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- 綿棒
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- 囁き
公開日2023年10月27日 10:13
更新日2023年10月27日 10:13
文字数
1295文字(約 4分19秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
殺し屋の少年
視聴者役柄
スパイのお姉さん
場所
ビルの屋上
あらすじ
仕事にも人生にも絶望し、ビルの屋上から飛び降りようとした…そんな貴女の元に、以前からの知り合いである少年が現れる。彼の目的は貴女の暗殺であったため、これ幸いと言わんばかりに、貴女は彼に自身を殺すようお願いして…?
本編
お姉さん…こんなところにいたんだ。探したよ?
あ、そうなの?嬉しいなぁ、お姉さんも僕のこと探してくれてたなんて…
…え?な、何言ってるんだよ…僕がそんな、殺し屋だなんて…冗談にしてもタチが悪いって…
……そっか。最初から全部気づいた上で僕に近づいてたんだ。すごいね…
それで?こんなビルの屋上に呼び出したってことは、僕をここから突き落とそうって腹づもり?
逆?それってまさか…
…ん、そっか。終わりたいんだね、お姉さん自身が…
まぁね…お姉さんは僕のターゲットだし、元々そのつもりで近づいたわけだから…殺さない理由はないよ。
ふーん…スパイも人生も辞めちゃうんだ。生きてることに疲れたから…
いいよ。お姉さんの願い、叶えてあげる。こっちおいで?
何って…膝枕だよ。最期に耳かき、してあげるからさ。
そ、耳かき。お姉さんを楽に殺してあげるための施術。悪くない提案でしょ?
ん…よく僕の膝に寝転がれたね。えらいよ。
それじゃあ、始めていこうか…最初で最後の耳かきを、ね?
(綿棒耳かき)
ん?そうだよ。この綿棒、毒が塗ってあるからさ…耳から毒が浸透して、徐々に全身にまわっていって〜…って感じで、少しずつ人体の機能を停止させていくの。
痛みも苦しみも感じないから…安心して、僕に身を委ねて?
…ん?いいよ。愚痴でも何でも言ってよ。遺言だと思って、聞いてあげるから。
うん…うん…そっかぁ、それで…
それはしんどかったね…ハニトラも楽じゃないっていうか、むしろそんな苦痛が伴うなんて…男の僕には一生わからない感覚かも。
大丈夫だよ…お姉さんにトラウマを植え付けた怖い男はここにはいないから…
ね…その男の情報、教えてよ。あとで僕が殺してきてあげる。
うん。適当に仕事でっち上げれば、問題ないからさ。お姉さんの無念、晴らしてきてあげる。
ふふ…どういたしまして。まぁ、暗殺なんていつもやってることだし、気にしなくていいよ。
…うん、これね。了解。情報、たしかに受け取ったよ。
…さ、片耳はこんなものでいいかな。それじゃあ、もう片方もやるから、こっち向いて?ゴローンってして。
…うん、じゃあこっちにも毒を塗りたくっていくから、そのままでね〜…
(綿棒耳かき)
手前から奥にかけて、徐々に綿棒を下ろしていってと…
うん、勿論。後のことは全部僕に任せて。お姉さんのことも最期まできちんと看取ってあげる。
でもさ、どうして僕に後のことを託す気になったの?僕、一応お姉さんの敵なんだけどなぁ。
あはは…女の子みたいだからって、失礼だな。僕、これでもれっきとした男なんだけど?
ふふ、そっかそっか…男性恐怖症になっちゃったもんね。仕方ないよね。
けど嬉しいな…僕の殺し屋としての腕も買ってくれてるわけだし…凄腕スパイのお姉さんに頼られたのは、光栄だよ。
うん…楽に死ねるのは約束するよ。そういう毒を使ってるからね…
…眠くなってきた?じゃあ、もう死期も近いね。あと少しで死ねるよ。
そ。眠るように死ねる。普通に寝落ちするのと変わんないからさ、安心して目を閉じて?
