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迎えに来てくれた関西弁彼女
written by のみやま
  • ラブラブ
  • 甘々
  • 同棲
  • カップル
  • 恋人同士
  • 後輩
  • 方言
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
777文字(約 2分36秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
雨に降られながら傘もなしに家へ帰る途中、目の前に彼女が。
連絡もせぬままだったので、少しお怒りの様子です。

こちらの関西弁彼女の続編です。
(novel/12257631)
ストーリーは台本内で完結しているので、個別で読んでいただいても大丈夫です。
本編
(雨音)

なぁ。
こんなとこでなにしてんの。

なんでここに、って。
迎えに来たに決まってるやんか。

傘も持たんと外に出て。
連絡してんのに全然返事ないし。

これ。 先輩の傘持ってきたから早よ差して。
早よ家帰るで。

---(帰りついて、玄関)

靴脱ぐ前に、ちょっと待っとって。
タオル持ってくるから。

…はい、ほなちょっと座って。
濡れてるの、タオルで軽く拭くから。

…。

なんで、連絡くれへんかったん?
こんなにびしょ濡れになって、風邪でも引いたらどうするつもりやったん?

…。
先輩のあほっ。
うちが濡れることよりも、先輩が風邪引くほうがよっぽど望んでへんっ。
全然大げさちゃうっ。

…とりあえず、大体は拭けたから。
まずシャワー浴びてきて。
着替えはうちが用意するし。

---(シャワー浴びた後)

あがった?
ほな髪の毛乾かすから、椅子座って。

あかん。 
先輩いっつも髪の毛乾かしきらんと、ほったらかしなんやから。
ホンマに風邪引いたら困るから。 ほら、座って。

(ドライヤー音)

うん、これだけ乾いてたら大丈夫やな。

…ん、なに?
…。

…心配したに決まってるやん。
傘も持たんと買い物行って。
雨の音もし始めて、何回も電話してんのに繋がらへんし。

…うちに申し訳ないとか、そんなん思わんでええねん。
さっきも言うたけど、先輩に風邪なんて引いてほしくない。
どこにおるか連絡くれてたら、ちゃんと傘持っていったんやから。

あと、1つも返事くれんかったから、
事故にでも遭うたんちゃうかって、ホンマに心配やった。

…うん。
これからは、ちゃんと連絡して。
彼女なんやから、もっと頼ってほしい。
こんなことくらいしか、できひん彼女かもしれへんけど…。

ん…ぎゅー…。
身体、そんなに冷えてなさそうやね。
うん。 先輩の身体、あったかい。

なぁ、もっとぎゅーしていい?
家におる間、ちょっと寂しかった…。

ん…ありがと。
ほな材料買ってきてくれたし、そろそろ晩ご飯作るわ。
うん。 すぐ作るから待っててな。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
迎えに来てくれた関西弁彼女
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
のみやま
ライター情報
趣味で活動を始めた台本書きです。
あまあま系をメインに取り扱っています。
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