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年上彼女とヤンデレ彼氏
written by のみやま
  • カップル
  • 恋人同士
  • 年上
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
907文字(約 3分2秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
彼女が、男の子がいるメンバーと遊びに行ったことに
不安と独占欲から怒り狂ってしまっていたあなた。
帰ってくるなり、自分のものである印をつけようとして…
本編
うぐッ…。
い、痛い…っ。
そんなに首噛んだら、痛いよ…っ。

ちゃんと、ただの友達だって話したじゃない…っ。
キミもそれで納得してくれてたんじゃ…うぅっ…ぐっ…。

…っ……はぁ、…はぁっ…。

何かあったの…?
今日出かける時、「楽しんできてね」って言ってくれてたのに。
どうしてそんなに怒ってるの…?

け、携帯…? どうして?
…そ、そんな消すまでしなくてもさ。
あの子とは中学の時からつるんでただけで、お互い好きになるような関係じゃないよ。

…ひっ。
わ、わかった…。
キミがそれで、安心するんだったら消す…。

ほ、他の男の子の連絡先も、なんだよね…?
うん…。

(スマホをタップする音)

…。

…はい。 消したよ。
電話番号も、メッセージも、ぜんぶ…。

うん、確認してくれていいよ…ほら。

…。

(涙混じりに)
ごめん、なさい…。
キミを不安にさせて、ごめん…。
私が好きなのは、ほんとにキミだけだから。

他の子なんて見たりしないよ。
お願い、信じて…。

えっ…? 泣いて…るの…?

どうして、キミが謝るの?
悪いのはキミじゃなくて私じゃない…。
…そんな、自分を「重たい」なんて言わないで。

こうやって私が帰ってくるまで、ずっと不安だったんだよね?
その子に心変わりしちゃうんじゃないか、って…。

私も、キミの立場だったら不安になってたと思うの。
キミが他の子と遊びに行ったりしたらさ。

だから、私がもっとキミの気持ちを考えるべきだったの。
本当にごめんね?
これからは、「キミだけが好きなんだ」って、わかってくれるように気をつけるから。

ほら、こっちおいで? ぎゅーってしよう?

…。

うん、キミに出会ってから、ずっとキミだけだよ。
こんな私を好きでいてくれて、ホントに嬉しいの。
絶対に、キミを捨てたりなんてしないから。

よしよし…。
落ち着くまで、こうしていようね?

ちょっとでも不安なことがあったら、抱え込まないで教えてね?
キミのためなら、私頑張れるから。
辛いことは一緒に乗り越えよう?

…。

首?
…あぁ、ホントだ。 ちょっとだけ、血出ちゃってるね。
ううん、歯が食い込んだ程度だし、あとで消毒すれば平気だから。
キミは謝らなくていいよ。

ずっと、不安だったよね。
ごめんね…。

落ち着いた、かな…?
…そっかそっか、ならよかったよ。

これからは、ずっとすっと、キミのそばにいるから。
うん、約束。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
年上彼女とヤンデレ彼氏
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
のみやま
ライター情報
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