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- 耳吹き
- 駄弁り
公開日2024年05月09日 08:51
更新日2024年05月09日 08:51
文字数
2267文字(約 7分34秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
スカウトマン
視聴者役柄
地下アイドル
場所
ステージの楽屋
あらすじ
貴女を地下アイドルの世界に引き摺り込んだ男に耳かきされるだけのお話。貴女も彼相手なら、安心して言いたいことが言えるようで…?
本編
よ。ステージ、お疲れさん。今日は大盛況だったじゃねえか。
おいこら、小娘。今、なんつった?誰が怪しいバイトの斡旋者だよ。俺はただのスカウトマンだっつの。地下アイドル限定のな。文句あっか?
おいおい、言うに事欠いてそれか~?つーか、久しぶりに会いに来てやったんだから、他になんかあるだろーがよ。仮にもアイドルなんだから、俺にも愛想振りまけや。
あー、可愛くねえ…マジでお前のファンにも、今のお前の姿、見せてやりてえわ。
はぁ?そりゃつまり、俺にだけ塩対応ってことかぁ?こいつ、遠慮なさすぎだろ。ったく…
…ん?あぁ、今日も街に出て、アイドルになれそうな逸材を探してきたよ。今回は空振りだったけどな。
ナンパじゃねえ。れっきとしたお仕事だ。てめぇ、俺のこと何だと思ってやがる。
(ため息)
まぁいいや。俺はそろそろトンズラさせてもらうんで。お疲れさん。
(楽屋から出ようとしたところを、彼女に引き留められる)
…あ?まだなんかあんの?
えぇ…?耳かき?誰が来るかも分からねえ楽屋で?やだよ。アイドルに手ェ出したとか勘違いされたくねえ。
あ~…こいつ、ムカつくわぁ…いいぜ?今日は敢えて、その挑発に乗ってやるよ。ちょうどいい畳もあるし、そこでゴロンしな?
あ?耳かき棒持ってんのかよ…用意周到だな。さては、最初から俺に耳かきさせるつもりで持ってやがったな?
(舌打ち)
あとで覚えてろよ、小娘が…大人の恐ろしさってのを存分に分からせてやっから。とりあえずほら、俺の膝に寝転がれ。残念ながら、枕は用意されてねえみたいだからな。
ははっ…何?男の膝に寝ころぶのは恥ずかしいって?膝にも寝ころべないなんて、お前もまだまだ思春期のお子様だったってわけだw
(膝枕させられる)
おっと…いきなり寝転がるなよ、危ねえだろうが…
…まぁいいや。とりあえず、始めてくぞ…ぜってー、動くなよ?
(耳かき)
お、耳ん中、普通にきったねぇ…まるでお前の心ん中みてーだ…
事実だろ?正論言われたからって、ピキんじゃねーよ。可愛い顔が台無しだぞ?
はぁ?何言ってんだ。んなの、当たり前だろ?逆に俺が、可愛くもねえ女をアイドルにスカウトするとでも?
ま、可愛いっつってもガワだけだけどな…もっとも、そのガワに磨きをかけられるような奴だけを見込んで声をかけてるつもりなんだが。
お前?まぁ、普通に大当たりだな。既にグループのセンターになってっし、おまけに、ここまでファンの数も急増すりゃ、上出来だろ。
あとは、この人気をいかに持続させられるかだな。それはお前の営業次第だが。
まぁな…俺がスカウトした自慢の小娘だからな。たまに様子を見に行くぐらいはする。スカウトして、はい終わりってわけにもいかねえからな…責任問題もあるし。
そ、責任。仮にお前がなんかやらかしたら、お前をスカウトした俺にも責任問題が飛び火するんだ。「なんであんな奴をスカウトしたんだー」的な感じで。
そーだぞ?大人の世界ってのは大変なんだからな?得意先には変なイチャモンつけられることも、珍しくねえし…ま、お前もそのうち分かるようになるさ。
へーへー…じゃ、そのまま何も問題起こさず、大活躍してくだせぇ。俺としても、それが一番望ましい。
ま、でも…今の活動が嫌になったら、とっとと辞めろ?別に俺に相談とかしなくていいから。責任を背負わねえ立場のお前は、嫌なことからはとっとと逃げていいんだよ。
迷惑〜?知らん。つーか、ガキが一丁前に大人の心配してんじゃねえや。迷惑なんざ、いくらでもかけてみろってんだ。大人をあんま舐めんなよ?
