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公開日2024年06月17日 08:10
更新日2024年06月17日 08:10
文字数
1457文字(約 4分52秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
鈴彦姫
視聴者役柄
神主
場所
神社
あらすじ
由緒正しい神社の管理を任されてきた神主の男は、見覚えのない美しい女に声をかけられる。誘われるがまま酒を飲んでいた男は、気がつけば彼女を押し倒してしまっていて…?
本編
ごきげんよう、神主様…今宵は月が綺麗でございますね?もしよろしければ、御神酒(おみき)などいかがです?
ふふ…そのように警戒なさらずともよろしいのに…わたくしは怪しい者ではございませんよ?
さぁさ、そのような固いことを言わずに…どうぞ、こちらへ。
(彼を縁側へ案内し、座らせる)
ではこちら、御神酒を徳利(とっくり)からお注ぎ致しますので…どうぞ。
(徳利から酒器に御神酒を注ぐ)
…いかがでしょう?お口に合いましたでしょうか?
ふふっ、それは良かった…まだまだありますので、どうか遠慮なさらず。
(何度かお酒を注ぐ)
はい?わたくしが何者かいい加減教えて欲しい、ですか?
では改めまして…わたくし、『鈴彦姫(すずひこひめ)』と申します。この神社にて代々、神霊を降ろす儀式のために使われていた鈴の化身にございます。以後、お見知り置きを。
はい。神主様も聞いたことぐらいはあるでしょう?そういう儀式のために使用された鈴があるということを…
あら、お気づきになられました?こちら、髪飾りの代わりとしてつけている鈴がわたくしがわたくしであるという証でございます♡ ほら、この鈴の音色を聴いてみてください♡
(頭部についている鈴を鳴らす)
うふふ…ありがとうございます♪ わたくしもこの鈴の音はとても気に入っておりまして…
ちなみにですが…わたくし自身はかつて、洞窟内に隠れた太陽神を外に引っ張り出すために使われたこともある、由緒正しき鈴なんですよ?
えぇ…まさに魔性の音、とも言うべきでしょうか…神ですら、わたくしの音には抗えない…ましてや、人間である神主様にはどうしようもありませんよね?
(抱き寄せられる)
ふふ…いかがされました?急に抱き寄せなどして…先ほど飲んだお酒で、酔ってしまわれました?
…構いませんよ?どうぞ、わたくしのことは煮るなり焼くなり好きになさってください。わたくしもそのために、こうして人としての形をとったわけですから。
……寂しかったんですよ?先ほどは代々この神社で使われていると言いましたが、それも遠い昔の話…ここ近年で、使われることは滅多になくなり、倉庫の奥で朽ち果てるのを待つのみでした…
ですが…当代神主である貴方は、わたくしを一度だけ使ってくださいました…そう、あれはまだ小さかった神主様が、一人倉庫に忍び込んで遊んでいた時のこと…
はい。生まれながらに強い霊力を持つ神主様が、鈴を鳴らして遊ぶことにより、わたくしは再び力を取り戻したのでございます。
もっとも…人の姿をとれるようになるまで力を取り戻すのに、幾分か月日が流れてしまいましたが。
あの時、言ってくださいましたよね?わたくしのことを綺麗だと…綺麗な音だと言って、何度もわたくしを鳴らしてくれましたよね?
たとえ神主様が忘れていたとしても、わたくしはしっかり覚えています…当代神主様こそ、わたくしの婿となるお方だと、そう確信したのでございます。
これから神主様のおそばには、わたくしがずっとおります…神主様の妻として、一生を添い遂げる覚悟にございます。
さぁ、神主様…ご自身の内に秘めた欲望をわたくしに発露して?
(押し倒される)
ふふ…それでこそ神主様♡ 人や神の心を手玉に取る鈴の音に加えて、先ほど呑んでいただいた媚薬入りのお酒…いくら神主様が鋼の理性を持っていたとしても、どうしようもありませんね?
