋がいい。
騎士団のヤツらと比べても、指折りで筋が良いな。
日に日に素振りが様になってきたじゃないか。
この調子なら、私の名で騎士団へ入団させたいくらいだ。
それじゃあ次は早速、私と手合わせをしてみるか?
ハハハ、そんなに怯えないでくれ。勿論、手加減はするさ。
怪我をしたら練習にならないからな。
でも、そのな・・・・・・すまない。
実は今日の夕方から遠征に行かなくてはならなくなってな・・・・・・。
そんなに長くは空けないんだが・・・・・・5日は帰って来れない。
それまで、素振りを欠かさずにするんだぞ?
では、今日はこれで。またな。
・・・・・・え?
遠征気を付けて、だと?
あっ、ああ!その・・・・・・ありがとう、な。
【5日後の朝、訓練場にて。】
おお、久しぶりだな。
そんなに日にちが経った訳ではないはずだが、とても久しぶりな感じがするな。
お前も少し・・・・・・髪の毛が伸びたか?
どことなく顔つきもかっこよくなってるじゃないか。
さて、素振りだが・・・・・・ちゃんとしていたか?
よぅし、早速私に見せてくれ。
・・・・・・。
止め!
息も上がっていないし、汗も額に滲む程度・・・・・・成長したな。
この調子ならどこの騎士団にも入れるだろうな。団長の私が保証してやる。
ところで、なんでお前は剣技を学ぼうと思ったんだ?
・・・・・・。
え?冒険者になりたいのか?
つまり、各地を巡って旅をしたいという事か?
・・・・・・ほう。
じゃあ、もっと強くならないとだな。
世界には恐ろしい魔物がうじゃうじゃといる。猛毒を吐くやつや集団で襲ってくるもの、見上げる程の巨大で屈強なものもいる。
それだけじゃない。山道にはならず者が根城としているところもあってな、そいつらから不意打ちをされるときもあるかもしれない。
だから、今よりももっと強くならないと・・・・・・冒険者になるのは先送りにするべきだな。
あぁ、こちらこそ。これからもよろしくな?
【次の日の朝。いつもの訓練場。】
お早う。今日も来てくれたんだな。
ん、その服似合ってるじゃないか。それも、上質な生地を使っているのか?
どこで買ったんだ?
・・・・・・。
へぇ、知人から旅の選別に貰ったんだな。
良かったな。
じゃあ今日は以前言っていた、手合わせをしてみようか。
本気で掛かってこい。
ハッ!オラッ!
踏み込みが甘い!そんなのだと大怪我をするぞ!
もっと剣は素早く振れ!それだと躱される!
剣先が鈍ってる!敵は動くんだぞ!
反応が遅い!そんなのだと・・・・・・ホラッ!
【同日の訓練後、介抱中。】
その、悪かった。
まだズキズキするか?
私としたことが、熱中してしまったかな。
・・・・・・これが真剣だったら、お前はもう死んでいたかもしれないぞ。
私みたいに剣の扱いに慣れた者でも、時として命の危機を感じるような戦いもあるんだ。
剣技を学ぶ以上、その危険は常に付きまとうんだぞ。
冒険者なんて、危険すぎる。
隊列を組み、互い互いに守り合う事の出来る騎士とは比べ物にならないくらいに危険な目に合うぞ。
だから・・・・・・冒険者なんかになるのは止めて、騎士になって私と共にこの国を護らないか?
この国にも美しい景色が沢山あるんだぞ?
騎士団の宿舎の近くに広場があってな。
そしてそこに巨大な噴水があって、水しぶきが太陽の光に当たってキラキラとして、その美しさに息を呑むほどなんだ。
それだけではないぞ。
町を出て少し歩いた先には森があってな、そこに美しい泉があるんだよ。たまにそこに飛んでくる小鳥が綺麗で・・・・・・。
・・・・・・。
ほぅ、そうか。そこまでして冒険者になりたいのか。
わかった。
じゃあ、せめて私よりも強くなれるよう、引き続き厳しく教えてやるからな。
また明日、ここで待ってるぞ。
よう。お前か?剣技を学びたいというヤツは・・・・・・。
私はここの騎士団の団長を任されている者だ。
フ、驚いたか?団長が女だという事に。
確かに、戦いや遠征の時などは常に甲冑を付けているから、間違われる時はあるけどな。
いや、そもそも私は女であることを諦めた、と言うか・・・・・・。
それに、こんな口調だしな。男と思われた方が気楽な時もあるな。ハハ。
しかし、剣技を学びたいと言われても、私は騎士団としてあっちこっち動き回ってるからな・・・・・・たまに隣りの国に1か月いったっきりの時もあったっけか。
それでも私から教わりたい・・・・・・ねぇ。
ふふ、やる気だな。
・・・・・・。
よし、分かった。お前のそのやる気に応じ、私の剣技を教えてやる。
じゃあ早速、明日の朝に来てくれるか?
