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公開日2025年05月05日 10:37
更新日2025年05月05日 10:37
文字数
1764文字(約 5分53秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩女子
視聴者役柄
先輩男子
場所
某所
あらすじ
なぜかテロリストと間違われてしまった傭兵の二人は、どうにか市街地の外に逃れ、野営をすることになった。貴方のバディであるスナイパーの後輩は、泣きべそをかきながら今の状況を嘆いていたが、貴方の励ましによって、ほんの少しだけ気持ちを持ち直したようで…?
本編
はぁ、はぁ…せ、せんぱ〜い…そろそろ、休憩、しませんか…?
だ、だって…もう十分、距離は取りましたよね…?向こうもここまでは流石に追って来れないはず…
うぅ…まさかこんなことになるなんて…
わたしたちがテロリストだなんて、とんだとばっちりですよ〜…むしろ、わたしたちはそのテロリストを追いかけてる側なのに…
うぅ…なんで先輩はそんなお気楽なんですかぁ…?わたしたち、国の正規軍から追われてるんですよ…?
そのうち見つかって捕まって、ありもしない罪を自白させられて…最後は拷問の末に獄中で死んじゃうんです〜…
辛いです、苦しいです…人生って、どうしてこんなにも嫌なことばかりなんでしょうか…グスン。
あ、いいんですか?先輩のチョコレートバー…そ、それじゃあ、いただきます…
(チョコバーを頬張る)
ありがとうございます…やっぱり先輩の持つ携帯食料は美味しいですねぇ…えへへ…
…?先輩?誰と連絡取ってるんですか?
あ、そうなんですか?先輩、本当のテロリストの証拠、持ってたんですねぇ…いつの間に…
…正規軍の司令官への伝手があるから、その証拠を元にわたしたちの無実を証明してもらう、と。
さ、流石は先輩です…何というか、手際が良いですね…こんな絶望的な状況なのに、そんな冷静に…
ふぇ?わたしのおかげ?ど、どうして?わたし、何もしてませんよ…?
今だって、泣きべそかきながら、逃げてただけですし…お役に立てるようなことは何も…
あ、その…発砲しなかったのは、何となく…する暇がなかったといいますか…
そ、そうだったんですね…一発でも撃ってたら、即逆賊認定…うぅ、危なかったです〜…
あ、えと…隠れる場所を探すのは、そんなに苦手じゃないです…これでも一応スナイパーですから…
あぅぅ…/// そ、そんなに褒めても何も出ませんよ…?///
というか、今日はどうしたんですか?疲れ過ぎて頭、おかしくなっちゃいました…?
あぅっ!痛い…!デコピンは地味にキツいですよ〜…!先輩の、暴力お化け…!
…え?今日はここで、野営?
うぅ…仕方ありませんね。街には出られませんし、疑いが晴れるまでは野宿するしか…ハァ…
(寝る準備に入る)
あ、先輩…毛布、持ってきてたんですね…
いえ、実は…前の拠点に敷きっぱなしなのを回収しそびれたみたいで…自分の分は持ってきてないんです…
…え?いいんですか?でもその毛布、そんなに大きくないような…
あ、そうですね…横向きにかければ、お腹くらいは冷やさずに済みそうです…
え、えと…それじゃあ、お邪魔します…///
(二人で横になる)
下の岩場、固いですね…お布団の有り難みが、今になってやっとわかりました…
そう、ですね…早くフカフカのお布団で、思う存分眠りたいです…根無し草生活は辛いです、苦しいです…
やっぱりどこまで行っても、わたしたちは苦しむために生まれてきたんですね…えへへ、なんだか虚しい…
…そんなことない?どうしてですか?
今だって追われる身で、こんなに辛い思いをしてるのに…生きてて良かったなんて、言える要素ひとつもありませんよ…
わ、わたし…?えと、それはどういう…?
…ッ/// せ、せせせ、先輩⁉︎ それはその、こ、こここ、告白っ⁉︎ ですか⁉︎
あ、いえ!その…!わたしみたいな根暗女と一緒にいて楽しいだなんて、酔狂なこと言うから…!
せ、先輩はやっぱりちゃんと休んだ方がいいです…!きっと疲れで、頭がおかしくなってるんです!ほら、早く寝ましょう…!
ね、寝かしつける?わたしが…?
