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ヤンデレヴァルキリー おっとり口調ver
  • ファンタジー
  • おねショタ
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2842文字(約 9分29秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヴァルキリー
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
 ヤンデレヴァルキリーの別verです。
 
 おねショタをイメージした口調となっております。
本編
 【朝、町の広場で】

 (チュンチュン、という鳥のさえずり)

 おはよう、勇者君。

 今日の鍛錬を始めよっか。

 さぁ、剣を構えて?

 (チャキン、と金属の音)

 ふふ、流石勇者君だね。

 この間教えたばかりだというのに、その構え、とても綺麗だよ。

 次は・・・・・・そうだね、私と手合わせをしてみよっか。

 私に勝てるようになったら、もう勇者として逞しく成長したと言っても過言ではないかもね。

 さ、気を引き締めて。怪我しちゃうかもだからね。

 じゃ行くよ。

 (カンカン、と剣のぶつかる音)

 もっと前に踏み込んで。それだと、魔物にも後れを取ることになるよ。

 だーめ、怖くても目を逸らさないの。敵から目を離したらダメだよ。

 むぅ・・・・・・流石にまだ、手合わせは早かったかもしれないね。

 ごめんね、私も焦ってたかもしれない。

 人の寿命の事が気になって、それでつい・・・・・・。

 神様に遣わされたっていうのもあるのかな。つい張り切っちゃって。
  
 でも、今日の構えはスゴかったよ。

 よく練習してきたね。

 ・・・・・・え、ご褒美?

 ご、ご褒美といっても、この鎧は神から授かった鎧だし、この剣もまだ君は使いこなせないだろうし・・・・・・。

 ごめんね、何も思い浮かばないや。

 次の鍛錬の日までに人間の人たちの習慣とか好きな事について調べて、何かご褒美を考えておくね?

 じゃあね、また。

 【鍛錬の日、町の広場にて】

 (チュンチュン、という鳥の鳴き声)

 あ・・・・・・おはよう勇者君。

 その、えっと・・・・・・。

 そっ、それじゃあ早速、鍛錬の方を始めよっか!

 さぁ、剣を構えて?

 ・・・・・・。

 ん、どうしたの?前よりも構えが変だよ?

 足の開き方や腰の使い方、そして剣の握り方、少しずつおかしいなぁ。

 ・・・・・・残念だけど、今日の鍛錬はやめよっか。

 こ、これもご褒美が無かったせいなのかな(呟き声)

 ・・・・・・あ、あのね。

 そのね、あれから色々調べてみたんだけどね。

 えっと、その。男の人は女の人に抱きしめられるとよく元気になるんだね。

 ま、まだ婚姻もしていない人同士であ、あのような事をするのは、その・・・・・・。(羞恥心からの早口をイメージしていただけると)

 そっ、それに、神様を裏切っているようにも思っちゃって。

 私は神に遣わされたヴァルキリーだから、そんな立場であのような事をすると思うと・・・・・・むぅ。

 で、でも、もしこれで勇者君が元気になって、鍛錬に打ち込んでくれるなら・・・・・・。

 (コツコツ、と近づく足音)

 えっと・・・・・・たしか、あの女の人はこうして、男の人の方に手を回して・・・・・・。

 (ギュッ、と抱きしめる音)

 (バッ、と離れる音)

 はぁっ、ど、どうかな?

 元気になった?

 その、次の鍛錬でもし構えが綺麗になっていたら・・・・・・またしてあげる。

 だから、次の鍛錬まで練習しておいてね?

 じゃ!私はこれから用事があるからっ!

 またね!

 【次の鍛錬の日】

 (チュンチュン、という鳥の鳴き声)

 おはよう、勇者君。

 早速鍛錬を始めよっか。

 剣を構えて?

 おおっ・・・・・・いい構えだねぇ。

 とても綺麗だよ、勇者君。

 もう構えに関しては、私から言う事は何もないかな。

 よく頑張ったね。

 ・・・・・・ん、どうしたの?

 あっ、ご、ご褒美だね?

 じゃあこっちに来てくれる?