ゆっくり意識を沈めて…?何にも考えず、ただ耳かきの気持ち良さに身体を委ねて…
そうそう…自分が何者かすら、わからなくなる…それが死の感覚だよ。全てが闇に沈むような感覚…
…おやすみ、お姉さん。永遠の心地良い眠りを貴女に…ってね。ふふ…
あ、そうなの?嬉しいなぁ、お姉さんも僕のこと探してくれてたなんて…
…え?な、何言ってるんだよ…僕がそんな、殺し屋だなんて…冗談にしてもタチが悪いって…
……そっか。最初から全部気づいた上で僕に近づいてたんだ。すごいね…
それで?こんなビルの屋上に呼び出したってことは、僕をここから突き落とそうって腹づもり?
逆?それってまさか…
…ん、そっか。終わりたいんだね、お姉さん自身が…
まぁね…お姉さんは僕のターゲットだし、元々そのつもりで近づいたわけだから…殺さない理由はないよ。
ふーん…スパイも人生も辞めちゃうんだ。生きてることに疲れたから…
いいよ。お姉さんの願い、叶えてあげる。こっちおいで?
何って…膝枕だよ。最期に耳かき、してあげるからさ。
そ、耳かき。お姉さんを楽に殺してあげるための施術。悪くない提案でしょ?
ん…よく僕の膝に寝転がれたね。えらいよ。
それじゃあ、始めていこうか…最初で最後の耳かきを、ね?
(綿棒耳かき)
ん?そうだよ。この綿棒、毒が塗ってあるからさ…耳から毒が浸透して、徐々に全身にまわっていって〜…って感じで、少しずつ人体の機能を停止させていくの。
痛みも苦しみも感じないから…安心して、僕に身を委ねて?
…ん?いいよ。愚痴でも何でも言ってよ。遺言だと思って、聞いてあげるから。
うん…うん…そっかぁ、それで…
それはしんどかったね…ハニトラも楽じゃないっていうか、むしろそんな苦痛が伴うなんて…男の僕には一生わからない感覚かも。
大丈夫だよ…お姉さんにトラウマを植え付けた怖い男はここにはいないから…
ね…その男の情報、教えてよ。あとで僕が殺してきてあげる。
うん。適当に仕事でっち上げれば、問題ないからさ。お姉さんの無念、晴らしてきてあげる。
ふふ…どういたしまして。まぁ、暗殺なんていつもやってることだし、気にしなくていいよ。
…うん、これね。了解。情報、たしかに受け取ったよ。
…さ、片耳はこんなものでいいかな。それじゃあ、もう片方もやるから、こっち向いて?ゴローンってして。
…うん、じゃあこっちにも毒を塗りたくっていくから、そのままでね〜…
(綿棒耳かき)
手前から奥にかけて、徐々に綿棒を下ろしていってと…
うん、勿論。後のことは全部僕に任せて。お姉さんのことも最期まできちんと看取ってあげる。
でもさ、どうして僕に後のことを託す気になったの?僕、一応お姉さんの敵なんだけどなぁ。
あはは…女の子みたいだからって、失礼だな。僕、これでもれっきとした男なんだけど?
ふふ、そっかそっか…男性恐怖症になっちゃったもんね。仕方ないよね。
けど嬉しいな…僕の殺し屋としての腕も買ってくれてるわけだし…凄腕スパイのお姉さんに頼られたのは、光栄だよ。
うん…楽に死ねるのは約束するよ。そういう毒を使ってるからね…
…眠くなってきた?じゃあ、もう死期も近いね。あと少しで死ねるよ。
そ。眠るように死ねる。普通に寝落ちするのと変わんないからさ、安心して目を閉じて?
ゆっくり意識を沈めて…?何にも考えず、ただ耳かきの気持ち良さに身体を委ねて…
そうそう…自分が何者かすら、わからなくなる…それが死の感覚だよ。全てが闇に沈むような感覚…
…おやすみ、お姉さん。永遠の心地良い眠りを貴女に…ってね。ふふ…
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