はい…♡ 発情した神主様の内なる欲望を受け止められるのは、妻であるわたくしのみ…♡
ですからどうぞ、わたくしのことは好きなだけ鳴らしてください♡ 神主様の為でしたらわたくし、どんな音だって鳴らすことができますから♡ またあの時のように、わたくしを使って遊んでくださいな♡ うふふっ♡
ふふ…そのように警戒なさらずともよろしいのに…わたくしは怪しい者ではございませんよ?
さぁさ、そのような固いことを言わずに…どうぞ、こちらへ。
(彼を縁側へ案内し、座らせる)
ではこちら、御神酒を徳利(とっくり)からお注ぎ致しますので…どうぞ。
(徳利から酒器に御神酒を注ぐ)
…いかがでしょう?お口に合いましたでしょうか?
ふふっ、それは良かった…まだまだありますので、どうか遠慮なさらず。
(何度かお酒を注ぐ)
はい?わたくしが何者かいい加減教えて欲しい、ですか?
では改めまして…わたくし、『鈴彦姫(すずひこひめ)』と申します。この神社にて代々、神霊を降ろす儀式のために使われていた鈴の化身にございます。以後、お見知り置きを。
はい。神主様も聞いたことぐらいはあるでしょう?そういう儀式のために使用された鈴があるということを…
あら、お気づきになられました?こちら、髪飾りの代わりとしてつけている鈴がわたくしがわたくしであるという証でございます♡ ほら、この鈴の音色を聴いてみてください♡
(頭部についている鈴を鳴らす)
うふふ…ありがとうございます♪ わたくしもこの鈴の音はとても気に入っておりまして…
ちなみにですが…わたくし自身はかつて、洞窟内に隠れた太陽神を外に引っ張り出すために使われたこともある、由緒正しき鈴なんですよ?
えぇ…まさに魔性の音、とも言うべきでしょうか…神ですら、わたくしの音には抗えない…ましてや、人間である神主様にはどうしようもありませんよね?
(抱き寄せられる)
ふふ…いかがされました?急に抱き寄せなどして…先ほど飲んだお酒で、酔ってしまわれました?
…構いませんよ?どうぞ、わたくしのことは煮るなり焼くなり好きになさってください。わたくしもそのために、こうして人としての形をとったわけですから。
……寂しかったんですよ?先ほどは代々この神社で使われていると言いましたが、それも遠い昔の話…ここ近年で、使われることは滅多になくなり、倉庫の奥で朽ち果てるのを待つのみでした…
ですが…当代神主である貴方は、わたくしを一度だけ使ってくださいました…そう、あれはまだ小さかった神主様が、一人倉庫に忍び込んで遊んでいた時のこと…
はい。生まれながらに強い霊力を持つ神主様が、鈴を鳴らして遊ぶことにより、わたくしは再び力を取り戻したのでございます。
もっとも…人の姿をとれるようになるまで力を取り戻すのに、幾分か月日が流れてしまいましたが。
あの時、言ってくださいましたよね?わたくしのことを綺麗だと…綺麗な音だと言って、何度もわたくしを鳴らしてくれましたよね?
たとえ神主様が忘れていたとしても、わたくしはしっかり覚えています…当代神主様こそ、わたくしの婿となるお方だと、そう確信したのでございます。
これから神主様のおそばには、わたくしがずっとおります…神主様の妻として、一生を添い遂げる覚悟にございます。
さぁ、神主様…ご自身の内に秘めた欲望をわたくしに発露して?
(押し倒される)
ふふ…それでこそ神主様♡ 人や神の心を手玉に取る鈴の音に加えて、先ほど呑んでいただいた媚薬入りのお酒…いくら神主様が鋼の理性を持っていたとしても、どうしようもありませんね?
はい…♡ 発情した神主様の内なる欲望を受け止められるのは、妻であるわたくしのみ…♡
ですからどうぞ、わたくしのことは好きなだけ鳴らしてください♡ 神主様の為でしたらわたくし、どんな音だって鳴らすことができますから♡ またあの時のように、わたくしを使って遊んでくださいな♡ うふふっ♡
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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