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公開日2025年01月12日 21:56
更新日2025年01月12日 21:56
文字数
1479文字(約 4分56秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
オネエ系仙人
視聴者役柄
クノイチ
場所
某所
あらすじ
禁術の記された巻物を里から無断で持ち出した忍びの女は、追手に追われていたところを、完全オネエな仙人に助けられる。彼もとい彼女は、心身ともに疲弊した女を快く家に迎え入れてくれて…?
本編
あ~ら、やだっ!貴女、大丈夫!? ケガはない!?
そう…よかった♡ 女の子に傷でもついたら、一大事だものね♡
ちょ、貴女、失礼ね!乙女に向かってなんてこと言うのっ!
えぇ。あたしは、れっきとした乙女よ?勝手に男扱いしないでちょうだい?
にしても貴女のその恰好…もしかして、忍び?
そう…どうしてこんなところに倒れていたの?理由、聞いてもいいかしら?
……敵に追われて?それって今、貴女の後ろにいる連中のこと?
もぅ…仕方ないわね。これで貴女に貸し一(いち)よ。
そ。助けてあげるって言ってるの。あたしも問答無用で、敵認定されちゃったみたいだしね?
ふふ、任せなさい?あたし、こう見えて、けっこう腕には自信があるの。まぁ、見てなさい?
(追手の敵をボコボコにする)
まったくもぅ…!アンタたち、それでも男!? 乙女相手に手も足も出ないなんて!
どいつもこいつもだらしない!修行して出直してきなさいっ!ほらっ、さっさと行く!
(敵が蜘蛛の子を散らすように逃げ去る)
待たせたわね。さ、あたしの家でゆっくりしましょ?お腹空いてるなら、ご飯も出してあげるから。
(女を家に招く)
ほら、そこの敷布団の上で横になりなさい?今の貴女に必要なのは、休息みたいだし。
あとは…はい、水。水分補給もしっかりね。
いいえ、礼には及ばないわ。同じ女として、当然のことをしたまでよ。
んまっ!失礼しちゃうわね!貴女、小娘のくせに、生意気よ!
ま、でも…それくらい減らず口が叩けるなら、大丈夫そうね。安心したわ。
で?貴女はさっきから何を隠し持ってるの?奴らに追われてた理由って、もしかしてそれ?
ふふん。あたしの目は誤魔化せないわよ?あたし、これでも目は良い方なの。
話を戻すけど貴女、ちょっとヤバそうな物持ってるわね?あたしに貸してごらんなさい?
(女から巻物を受け取る)
…巻物?中身、拝見させてもらうわね…
…あぁ、もぅ!貴女、さっきからうるさいわね!
大丈夫よ!呪いだろうが何だろうが、あたしには効かないから!中身、開けるわよ!
(巻物の中身を開く)
…!なるほどね…これは、普通の人間が見たら、まず確実に正気を失うわね。
えぇ。それだけヤバい忍術が記されてるってこと。要するに、禁術そのものを封印した巻物ね。
でも大丈夫。あたし、こういうのに耐性はあるから。
当たり前でしょ?仙人を舐めないでちょうだい?
はぁ?気付いてなかったの?これだから、世間知らずの小娘は…
とりあえず…この巻物はとてつもなく危険なものだから、簡単に開けられないよう、簡易的な封印処置を施すわね……はっ!
(巻物を封印)
とりあえずはこれで大丈夫でしょ。貴女もこれで少しは楽になった?
そう…それならよかった。
貴女、このままだとこの巻物に心身ともに侵食されて、しまいには廃人になってたわよ?
そうよ。貴女、この巻物のせいで身体がおかしくなっていたの。
ホント、危ない所だったわぁ。こんな特急呪物、よく持ち歩いてたわね。
…兄の形見?こんな危険な物が?
そう…それでこれを持って、忍びの里を抜けてきたのね。一族全員を危険な目に遭わせないために…
(そっと抱きしめる)
偉いわぁ、貴女…一族のみんなを、兄と同じ末路を辿らせないために、こんな危険を犯すなんて…よく頑張ったわ。えらい、えらい…
ふふ、何言ってるの。貴女はまだまだ子どもでしょ?お姉さんに、存分に甘えていいのよ?
お・ね・え・さ・ん。次、おじさんって言ったら、ぶっ飛ばすから。いい?