 (コツコツ、という足音)

 じゃあ、その・・・・・・するね。

 (ギュッ、と抱きしめる音)

 ・・・・・・ど、どうかな?

 ご、ごめんね。鎧を着ているから硬いかもしれないね。

 じゃあさ、こういうのはどう?

 (スリスリ、という音)

 こうやって、頭を撫でる、というのはどうかな?

 これなら手で触れる事ができるね。

 髪の感触と、体温が伝わって来て、なんだか私も気持ちよくなってきたかも。

 ・・・・・・だ、だめだよっ!

 や、やっぱり私には神の遣いとして君を導くという役目があるのっ!(自分を叱咤するイメージで早口になっているとイメージして頂けると)

 こんな事をすると、神様に見放されちゃうかも。

 で、でも。君がもっと鍛錬に打ち込んでくれるというなら・・・・・・。

 そっ、そうだよ。

 私は君を立派な勇者に育てるって使命があるんだもの。

 そのためなら、これは必要な事だよね。

 きっと神様も許してくれる、よね?

 ・・・・・・うふふ。

 それじゃあ、また次の鍛錬の日に会おうね。

 またご褒美を用意して待ってるから、剣術の方、ちゃんと練習しておくんだよ?

 じゃあね、また。

 【別日、町の中にて】

 (ワイワイガヤガヤ、という町の人々の喧騒)

 ここが、人の住む町かぁ・・・・・・。

 空から見るのと違って、皆賑やかで、楽しそうで・・・・・・。

 この人たちを守るために、あの子を勇者として成長させなくちゃだね。

 ん、どうしたの?そこの人。

 ん?これは・・・・・・。

 まぁ、お花?ありがとうね。

 綺麗な色・・・・・・髪飾りにしてみようかな。

 あの子、どう思ってくれるのかな・・・・・・。(呟くような声)

 ふふっ、早速後で付けてみよう。

 あっ・・・・・・勇者君っ!

 え・・・・・・。

 あの隣にいる女の子は・・・・・・。

 あの子、あんなに楽しそうな顔で。

 あんな顔、見たこと無い。

 あの女の子が居なかったら、あの楽しそうな表情を、私にも見せてくれるのかな。 

 あぁ、そうか。あれはきっと、人の皮を被ったサキュバスなんだ。

 勇者君を狙って、堕落させるつもりなんだ。

 私の使命は勇者君を守る事。

 なら・・・・・・。

 【同日、鍛錬の時刻】

 あ、勇者君こんにちわ。

 ふふっ、待ってたよ。

 その、この髪飾りどう、かな?

 町の人に貰ったお花に少し手を加えて作ったの。

 えっと・・・・・・どう?似合ってる、かな?

 ・・・・・・。

 うふふ、ありがとう。

 そういえば勇者君、ダメだよ?サキュバスに惑わされちゃ。

 もう、気を付けてね?

 仕留めるの大変だったんだから。

 人で溢れかえる町から森に連れてきて、退治するの。

 おかげで鎧も剣もこの通り・・・・・・血まみれになっちゃったし。

 この汚れ、洗えば落ちるかなぁ。

 人の姿でちょっと苦しかったけど、勇者君を惑わしたんだから許せないよ。

 さてと、鍛錬の前にまずはその、ぎゅーしよっか。

 ふふ、何度かしていても口にするとまだ恥ずかしいね。

 こっちに来て、勇者君。

 ・・・・・・あれ、どうしたの?

 あぁ、この血が気になるんだね。ちょっと待ってて。

 (ガチャガチャ、と金属の擦れ合う音)

 さ、鎧を脱いだよ。

 これでどうかな?

 ・・・・・・いつもは勇者君から来てくれるのに、今日はどうしたの?

 じゃあ、私の方から・・・・・・。

 (ギュッ、と抱きしめる音)

 うふふ、暖かいね。

 鎧を脱いでいるおかげで、君の体温をより感じる。

 はぁ・・・・・・こんなに、優しい暖かさだったんだぁ。

 さぁ、鍛錬を行いましょうか。

 これからも君の事を守るからね?

 勇者君。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレヴァルキリー おっとり口調ver
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
一ノ清 カズスケ
ライター情報
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