あ?さっきと言ってることが違う?そうだっけなぁ…生憎、都合の悪いことはとっとと忘れる主義なんで。
……んなこと言ってるうちに、こっちの耳かき終わっちまったぞ。
(耳吹き)
ははっ…ちょっと吹いてやっただけなのに、バカみてえに反応しやがって…次、反対やるから、身体こっち向けな?
うるせぇ。いいから早くしろ。いちいち文句垂れてんじゃねえよ。おらっ…!
(彼女を無理やり寝転がす)
よーし、もうこれ以上動くなよ?耳を怪我したくなかったらな。
(耳かき)
…あ?何?んなボソボソ喋られても、何言ってっか分からねえ。
…へぇ〜?お前も素直に礼くらいは言えるんだ。初めて知った。
いや?まぁ、礼は素直に受け取っといてやるよ。俺も自分が見込んだ女が売れるようになるのは、悪い気分じゃねえし?
おい…なんだその微妙な顔は?せっかく俺にしては珍しく、褒めてやってるってのによぉ…
んだよ、その理屈…つか、俺がお前を手籠にしたみてえな言い方やめろ。誤解だ、誤解。
とにかく…俺はお前が考えるような女たらしじゃねぇ。大事な商品を自分で汚すバカがいるかっての…抱くなら、もっと年上狙うわ。なんなら、熟女もいける。
うるせぇ、ガキ。人の好みにケチつけんじゃねぇ。お前だって、こんな性悪オヤジより、イケメンお兄さんの方が好きだろうが。
あ〜?なんだってぇ?お前、俺を誑かす気かぁ?もっといろんなとこ成長してから、出直してこいや。
いろんなとこっつったら、いろんなとこだよ。大人のレディになったら、考えてやらんでもない。その頃には、俺は白髪の生えたジジイになってるだろうがな。
ハゲ言うな。まだハゲてねぇよ、俺は。へらず口ばっか叩きやがって、ホント可愛くねえ奴…
…もうすぐ終わるよ。だからちょっと黙って耳かき堪能してろ…
(しばらく無言で耳かき)
…こんなもんか。大体、全部取れたから、これで終わりな。お疲れさん…
(耳吹き)
ははっ…汚ねえおっさんの吐息くらった気分はどうだ……って、こら。ウェットティッシュで耳を拭くな、バカやろう。
じゃ、俺はもう行くから。せいぜい今のうちに、賞味期限の短えアイドル生活を楽しんどくんだな。そんじゃ。
おいこら、小娘。今、なんつった?誰が怪しいバイトの斡旋者だよ。俺はただのスカウトマンだっつの。地下アイドル限定のな。文句あっか?
おいおい、言うに事欠いてそれか~?つーか、久しぶりに会いに来てやったんだから、他になんかあるだろーがよ。仮にもアイドルなんだから、俺にも愛想振りまけや。
あー、可愛くねえ…マジでお前のファンにも、今のお前の姿、見せてやりてえわ。
はぁ?そりゃつまり、俺にだけ塩対応ってことかぁ?こいつ、遠慮なさすぎだろ。ったく…
…ん?あぁ、今日も街に出て、アイドルになれそうな逸材を探してきたよ。今回は空振りだったけどな。
ナンパじゃねえ。れっきとしたお仕事だ。てめぇ、俺のこと何だと思ってやがる。
(ため息)
まぁいいや。俺はそろそろトンズラさせてもらうんで。お疲れさん。
(楽屋から出ようとしたところを、彼女に引き留められる)
…あ?まだなんかあんの?
えぇ…?耳かき?誰が来るかも分からねえ楽屋で?やだよ。アイドルに手ェ出したとか勘違いされたくねえ。
あ~…こいつ、ムカつくわぁ…いいぜ?今日は敢えて、その挑発に乗ってやるよ。ちょうどいい畳もあるし、そこでゴロンしな?
あ?耳かき棒持ってんのかよ…用意周到だな。さては、最初から俺に耳かきさせるつもりで持ってやがったな?
(舌打ち)
あとで覚えてろよ、小娘が…大人の恐ろしさってのを存分に分からせてやっから。とりあえずほら、俺の膝に寝転がれ。残念ながら、枕は用意されてねえみたいだからな。
ははっ…何?男の膝に寝ころぶのは恥ずかしいって?膝にも寝ころべないなんて、お前もまだまだ思春期のお子様だったってわけだw
(膝枕させられる)
おっと…いきなり寝転がるなよ、危ねえだろうが…
…まぁいいや。とりあえず、始めてくぞ…ぜってー、動くなよ?