【次の日の朝、詰め所から出てすぐそばの小さく開けた広場で。】
お、来たか。お早う。
じゃあ早速これを持て。
あぁ、木でできた練習用の剣だ。
真剣だと私も手加減ができないからな・・・・・・。
では、構えろ。
もっと脇を締めて、剣の先は前・・・・・・目の前の相手に向ける感じだ。
足は半歩前に・・・・・・そうだ。その体勢だ。
真剣はこれよりももっと重いぞ?こんなので根を上げていたら剣技の習得なんてまだまだ先だな。
・・・・・・いや、まぁ、誰だって最初はそうさ。
んじゃあ取り合えず・・・・・・そうだな、素振りをしてくれ。
私が止め、というまで繰り返すんだ。
・・・・・・。
止め!
ハハ、疲れたか?
今日のこの疲れも、続けていけば段々と感じなくなっていくぞ。
じゃあ今日はこのくらいにするか。
これから騎士団と遠征の話をしなきゃだからな・・・・・・。
暫くはこの時間は空いているから、また明日来るんなら教えるぞ?
・・・・・・フ、あぁ。待ってるぞ。
あぁ、そうだ。
この練習用の剣をやるよ。
重さは大体本物の剣と同じくらいだから、これを持って日常を過ごすだけでもいい訓練になるぞ。
じゃあな、また明日ここで会おう。
【次の日の朝、訓練の終了時。】
止め!
フフ、どうだ?
始めた頃よりも長く素振りができるようになったと自分で思わないか?
お前は筋がいい。
騎士団のヤツらと比べても、指折りで筋が良いな。
日に日に素振りが様になってきたじゃないか。
この調子なら、私の名で騎士団へ入団させたいくらいだ。
それじゃあ次は早速、私と手合わせをしてみるか?
ハハハ、そんなに怯えないでくれ。勿論、手加減はするさ。
怪我をしたら練習にならないからな。
でも、そのな・・・・・・すまない。
実は今日の夕方から遠征に行かなくてはならなくなってな・・・・・・。
そんなに長くは空けないんだが・・・・・・5日は帰って来れない。
それまで、素振りを欠かさずにするんだぞ?
では、今日はこれで。またな。
・・・・・・え?
遠征気を付けて、だと?
あっ、ああ!その・・・・・・ありがとう、な。
【5日後の朝、訓練場にて。】
おお、久しぶりだな。
そんなに日にちが経った訳ではないはずだが、とても久しぶりな感じがするな。
お前も少し・・・・・・髪の毛が伸びたか?
どことなく顔つきもかっこよくなってるじゃないか。
さて、素振りだが・・・・・・ちゃんとしていたか?
よぅし、早速私に見せてくれ。
・・・・・・。
止め!
息も上がっていないし、汗も額に滲む程度・・・・・・成長したな。
この調子ならどこの騎士団にも入れるだろうな。団長の私が保証してやる。
ところで、なんでお前は剣技を学ぼうと思ったんだ?
・・・・・・。
え?冒険者になりたいのか?
つまり、各地を巡って旅をしたいという事か?
・・・・・・ほう。
じゃあ、もっと強くならないとだな。
世界には恐ろしい魔物がうじゃうじゃといる。猛毒を吐くやつや集団で襲ってくるもの、見上げる程の巨大で屈強なものもいる。
それだけじゃない。山道にはならず者が根城としているところもあってな、そいつらから不意打ちをされるときもあるかもしれない。
だから、今よりももっと強くならないと・・・・・・冒険者になるのは先送りにするべきだな。
あぁ、こちらこそ。これからもよろしくな?
【次の日の朝。いつもの訓練場。】
お早う。今日も来てくれたんだな。
ん、その服似合ってるじゃないか。それも、上質な生地を使っているのか?
どこで買ったんだ?
・・・・・・。
へぇ、知人から旅の選別に貰ったんだな。
良かったな。
じゃあ今日は以前言っていた、手合わせをしてみようか。
本気で掛かってこい。
ハッ!オラッ!
踏み込みが甘い!そんなのだと大怪我をするぞ!
もっと剣は素早く振れ!それだと躱される!
剣先が鈍ってる!敵は動くんだぞ!
反応が遅い!そんなのだと・・・・・・ホラッ!
【同日の訓練後、介抱中。】
その、悪かった。
まだズキズキするか?
私としたことが、熱中してしまったかな。
・・・・・・これが真剣だったら、お前はもう死んでいたかもしれないぞ。
私みたいに剣の扱いに慣れた者でも、時として命の危機を感じるような戦いもあるんだ。
剣技を学ぶ以上、その危険は常に付きまとうんだぞ。
冒険者なんて、危険すぎる。
隊列を組み、互い互いに守り合う事の出来る騎士とは比べ物にならないくらいに危険な目に合うぞ。
だから・・・・・・冒険者なんかになるのは止めて、騎士になって私と共にこの国を護らないか?
この国にも美しい景色が沢山あるんだぞ?
騎士団の宿舎の近くに広場があってな。
そしてそこに巨大な噴水があって、水しぶきが太陽の光に当たってキラキラとして、その美しさに息を呑むほどなんだ。
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町を出て少し歩いた先には森があってな、そこに美しい泉があるんだよ。たまにそこに飛んでくる小鳥が綺麗で・・・・・・。
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