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公開日2024年07月11日 05:08
更新日2024年07月11日 05:08
文字数
1426文字(約 4分46秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
妹
視聴者役柄
兄
場所
忍びの里
あらすじ
氷遁使いの妹クノイチに凍らされるだけのお話。全国でお尋ね者となっている、とあるクノイチに想いを寄せていることが、嫉妬深い妹にバレてしまって…?
本編
兄上…このようなところにいらっしゃったのですね。寝室におられないので、どこに行ってしまったのかと思えば…
えぇ…修行をなさっていたのでしょう?見ればわかりますよ。
えぇ、それも承知済みです…水遁の術を会得なさろうとしていたのでしょう?それも水のない所で。
なかなか無謀なことをされますね、兄上は…水遁は水のある場所前提で使う術なのに、どうしてそのような…
あぁ…彼女ですか。たしかに彼女に対抗するためには水遁の術の会得は不可避でしょう。あの強力な火遁は、われわれ忍びからしても脅威そのものですから。
そう、ですね…彼女を止めなければいけません。多くの村や町を焼け野原にしている彼女は、今や全国のお尋ね者…このまま放置しておけば、次はどこの地域が燃やされるか…
ですが兄上…兄上がそこまで躍起にならなくてもよろしいのでは?いかに強力な火遁使いといえど、所詮は後ろ盾も持たぬ一介の忍び…いずれは誰かが彼女を討伐してくれるはず…
…ッ!兄上はどうしても彼女をご自身の手で止めたいと…?兄上は、か、彼女のことが好きだから…?
い、いえ…そこまでムキになって否定されると、逆にそうだと言っているようなものですよ…兄上は彼女に並々ならぬ想いを寄せているのですね?
(嘆息する)
これは…重症、ですね。恋わずらいとはよく言ったものです…あんな女のどこがいいんだか…正直、理解に苦しみます。
はい…兄上がそう仰られるなら仕方ありません。好きになってしまったものは、仕方ないですよね?わたしもそうですから。
えぇ、わたしにも想いを寄せている殿方はいます…今、目の前に。
(分身体に背後を取らせる)
あぁ、反応が遅いですよ、兄上。戦場だったら、とっくの昔に死んでいます。わたしが敵じゃなくて、よかったですね?
妹からの告白に隙を見せてくれたことが幸いしました…草むらにあらかじめ潜ませていた氷分身で背後を取ることができたのですから。
えぇ。兄上も知っての通り、わたしが最も得意とするのは氷遁の術…兄上が会得しようとしていた水遁の上位互換の術です。これが何を意味するか、お分かりですか?
はい…兄上の大好きな彼女はわたしが止めます。彼女の力を上回る術をぶつければ、彼女とてただでは済まないでしょう。修行不足の兄上が行くより、わたしのほうが何万倍も勝算がありますので。
うるさいですね…兄上は里の中で大人しくしていてください。これはお願いではなく、命令です。兄上は可愛い妹の命令を聞く義務があるんですよ?
もがいても無駄です…氷分身は、このまま兄上を氷漬けにする材料に使ってしまいましょう…『氷牢(ひょうろう)の術』。
(彼をじわじわと凍らせていく)
兄上…あの女のことはきっぱり諦めてください。あれはわたしたちの敵…あわよくば結ばれようだなんて、そのような浮ついた考えは捨てるべきです。そういう甘い考えが、我々忍びを死に至らしめることをお忘れなく。
それに…兄上にはわたしがいればそれで十分でしょう?炎を吹かすしか能がない、野蛮な女と違って、わたしは兄上に様々なご奉仕ができます。無論、夜伽も兄上のためなら喜んで致しましょう。
えぇ。兄上はわたしの気持ちをもっと知るべきです。これまでは、あの女への恋わずらいのせいで、全く気付いていなかったようですが。
一度、わたしの作った氷の中で頭を冷やしてください。ご自身にふさわしい女が誰であるのか、改めてお考え直しいただけると助かります。
(彼を完全に凍らせる)
……氷牢の術、完成。兄上にはしばらく氷の中で眠っていてもらいましょうか…わたしが彼女を始末するその時まで、ね?
