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公開日2025年02月25日 07:00
更新日2025年02月24日 20:22
文字数
1838文字(約 6分8秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼
視聴者役柄
覚醒した感染者
場所
某所→コロニー
あらすじ
()内が聞き手の行動、[]内が話し手の行動を表しています。
ゾンビが溢れた世界。人の血が吸えないことにより、闇に隠れていた吸血種も人間に手を貸し、事態の収束にあたっていた。
あなたは10万人に1人の耐性持ちで、吸血鬼による保護の元、遠征から帰還しようとしていた。
ゾンビが溢れた世界。人の血が吸えないことにより、闇に隠れていた吸血種も人間に手を貸し、事態の収束にあたっていた。
あなたは10万人に1人の耐性持ちで、吸血鬼による保護の元、遠征から帰還しようとしていた。
本編
(最後のゾンビの頭を踏み砕く)
よし、そいつで最後だな。
お前のように耐性がある者はそこそこいるはずなのだが……この辺りはゾンビばかりだ。
さすがに、あの事件が起こって1ヶ月半……もう生き残りはいないのかもしれんな。
……ふっ。いやなに、強くなったなと思っただけだ。
最初はあんなにゾンビを倒すのをためらっていた……
それどころか私の後ろに隠れていたお前が、ここまでの数を1人で倒せるようになったのを見て、な。
私? 私は最初から強かったろう。まあ、そのせいで間違ってお前を殺しかけたが。
まさか、腐った血の中に、お前のような新鮮な血を持つ者がいるとは思わなかったからな。
ふははっ、危ないところだった。
笑い話ではない、と言われてもな。現にお前は、今こうやって私の隣に立っているじゃないか。
ふっ……いや、本当にたくましくなった。
お前をシェルターに護送する時に、ゾンビの返り血を浴びた私に怯えきっていた、あの時のお前の顔ときたら……
あれは傑作だった。
[小声]お前の首元にこの牙を突きつけ、その血を吸い上げたらどれだけ甘美かと思わされたよ。
今では、君を守れるまでになった……? 笑わせるな、と言いたいところだがな。
あの時のお前は凄まじかった。
陽の光を浴びて弱った私を庇いながら、素手でゾンビを駆逐し続けていた姿は、今でも覚えているとも。
若干恐怖を感じたくらいだ。
耐性がついた後、いくつかのフェーズを経て身体能力が向上するという話は聞いていたが、あそこまでとはな。
今まで私の後ろで隠れていただけのお前が、私を守る、なんて言って……
ふっ、お前が人間でなければ惚れていたところだ。
……気にするな、ただの冗談だ……ああ、冗談だとも。
さて、ここにはもう何もないな。シェルターに帰るとしよう。
(朝早く、日が上る前にシェルターに帰還する)
やれやれ、お前は人気者だな。
……ふう、私も彼も疲れてるんだ。話があるなら後で聞くから、今は休ませてくれ。
ほら、持ち場に戻った戻った。
[小声]チッ、小うるさい羽虫どもが……
報告は私が済ませておこう。お前は居住区に戻っていると良い。[耳元で]後でお前の家に行く。鍵を開けて待っておけ。
(数時間後、自分の家のドアが開かれる)
まったく面倒だよな、私たち吸血鬼は。他人の家に入る時にいちいち家主の了承を得ないといけないなんて。
……おっ、酒も用意してくれたのか、気が利くな。では、ありがたく頂くとしよう。
安酒ですまない……? ふっ、謝る必要はない。お前と飲む酒ならば、どんな安酒だろうと天上の美酒となる。
……別に気を遣った訳ではない。これは私の本心だ。なに、そう照れるな……こっちまで恥ずかしくなる///
それで、今回私がここに来たのは、ただお前と酒を飲むためではない。
……これからのことについてだ。
今日報告をした時に聞いたんだが、ワクチンを作るのにはまだかなり時間がかかるらしい。
人間の研究者で言うと3世代ぐらい、だったか。
私たち吸血鬼と違って人間の寿命は短い。そして、このシェルターもどこまでもつかは分からない。
……もしかしたら、保菌者が紛れているかもしれないからな。
……だから、ここの長は、お前を含む耐性保持者に子をなさせることを決定した。
人間の血を定期的に摂取するには、それが1番可能性が高く合理的だ、とな。
お前は戦える人間だ。しばらくは前線に駆り出されるだろうが、いずれお前も女を抱くことになるんだろう。
それが吸血鬼……私たちの種のために最善であることは分かっている。
分かってはいるが……耐えられそうにないんだ。
お前が私以外の女を抱く……いや、私以外の女に触れることでさえ嫌なんだ。
私は、お前を愛している。愛してしまっている。本来、私たち吸血鬼の養分でしかないはずのお前を。
いつからだろうな。どれだけ血を飲んで渇きを満たそうとしても、お前を見るだけで疼いてしかたなかった。
初めはただ、お前の血が美味そうだったからだと思っていたんだが……そうじゃなかった。
……さっきも、お前にベタベタしていた女どもがいただろう?
あの虫ケラどもの肉を引き裂き、はらわたを抉り出したいという醜い衝動を、私は毎日毎日毎日毎日我慢していた。
だが、もう限界だ。私と一緒に、このシェルターから逃げ出そう。
遠征に行ったきり帰ってこなければ、皆は死んだと思うだろう。
そのまま、どこかへ行こう。
どう、だろうか……?
