仕事を終えて、家に帰ってきた貴方を出迎えてくれたのは、(いつの間にか恋人になっていた)サキュバスのお姉さんであった。ほとんど無条件で愛してくれる勢いの彼女に耳かきをされることになったのだが、なんと彼女は自分の尻尾を使って、耳かきをしてくれると言ってくれて…？

※淫魔…めちゃくちゃエッチなお姉さん。男の理想を具現化してような存在。大半の淫魔はヒトオスをすけべな目で見ており、一度知り合っただけで、彼を恋人にしてしまう。ちなみに夜の運動会は、人間の想像を絶するほど激しく、大抵のヒトオスは彼女らの持つ豊満な肉体に押し潰されてしまう。

おかえり〜！ご飯にする？お風呂にする？それとも〜…あ・た・し？


ふふふ♪ どうしたの？そんな固まっちゃって…お姉さんの裸エプロンに身惚れちゃった？


ん〜？それはまぁ、君の彼女だし？将来、伴侶となるべき女だし？家にいるのは当然だよね♪


あはは…家の鍵なんて、意味ないよ。魔法使えば、一発で開けれるもん。一応、淫魔だし。


ほらほら〜♡ どうするの？ご飯とお風呂とあたし、どれでも好きなのを選びなよ♡


あ、なになに？何かシて欲しそうな顔してるね？お姉さんに話してみ？


……ほほぅ？耳かきとは、君も酔狂な…耳、そんなにかゆいの？


ふんふん…わかった！それじゃあ、早速耳かきの準備してくるから、寝室で待ってて！あたしもすぐ行くから！


(準備を整え、寝室に入る)


お待たせ〜♡ じゃ、早速耳かき始めていこっか♡ お姉さんの膝に頭乗せて〜♡


ん…/// ふふ、君の髪が生足に触れて、くすぐったい/// これ、悪くないかも///


え、耳かき棒？それならほら、ここにあるじゃん。


そ♡ あたしの尻尾♡ 今日はこれでお耳カキカキしていくよ〜♡


大丈夫♡ 尻尾ならさっき、ピカピカに磨いてきたから♡


ふふ、それもへーき♡ 君のためなら、尻尾の一本や二本、耳の中に突っ込んでも問題ナッシング♪ それじゃ、いっくよ〜♪


(尻尾耳かき)