ふふ、よろしい。ま、しばらくはうちでゆっくりしていくといいわ。
あの巻物をどう処分するかは、後でじっくり考えましょ。
大丈夫よ…お姉さんに任せなさい?
生半可な追手なら、さっきみたいに返り討ちにしてやるし…迷惑に思うことなんて、全然ないんだから。ねっ?
そう…よかった♡ 女の子に傷でもついたら、一大事だものね♡
ちょ、貴女、失礼ね!乙女に向かってなんてこと言うのっ!
えぇ。あたしは、れっきとした乙女よ?勝手に男扱いしないでちょうだい?
にしても貴女のその恰好…もしかして、忍び?
そう…どうしてこんなところに倒れていたの?理由、聞いてもいいかしら?
……敵に追われて?それって今、貴女の後ろにいる連中のこと?
もぅ…仕方ないわね。これで貴女に貸し一(いち)よ。
そ。助けてあげるって言ってるの。あたしも問答無用で、敵認定されちゃったみたいだしね?
ふふ、任せなさい?あたし、こう見えて、けっこう腕には自信があるの。まぁ、見てなさい?
(追手の敵をボコボコにする)
まったくもぅ…!アンタたち、それでも男!? 乙女相手に手も足も出ないなんて!
どいつもこいつもだらしない!修行して出直してきなさいっ!ほらっ、さっさと行く!
(敵が蜘蛛の子を散らすように逃げ去る)
待たせたわね。さ、あたしの家でゆっくりしましょ?お腹空いてるなら、ご飯も出してあげるから。
(女を家に招く)
ほら、そこの敷布団の上で横になりなさい?今の貴女に必要なのは、休息みたいだし。
あとは…はい、水。水分補給もしっかりね。
いいえ、礼には及ばないわ。同じ女として、当然のことをしたまでよ。
んまっ!失礼しちゃうわね!貴女、小娘のくせに、生意気よ!
ま、でも…それくらい減らず口が叩けるなら、大丈夫そうね。安心したわ。
で?貴女はさっきから何を隠し持ってるの?奴らに追われてた理由って、もしかしてそれ?
ふふん。あたしの目は誤魔化せないわよ?あたし、これでも目は良い方なの。
話を戻すけど貴女、ちょっとヤバそうな物持ってるわね?あたしに貸してごらんなさい?
(女から巻物を受け取る)
…巻物?中身、拝見させてもらうわね…
…あぁ、もぅ!貴女、さっきからうるさいわね!
大丈夫よ!呪いだろうが何だろうが、あたしには効かないから!中身、開けるわよ!
(巻物の中身を開く)
…!なるほどね…これは、普通の人間が見たら、まず確実に正気を失うわね。
えぇ。それだけヤバい忍術が記されてるってこと。要するに、禁術そのものを封印した巻物ね。
でも大丈夫。あたし、こういうのに耐性はあるから。
当たり前でしょ?仙人を舐めないでちょうだい?
はぁ?気付いてなかったの?これだから、世間知らずの小娘は…
とりあえず…この巻物はとてつもなく危険なものだから、簡単に開けられないよう、簡易的な封印処置を施すわね……はっ!
(巻物を封印)
とりあえずはこれで大丈夫でしょ。貴女もこれで少しは楽になった?
そう…それならよかった。
貴女、このままだとこの巻物に心身ともに侵食されて、しまいには廃人になってたわよ?
そうよ。貴女、この巻物のせいで身体がおかしくなっていたの。
ホント、危ない所だったわぁ。こんな特急呪物、よく持ち歩いてたわね。
…兄の形見?こんな危険な物が?
そう…それでこれを持って、忍びの里を抜けてきたのね。一族全員を危険な目に遭わせないために…
(そっと抱きしめる)
偉いわぁ、貴女…一族のみんなを、兄と同じ末路を辿らせないために、こんな危険を犯すなんて…よく頑張ったわ。えらい、えらい…
ふふ、何言ってるの。貴女はまだまだ子どもでしょ?お姉さんに、存分に甘えていいのよ?
お・ね・え・さ・ん。次、おじさんって言ったら、ぶっ飛ばすから。いい?
ふふ、よろしい。ま、しばらくはうちでゆっくりしていくといいわ。
あの巻物をどう処分するかは、後でじっくり考えましょ。
大丈夫よ…お姉さんに任せなさい?
生半可な追手なら、さっきみたいに返り討ちにしてやるし…迷惑に思うことなんて、全然ないんだから。ねっ?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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