(了承する)
……そうか、ありがとう。
安心してくれ。私を選んでくれたことは絶対に後悔させない。
世界中の人間で、お前を1番幸せにしてやる。
では、次の遠征で会おう。準備をしておいてくれ。
……その時を、楽しみにしているぞ……♡
よし、そいつで最後だな。
お前のように耐性がある者はそこそこいるはずなのだが……この辺りはゾンビばかりだ。
さすがに、あの事件が起こって1ヶ月半……もう生き残りはいないのかもしれんな。
……ふっ。いやなに、強くなったなと思っただけだ。
最初はあんなにゾンビを倒すのをためらっていた……
それどころか私の後ろに隠れていたお前が、ここまでの数を1人で倒せるようになったのを見て、な。
私? 私は最初から強かったろう。まあ、そのせいで間違ってお前を殺しかけたが。
まさか、腐った血の中に、お前のような新鮮な血を持つ者がいるとは思わなかったからな。
ふははっ、危ないところだった。
笑い話ではない、と言われてもな。現にお前は、今こうやって私の隣に立っているじゃないか。
ふっ……いや、本当にたくましくなった。
お前をシェルターに護送する時に、ゾンビの返り血を浴びた私に怯えきっていた、あの時のお前の顔ときたら……
あれは傑作だった。
[小声]お前の首元にこの牙を突きつけ、その血を吸い上げたらどれだけ甘美かと思わされたよ。
今では、君を守れるまでになった……? 笑わせるな、と言いたいところだがな。
あの時のお前は凄まじかった。
陽の光を浴びて弱った私を庇いながら、素手でゾンビを駆逐し続けていた姿は、今でも覚えているとも。
若干恐怖を感じたくらいだ。
耐性がついた後、いくつかのフェーズを経て身体能力が向上するという話は聞いていたが、あそこまでとはな。
今まで私の後ろで隠れていただけのお前が、私を守る、なんて言って……
ふっ、お前が人間でなければ惚れていたところだ。
……気にするな、ただの冗談だ……ああ、冗談だとも。
さて、ここにはもう何もないな。シェルターに帰るとしよう。
(朝早く、日が上る前にシェルターに帰還する)
やれやれ、お前は人気者だな。
……ふう、私も彼も疲れてるんだ。話があるなら後で聞くから、今は休ませてくれ。
ほら、持ち場に戻った戻った。
[小声]チッ、小うるさい羽虫どもが……
報告は私が済ませておこう。お前は居住区に戻っていると良い。[耳元で]後でお前の家に行く。鍵を開けて待っておけ。
(数時間後、自分の家のドアが開かれる)
まったく面倒だよな、私たち吸血鬼は。他人の家に入る時にいちいち家主の了承を得ないといけないなんて。
……おっ、酒も用意してくれたのか、気が利くな。では、ありがたく頂くとしよう。
安酒ですまない……? ふっ、謝る必要はない。お前と飲む酒ならば、どんな安酒だろうと天上の美酒となる。
……別に気を遣った訳ではない。これは私の本心だ。なに、そう照れるな……こっちまで恥ずかしくなる///
それで、今回私がここに来たのは、ただお前と酒を飲むためではない。
……これからのことについてだ。
今日報告をした時に聞いたんだが、ワクチンを作るのにはまだかなり時間がかかるらしい。
人間の研究者で言うと3世代ぐらい、だったか。
私たち吸血鬼と違って人間の寿命は短い。そして、このシェルターもどこまでもつかは分からない。
……もしかしたら、保菌者が紛れているかもしれないからな。
……だから、ここの長は、お前を含む耐性保持者に子をなさせることを決定した。
人間の血を定期的に摂取するには、それが1番可能性が高く合理的だ、とな。
お前は戦える人間だ。しばらくは前線に駆り出されるだろうが、いずれお前も女を抱くことになるんだろう。
それが吸血鬼……私たちの種のために最善であることは分かっている。
分かってはいるが……耐えられそうにないんだ。
お前が私以外の女を抱く……いや、私以外の女に触れることでさえ嫌なんだ。
私は、お前を愛している。愛してしまっている。本来、私たち吸血鬼の養分でしかないはずのお前を。
いつからだろうな。どれだけ血を飲んで渇きを満たそうとしても、お前を見るだけで疼いてしかたなかった。
初めはただ、お前の血が美味そうだったからだと思っていたんだが……そうじゃなかった。
……さっきも、お前にベタベタしていた女どもがいただろう?
あの虫ケラどもの肉を引き裂き、はらわたを抉り出したいという醜い衝動を、私は毎日毎日毎日毎日我慢していた。
だが、もう限界だ。私と一緒に、このシェルターから逃げ出そう。
遠征に行ったきり帰ってこなければ、皆は死んだと思うだろう。
そのまま、どこかへ行こう。
どう、だろうか……?
(了承する)
……そうか、ありがとう。
安心してくれ。私を選んでくれたことは絶対に後悔させない。
世界中の人間で、お前を1番幸せにしてやる。
では、次の遠征で会おう。準備をしておいてくれ。
……その時を、楽しみにしているぞ……♡
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