えぇ…修行をなさっていたのでしょう?見ればわかりますよ。
えぇ、それも承知済みです…水遁の術を会得なさろうとしていたのでしょう?それも水のない所で。
なかなか無謀なことをされますね、兄上は…水遁は水のある場所前提で使う術なのに、どうしてそのような…
あぁ…彼女ですか。たしかに彼女に対抗するためには水遁の術の会得は不可避でしょう。あの強力な火遁は、われわれ忍びからしても脅威そのものですから。
そう、ですね…彼女を止めなければいけません。多くの村や町を焼け野原にしている彼女は、今や全国のお尋ね者…このまま放置しておけば、次はどこの地域が燃やされるか…
ですが兄上…兄上がそこまで躍起にならなくてもよろしいのでは?いかに強力な火遁使いといえど、所詮は後ろ盾も持たぬ一介の忍び…いずれは誰かが彼女を討伐してくれるはず…
…ッ!兄上はどうしても彼女をご自身の手で止めたいと…?兄上は、か、彼女のことが好きだから…?
い、いえ…そこまでムキになって否定されると、逆にそうだと言っているようなものですよ…兄上は彼女に並々ならぬ想いを寄せているのですね?
(嘆息する)
これは…重症、ですね。恋わずらいとはよく言ったものです…あんな女のどこがいいんだか…正直、理解に苦しみます。
はい…兄上がそう仰られるなら仕方ありません。好きになってしまったものは、仕方ないですよね?わたしもそうですから。
えぇ、わたしにも想いを寄せている殿方はいます…今、目の前に。
(分身体に背後を取らせる)
あぁ、反応が遅いですよ、兄上。戦場だったら、とっくの昔に死んでいます。わたしが敵じゃなくて、よかったですね?
妹からの告白に隙を見せてくれたことが幸いしました…草むらにあらかじめ潜ませていた氷分身で背後を取ることができたのですから。
えぇ。兄上も知っての通り、わたしが最も得意とするのは氷遁の術…兄上が会得しようとしていた水遁の上位互換の術です。これが何を意味するか、お分かりですか?
はい…兄上の大好きな彼女はわたしが止めます。彼女の力を上回る術をぶつければ、彼女とてただでは済まないでしょう。修行不足の兄上が行くより、わたしのほうが何万倍も勝算がありますので。
うるさいですね…兄上は里の中で大人しくしていてください。これはお願いではなく、命令です。兄上は可愛い妹の命令を聞く義務があるんですよ?
もがいても無駄です…氷分身は、このまま兄上を氷漬けにする材料に使ってしまいましょう…『氷牢(ひょうろう)の術』。
(彼をじわじわと凍らせていく)
兄上…あの女のことはきっぱり諦めてください。あれはわたしたちの敵…あわよくば結ばれようだなんて、そのような浮ついた考えは捨てるべきです。そういう甘い考えが、我々忍びを死に至らしめることをお忘れなく。
それに…兄上にはわたしがいればそれで十分でしょう?炎を吹かすしか能がない、野蛮な女と違って、わたしは兄上に様々なご奉仕ができます。無論、夜伽も兄上のためなら喜んで致しましょう。
えぇ。兄上はわたしの気持ちをもっと知るべきです。これまでは、あの女への恋わずらいのせいで、全く気付いていなかったようですが。
一度、わたしの作った氷の中で頭を冷やしてください。ご自身にふさわしい女が誰であるのか、改めてお考え直しいただけると助かります。
(彼を完全に凍らせる)
……氷牢の術、完成。兄上にはしばらく氷の中で眠っていてもらいましょうか…わたしが彼女を始末するその時まで、ね?
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