- お姫様
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1362文字(約 4分33秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
こんにちは。今日も来ちゃった♪…それで頼みなんだけど……わたしのところで働く気はない?
うぅ、やっぱりダメ…?わたしが知ってる中で、君は一番優れた刀鍛冶師だと思うんだけど…
わかった、そこまで言うなら証拠を見せてあげる。はい、これ。
この刀、君が打ったものでしょ?名前は彫られてないけど、わたしにはわかるよ。
ちなみにこれはわたしの護衛隊の隊長からもらったものだよ。とても優れた刀だから、姫さまが扱うにはちょうどいいって。
え、なに?もしかして隊長と知り合い?…ふーん、そうなんだ…
実際に使わせてもらったけど、すごく使いやすい。女のわたしでも軽々と使いこなせるし、切れ味も抜群。
……そんなことない。もっと言うなら、刀身の輝きもすごいよ。ほら、こんなに光を反射してる。
わたしなんかがもらっちゃっていいのかってくらいの代物(しろもの)だよ。
うん、もちろんそうする。大事に使わない方がバチがあたるし。
え、ヤだよ。自分のやるべきことなら、今やってるもん。それが終わるまで帰らないから。
(数時間後)
ん、何?……うん、ヒマじゃないけど。けど今日は君のこと、絶対にあきらめない。
今日をのがしたら君、絶対逃げるでしょ。そこに荷物まとめてるし。それ、わたしの勧誘から逃げるためでしょ?……ほら、やっぱりそうじゃない。
そうだよ。これから戦争になるかもしれない。どうしても相手方は、資源が豊富にあるこの国を力づくでも手に入れたいみたい。
そう、だからこそ、この国を守るために君の力を貸してほしい…!この国にとっても、わたしにとっても、君は必要なの…!
どうか、どうかお願いします…!
(賊が押し入ってくる)
い、いきなり何⁉︎…………え、わたし?どうしてわたしの居場所がバレたの…⁉︎
(耳打ちされる)
わ、わかった。気をつけてね……
(賊が退散する)
(つ、強い…!わかってはいたけど、数の不利をものの見事に跳ね除けて賊を退治しちゃった…!わたしにはやっぱり、この人しか…)
ね、ねぇ。せっかくだしわたしの護衛兼鍛冶師を務めない?
両方が無理ならどっちかだけでもいいから!
うぅ、どうしてもダメ…?も、もうこうなったら対価は身体で払うしか…!
だ、だって、こうするしか方法が思いつかないもん!これ以上どうしたらいいの⁉︎
に、二度と会えないのはヤダ……わかった、服は着るから許して……
うん、ありがとう…けど、どうせならそこは抱きしめて慰めてほしかった……ケチんぼ。
え?優秀な人材の募集?それは…やろうと思えばできるし。ていうか実際にやってる。けど、今はそういうことを言ってるんじゃない。
ねぇ、それよりわたしのこと、まだ思い出せない?……こうすれば思い出せる?(髪を下ろす)
〜〜〜〜〜っ、このにぶちん!バカ!アンポンタン!気づくの遅すぎるよ!
いつ気づくかなって、ずっと待ってたのに!本当に気づかないなんて、この鈍感!
ダメなの!君じゃなきゃ!ホントにダメなの!君の代わりなんてどこにもいない!
だからっっ、お願いだから、……わたしのこと、助けてよ!!!
え?ホントに?聞き間違いじゃないよね?………やったー!ありがとう!!
ええー、いいじゃん。ホントはくっつかれて嬉しいくせに。このこの〜。
…うん、でも本当にありがとね。えへへ、嬉しすぎてどうにかなっちゃいそう。
本気で首を縦に振ってもらえるなんて思っても見なかったから。
ん?何か言った?えー、今絶対何か言った!って、ちょっと待ってよ!置いてかないでってば!
うぅ、やっぱりダメ…?わたしが知ってる中で、君は一番優れた刀鍛冶師だと思うんだけど…
わかった、そこまで言うなら証拠を見せてあげる。はい、これ。
この刀、君が打ったものでしょ?名前は彫られてないけど、わたしにはわかるよ。
ちなみにこれはわたしの護衛隊の隊長からもらったものだよ。とても優れた刀だから、姫さまが扱うにはちょうどいいって。
え、なに?もしかして隊長と知り合い?…ふーん、そうなんだ…
実際に使わせてもらったけど、すごく使いやすい。女のわたしでも軽々と使いこなせるし、切れ味も抜群。
……そんなことない。もっと言うなら、刀身の輝きもすごいよ。ほら、こんなに光を反射してる。
わたしなんかがもらっちゃっていいのかってくらいの代物(しろもの)だよ。
うん、もちろんそうする。大事に使わない方がバチがあたるし。
え、ヤだよ。自分のやるべきことなら、今やってるもん。それが終わるまで帰らないから。
(数時間後)
ん、何?……うん、ヒマじゃないけど。けど今日は君のこと、絶対にあきらめない。
今日をのがしたら君、絶対逃げるでしょ。そこに荷物まとめてるし。それ、わたしの勧誘から逃げるためでしょ?……ほら、やっぱりそうじゃない。
そうだよ。これから戦争になるかもしれない。どうしても相手方は、資源が豊富にあるこの国を力づくでも手に入れたいみたい。
そう、だからこそ、この国を守るために君の力を貸してほしい…!この国にとっても、わたしにとっても、君は必要なの…!
どうか、どうかお願いします…!
(賊が押し入ってくる)
い、いきなり何⁉︎…………え、わたし?どうしてわたしの居場所がバレたの…⁉︎
(耳打ちされる)
わ、わかった。気をつけてね……
(賊が退散する)
(つ、強い…!わかってはいたけど、数の不利をものの見事に跳ね除けて賊を退治しちゃった…!わたしにはやっぱり、この人しか…)
ね、ねぇ。せっかくだしわたしの護衛兼鍛冶師を務めない?
両方が無理ならどっちかだけでもいいから!
うぅ、どうしてもダメ…?も、もうこうなったら対価は身体で払うしか…!
だ、だって、こうするしか方法が思いつかないもん!これ以上どうしたらいいの⁉︎
に、二度と会えないのはヤダ……わかった、服は着るから許して……
うん、ありがとう…けど、どうせならそこは抱きしめて慰めてほしかった……ケチんぼ。
え?優秀な人材の募集?それは…やろうと思えばできるし。ていうか実際にやってる。けど、今はそういうことを言ってるんじゃない。
ねぇ、それよりわたしのこと、まだ思い出せない?……こうすれば思い出せる?(髪を下ろす)
〜〜〜〜〜っ、このにぶちん!バカ!アンポンタン!気づくの遅すぎるよ!
いつ気づくかなって、ずっと待ってたのに!本当に気づかないなんて、この鈍感!
ダメなの!君じゃなきゃ!ホントにダメなの!君の代わりなんてどこにもいない!
だからっっ、お願いだから、……わたしのこと、助けてよ!!!
え?ホントに?聞き間違いじゃないよね?………やったー!ありがとう!!
ええー、いいじゃん。ホントはくっつかれて嬉しいくせに。このこの〜。
…うん、でも本当にありがとね。えへへ、嬉しすぎてどうにかなっちゃいそう。
本気で首を縦に振ってもらえるなんて思っても見なかったから。
ん?何か言った?えー、今絶対何か言った!って、ちょっと待ってよ!置いてかないでってば!
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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