ンッ…/// へ、へぇ〜？これが君の耳の感触///


だ、大丈夫大丈夫/// 尻尾って、身体の末端部分だから、ちょっと感じやすいだけ/// 何も問題ないよ///


それより、どうかな？/// お姉さんの尻尾の、か・ん・しょ・く♡


…ほんとぉ？ふふ、それはよかった♡


普通の耳かきも悪くないけど…淫魔たる者、自分の一部を好きな人に捧げられるようにしないとね♪


……え？あ、あはは〜…やだなぁ、流石にそんなことはしないよ。


うん…料理や飲み物に自分の唾液とか入れたりしないよ。お姉さん、これでも良識ある淫魔だから。


ホントホント。これでもめっちゃ努力してきたんだからねー？人間界に行くためのパスを入手するためにさー…


…あー、その辺の事情は知らない？


まぁ、かいつまんで話すと、淫魔とかの魔族が人間界に行くには、いくつか難関の試験を通らなきゃいけないの。筆記試験とか実技試験とか色々…


で、その諸々の試験に合格した者だけが、晴れて人間界入りするためのパスポートを手に入れられるってわけ。お姉さんはそれに合格したから、超優秀な淫魔なんだよ？


ふふ、そうそう♪ もっとお姉さんを褒め称えなさ〜い♪ 褒めれば褒めるほど、お姉さんの機嫌が良くなるから♪


あ、んーとね…筆記試験は、まぁ、人間界に関する常識とか色々。


その辺は、人間総合学でだいたい網羅できるから、割とどうにかなった。どっちかというと、実技試験の方が難関だったというか…


き、聞きたい？/// お姉さん的には、結構恥ずかしいことなんだけどな〜///


も、もぅ/// 仕方ないなぁ/// あんまり人間界では試験内容を漏らさないようにって言われてるんだけど…君にだけ、特別だからね？///


うん…えっと、まずは人間くんを性的に襲ってしまわないかの試験。理性がどれだけ保(も)つかの試験だね。


具体的には…淫魔が大好きな、人間フェロモン付きの抱き枕を潰さずに一晩過ごせるか、とか///


だ、だからぁ…/// 淫魔ってのはそれだけ理性と、ついでに下のアナもガバガバなんだって/// 人間の女の子との一番の違いはそこかな？


あー、うん…実は淫魔には、危険日とか安全日とかの概念が無くてさ、取り込んだ精を孕む用か吸収する用か、自由に選べるんだよね〜。


そ。子どもを作るか作らないかを自分の意志で決められるってこと。


そーいうわけで、望まない妊娠っていう概念は魔界には存在しないんだ〜…淫魔ってすごいでしょ？


御名答♡ ゴム無しでも、ぜーんぜん問題ないってこと♡ 後でヤる？


ふふ♪ 照れてる照れてる〜♪ あたしの彼きゅんはやっぱり可愛いなぁ〜♪


さーて…こっち側の耳かきはこれでおしまい♪ (小声で) 十分魔素は流し込めたしね〜♪


あ、ううん。こっちの話。君は気にしなくて、大丈夫だよ。


じゃ、反対側もやっていくから、身体の向きを変えて〜…ゴロ〜ン♪


はーい、よくできました〜♡ ではでは〜、こっちもお姉さんの尻尾でお耳かき、始めていくね〜♡


(尻尾耳かき)


ハァ、フゥ…♡ な、何だか不思議な感覚だな〜♡ 人間くんの耳に自分の尻尾を挿入する、この感じ…♡


ううん…全然気持ち悪くないし、むしろ最高っていうか…♡


例えて言うなら、子宮が「子どもを孕みたい♡孕みたい♡」って呟いてる感じ？


(咳払い)


い、今のは冗談だよ…/// 魔界式の、サキュバスジョークだから/// マジにしないでね？


えっと、それよりさ！最近どう？お仕事、上手くいってる？


ふ〜ん？そっか〜…ボチボチ、ね。


じゃあさ、試しにあたしに養われてみる？お姉さん、こう見えてけっこう稼ぎいいよ？


あはは…真面目だな〜、君は。男が女に養われることは、恥ずかしいことじゃないのに…


うん…魔界の常識。魔族は基本、メスばっかりだからね〜。それでいて、人間より上位種じゃん？


そそ。言い方は悪いけど、上の存在が下の存在の面倒を見るのって、普通じゃないかってこと。


この場合は、魔族女性が人間男性の面倒を見るってことになるんだけど。


あ、今、心揺らぎそうになった？お姉さん、君ならいつでも大歓迎だよ〜♪


はいは〜い…ま、君が頑張るなら、それでいいよ。あたしも応援するからさ。


ん、任せといて〜…あたし、こう見えて、尽くす系の彼女だから。大好きな彼氏くんのためなら、何でもしちゃうよ？


あ、もちろん、別れるとかそういうこと以外でね？冗談でもそういうこと、口にしちゃダメだから。


え？いや、あたしの実体験じゃなくて、友達の実体験。


そ。淫魔の友達。彼氏に別れようドッキリ仕掛けられて、心壊れかけたって。


その後？そりゃあもう、お察しでしょ…干からびるまで、ヤることヤったって。


うん…だから君も気をつけてね？発言とか行動とか間違えたら、お姉さんも自制効かなくなっちゃうかもだから…


(しばらく無言で耳かき)


ねね…さっきから妙に落ち着きないね？


さっきの話でビビっちゃったかな？ちょっと脅かしすぎた？


それとも…裸エプロンの横から見えるお姉さんの肌、そんなにえっち？///


あ、図星か〜。いいね、わかりやすくて…欲求に忠実な男の子は嫌いじゃないよ♡


…無駄な抵抗はやめたら？どうせ我慢できないでしょ？今、猛烈に感じてるムラムラ♡


あはは…流石に気づいた？そう、耳の中に魔力を構成する微粒子…魔素を流し込んでる♡


そしてこの魔素は、人間に対して媚薬みたいな作用が働くからさ〜…実際、めっちゃ興奮してるでしょ？


へへ…よくお分かりで/// 実はあたしも、興奮してる///


だって尻尾だよ？身体の末端…可愛いヒト耳に、それも愛する彼氏くんの耳に突っ込んだら、感じるに決まってるじゃん♡


いやぁ〜…/// ホントは我慢してたんだよね/// 耳の中ホジホジするたびに、身体の奥がピクピクってしちゃってさ〜///


うん…正直、めっちゃヤバい/// 下の方のアナが決壊寸前/// 耳かき提案したこと、良い意味で後悔してる///


いやぁ〜、あはは…君を発情させるつもりが、自分まで発情しちゃうなんて/// 流石にこれは、予想外だったな〜///


…ね、この耳かき終わったら、二人で夜の運動会、シよ？///


お姉さん、君になら恥ずかしいところ見られてもいいからさー…/// この裸エプロン、後で君に脱がせてほしいな/// なーんて、ふふふっ♪

・台本（ゆるボイ！）
【ASMR/微エロ】年上彼女の淫魔お姉さんが尻尾で耳かきをしてくれるそうです
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