(耳かき)
お、耳ん中、普通にきったねぇ…まるでお前の心ん中みてーだ…
事実だろ?正論言われたからって、ピキんじゃねーよ。可愛い顔が台無しだぞ?
はぁ?何言ってんだ。んなの、当たり前だろ?逆に俺が、可愛くもねえ女をアイドルにスカウトするとでも?
ま、可愛いっつってもガワだけだけどな…もっとも、そのガワに磨きをかけられるような奴だけを見込んで声をかけてるつもりなんだが。
お前?まぁ、普通に大当たりだな。既にグループのセンターになってっし、おまけに、ここまでファンの数も急増すりゃ、上出来だろ。
あとは、この人気をいかに持続させられるかだな。それはお前の営業次第だが。
まぁな…俺がスカウトした自慢の小娘だからな。たまに様子を見に行くぐらいはする。スカウトして、はい終わりってわけにもいかねえからな…責任問題もあるし。
そ、責任。仮にお前がなんかやらかしたら、お前をスカウトした俺にも責任問題が飛び火するんだ。「なんであんな奴をスカウトしたんだー」的な感じで。
そーだぞ?大人の世界ってのは大変なんだからな?得意先には変なイチャモンつけられることも、珍しくねえし…ま、お前もそのうち分かるようになるさ。
へーへー…じゃ、そのまま何も問題起こさず、大活躍してくだせぇ。俺としても、それが一番望ましい。
ま、でも…今の活動が嫌になったら、とっとと辞めろ?別に俺に相談とかしなくていいから。責任を背負わねえ立場のお前は、嫌なことからはとっとと逃げていいんだよ。
迷惑〜?知らん。つーか、ガキが一丁前に大人の心配してんじゃねえや。迷惑なんざ、いくらでもかけてみろってんだ。大人をあんま舐めんなよ?
あ?さっきと言ってることが違う?そうだっけなぁ…生憎、都合の悪いことはとっとと忘れる主義なんで。
……んなこと言ってるうちに、こっちの耳かき終わっちまったぞ。
(耳吹き)
ははっ…ちょっと吹いてやっただけなのに、バカみてえに反応しやがって…次、反対やるから、身体こっち向けな?
うるせぇ。いいから早くしろ。いちいち文句垂れてんじゃねえよ。おらっ…!
(彼女を無理やり寝転がす)
よーし、もうこれ以上動くなよ?耳を怪我したくなかったらな。
(耳かき)
…あ?何?んなボソボソ喋られても、何言ってっか分からねえ。
…へぇ〜?お前も素直に礼くらいは言えるんだ。初めて知った。
いや?まぁ、礼は素直に受け取っといてやるよ。俺も自分が見込んだ女が売れるようになるのは、悪い気分じゃねえし?
おい…なんだその微妙な顔は?せっかく俺にしては珍しく、褒めてやってるってのによぉ…
んだよ、その理屈…つか、俺がお前を手籠にしたみてえな言い方やめろ。誤解だ、誤解。
とにかく…俺はお前が考えるような女たらしじゃねぇ。大事な商品を自分で汚すバカがいるかっての…抱くなら、もっと年上狙うわ。なんなら、熟女もいける。
うるせぇ、ガキ。人の好みにケチつけんじゃねぇ。お前だって、こんな性悪オヤジより、イケメンお兄さんの方が好きだろうが。
あ〜?なんだってぇ?お前、俺を誑かす気かぁ?もっといろんなとこ成長してから、出直してこいや。
いろんなとこっつったら、いろんなとこだよ。大人のレディになったら、考えてやらんでもない。その頃には、俺は白髪の生えたジジイになってるだろうがな。
ハゲ言うな。まだハゲてねぇよ、俺は。へらず口ばっか叩きやがって、ホント可愛くねえ奴…
…もうすぐ終わるよ。だからちょっと黙って耳かき堪能してろ…
(しばらく無言で耳かき)
…こんなもんか。大体、全部取れたから、これで終わりな。お疲れさん…
(耳吹き)
ははっ…汚ねえおっさんの吐息くらった気分はどうだ……って、こら。ウェットティッシュで耳を拭くな、バカやろう。
じゃ、俺はもう行くから。せいぜい今のうちに、賞味期限の短えアイドル生活を楽しんどくんだな。そんじゃ。
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