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公開日2025年02月25日 00:30
更新日2025年02月24日 20:11
文字数
1265文字(約 4分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
腕のいい女冒険者
視聴者役柄
そこそこ腕の立つ聖職者
場所
ある異世界の屋敷
あらすじ
あなた(視聴者)は、そこそこ腕のいい聖職者。そんなあなたには、大切な相棒がいた。
しかし、数週間前から姿を消してしまった。目撃情報をたどると、森の不気味な洋館に相棒が入って行くのを見た人がいるらしい。
早速あなたは装備を整えてそこに向かうのだが……
しかし、数週間前から姿を消してしまった。目撃情報をたどると、森の不気味な洋館に相棒が入って行くのを見た人がいるらしい。
早速あなたは装備を整えてそこに向かうのだが……
本編
おや、遅かったじゃないか。もう片付けてしまったぞ。
まあ、それなりの代償は払わされてしまったが……。
この化け物の勢力が拡大してしまうことに比べたら、些事だろうな。
……今、一歩引いたな? ふっ、よく分かったな。流石は相棒だ。
ああ。この身は、既に魔性のものというわけさ。今も、激しく喉が渇いている。
相棒を見ていると、無性にお前の血を吸いたくて仕方ないもんさ。
……そうだな。
お前を連れて来れれば良かったんだが、ここの主人は、お前という性別の天敵だからな。
本来は聖職者の男女ペアか、それ以上で討伐するらしいが……
私がここの情報を掴んだ時には、もうそんな余裕は無かった。
もちろん、お前の首元にかぶりつくなんていうはしたない真似はしたくない。
他ならぬお前にだけはな。そこで、だ。ほら、受け取れ。
[トネリコの木で出来た杭を投げる]
それを私の胸に突き立てろ。それで終いだ……元々ここの主のために持って来たんだがな。
まさか私に使うことになるとは……。
思えば、色々なことがあったな。
森で死にかけてたお前を私が見つけて、なし崩し的にバディになって……。
最初は、お荷物としか思ってなかったけど……
いつの間にか、お前は私にとって、かけがえのない存在になってたんだ。
……好きだ、大好きだ。愛している。だから、頼む……お前の手で、私を終わらせてくれ。
ははっ、確かに……こんな時に言うものじゃないな。
こんなことになるなら、早く言っておけば良かったよ。
……うっ! ぐぅうっ!
……寄るな!! 今の私に近づくな……くそっ!
[聖水を飲む]
うっ、ぐあぁああああっ! はぁ、はぁ……正直、限界が来てる。
今は一旦聖水を飲んで落ち着いたが、これもそう長くは持たない。
(膝をつく)
今だ、今の私は弱体化している……
それに、お前なら吸血鬼への対抗策などいくらでも持っているだろう。
……そうだ、それで良い。さあ早く……って何やってるんだお前!
それがあるから、私はお前の血を吸わずに済んでいるんだぞ!?
「絶対助ける」? 無理だ。ここまで吸血鬼化が進んでしまったら、もう助からない。
そんなことが出来るとしたら、それこそ……
[杭を放り投げて、相棒が突然抱き締めてくる]
っ!? やめろ! ……あぁ、お前の脈拍が伝わってくる……
頭がクラクラしてくる……はやく、こ、ろせ……
(詠唱を始める)
な、んだ……この、光は……? ぐっ、ガァアアッ! か、体が、焼ける……!
うっ、ガガ、ぐぅううっ! そう、か。こ、れで……終われ、るの……か……
[目を開ける]
ここは、地獄か? いや、それならお前が……おわっ! いきなり抱き締めるな苦しい!
それより、ここが地獄じゃないなら……何故私は生きてるんだ?
喉の渇きもないし、牙も伸びていない。完全に元の人間に戻っている。まさか……お前が?
……ありがとう。しかし、そこそこ腕の良い聖職者ぐらいにしか思っていなかったが……
こんなところで遊んでいて良いのか? 王都に行けば、引く手数多だろうに。
「相手が私だったから」ってどういうことだ? 愛の力? ……それって、まさか……
いや待てあれは……そう! 死にかけのうわ言というか、吸血鬼の誘い文句というか……!
……分かったよ……私の負けだ。これから……いや、これからも、末永くよろしくな、相棒♡
まあ、それなりの代償は払わされてしまったが……。
この化け物の勢力が拡大してしまうことに比べたら、些事だろうな。
……今、一歩引いたな? ふっ、よく分かったな。流石は相棒だ。
ああ。この身は、既に魔性のものというわけさ。今も、激しく喉が渇いている。
相棒を見ていると、無性にお前の血を吸いたくて仕方ないもんさ。
……そうだな。
お前を連れて来れれば良かったんだが、ここの主人は、お前という性別の天敵だからな。
本来は聖職者の男女ペアか、それ以上で討伐するらしいが……
私がここの情報を掴んだ時には、もうそんな余裕は無かった。
もちろん、お前の首元にかぶりつくなんていうはしたない真似はしたくない。
他ならぬお前にだけはな。そこで、だ。ほら、受け取れ。
[トネリコの木で出来た杭を投げる]
それを私の胸に突き立てろ。それで終いだ……元々ここの主のために持って来たんだがな。
まさか私に使うことになるとは……。
思えば、色々なことがあったな。
森で死にかけてたお前を私が見つけて、なし崩し的にバディになって……。
最初は、お荷物としか思ってなかったけど……
いつの間にか、お前は私にとって、かけがえのない存在になってたんだ。
……好きだ、大好きだ。愛している。だから、頼む……お前の手で、私を終わらせてくれ。
ははっ、確かに……こんな時に言うものじゃないな。
こんなことになるなら、早く言っておけば良かったよ。
……うっ! ぐぅうっ!
……寄るな!! 今の私に近づくな……くそっ!
[聖水を飲む]
うっ、ぐあぁああああっ! はぁ、はぁ……正直、限界が来てる。
今は一旦聖水を飲んで落ち着いたが、これもそう長くは持たない。
(膝をつく)
今だ、今の私は弱体化している……
それに、お前なら吸血鬼への対抗策などいくらでも持っているだろう。
……そうだ、それで良い。さあ早く……って何やってるんだお前!
それがあるから、私はお前の血を吸わずに済んでいるんだぞ!?
「絶対助ける」? 無理だ。ここまで吸血鬼化が進んでしまったら、もう助からない。
そんなことが出来るとしたら、それこそ……
[杭を放り投げて、相棒が突然抱き締めてくる]
っ!? やめろ! ……あぁ、お前の脈拍が伝わってくる……
頭がクラクラしてくる……はやく、こ、ろせ……
(詠唱を始める)
な、んだ……この、光は……? ぐっ、ガァアアッ! か、体が、焼ける……!
うっ、ガガ、ぐぅううっ! そう、か。こ、れで……終われ、るの……か……
[目を開ける]
ここは、地獄か? いや、それならお前が……おわっ! いきなり抱き締めるな苦しい!
それより、ここが地獄じゃないなら……何故私は生きてるんだ?
喉の渇きもないし、牙も伸びていない。完全に元の人間に戻っている。まさか……お前が?
……ありがとう。しかし、そこそこ腕の良い聖職者ぐらいにしか思っていなかったが……
こんなところで遊んでいて良いのか? 王都に行けば、引く手数多だろうに。
「相手が私だったから」ってどういうことだ? 愛の力? ……それって、まさか……
いや待てあれは……そう! 死にかけのうわ言というか、吸血鬼の誘い文句というか……!
……分かったよ……私の負けだ。これから……いや、これからも、末永くよろしくな、相棒♡
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