うぅ…それ、仮にも年下の女の子に頼むことですか…?この前の耳かきの件といい、先輩は遠慮というものを知らなすぎです…
けど…同じ毛布にくるまってるんですから、文句は言えませんよね。えへ、えへへへ…
(抱きしめる)
とりあえず寒いので、先輩にくっつきます…/// 人肌同士をくっつけた方が、きっとあったかくなります…///
それで、えっと…寝かしつけ、ですよね…何をどうしたら…
(おそるおそる彼の背中に手を伸ばし、さする)
ど、どうでしょう…?こんなふうにさすったら、落ち着きますか…?
い、いえ…どういたしまして/// わたしも全身があったかくなってきたので、ウィンウィンです…///
先輩…やっぱりその、わたしは先輩みたいに人生楽観的にはなれませんけど、えと…
…せ、先輩がいつも隣にいてくれるから、こんな辛い世の中でも生きていけるんだって、最近はそう思うようになりました…
だ、だから…これからも、わたしの相棒でいてくれますか…?
えへ…よかった。先輩が隣にいてくれるなら、わたしの人生も捨てたものじゃなさそうです。
はい…おやすみなさい。今はしっかり身体を休めましょう…
だ、だって…もう十分、距離は取りましたよね…?向こうもここまでは流石に追って来れないはず…
うぅ…まさかこんなことになるなんて…
わたしたちがテロリストだなんて、とんだとばっちりですよ〜…むしろ、わたしたちはそのテロリストを追いかけてる側なのに…
うぅ…なんで先輩はそんなお気楽なんですかぁ…?わたしたち、国の正規軍から追われてるんですよ…?
そのうち見つかって捕まって、ありもしない罪を自白させられて…最後は拷問の末に獄中で死んじゃうんです〜…
辛いです、苦しいです…人生って、どうしてこんなにも嫌なことばかりなんでしょうか…グスン。
あ、いいんですか?先輩のチョコレートバー…そ、それじゃあ、いただきます…
(チョコバーを頬張る)
ありがとうございます…やっぱり先輩の持つ携帯食料は美味しいですねぇ…えへへ…
…?先輩?誰と連絡取ってるんですか?
あ、そうなんですか?先輩、本当のテロリストの証拠、持ってたんですねぇ…いつの間に…
…正規軍の司令官への伝手があるから、その証拠を元にわたしたちの無実を証明してもらう、と。
さ、流石は先輩です…何というか、手際が良いですね…こんな絶望的な状況なのに、そんな冷静に…
ふぇ?わたしのおかげ?ど、どうして?わたし、何もしてませんよ…?
今だって、泣きべそかきながら、逃げてただけですし…お役に立てるようなことは何も…
あ、その…発砲しなかったのは、何となく…する暇がなかったといいますか…
そ、そうだったんですね…一発でも撃ってたら、即逆賊認定…うぅ、危なかったです〜…
あ、えと…隠れる場所を探すのは、そんなに苦手じゃないです…これでも一応スナイパーですから…
あぅぅ…/// そ、そんなに褒めても何も出ませんよ…?///
というか、今日はどうしたんですか?疲れ過ぎて頭、おかしくなっちゃいました…?
あぅっ!痛い…!デコピンは地味にキツいですよ〜…!先輩の、暴力お化け…!
…え?今日はここで、野営?
うぅ…仕方ありませんね。街には出られませんし、疑いが晴れるまでは野宿するしか…ハァ…
(寝る準備に入る)
あ、先輩…毛布、持ってきてたんですね…
いえ、実は…前の拠点に敷きっぱなしなのを回収しそびれたみたいで…自分の分は持ってきてないんです…
…え?いいんですか?でもその毛布、そんなに大きくないような…
あ、そうですね…横向きにかければ、お腹くらいは冷やさずに済みそうです…
え、えと…それじゃあ、お邪魔します…///
(二人で横になる)
下の岩場、固いですね…お布団の有り難みが、今になってやっとわかりました…
そう、ですね…早くフカフカのお布団で、思う存分眠りたいです…根無し草生活は辛いです、苦しいです…
やっぱりどこまで行っても、わたしたちは苦しむために生まれてきたんですね…えへへ、なんだか虚しい…
…そんなことない?どうしてですか?
今だって追われる身で、こんなに辛い思いをしてるのに…生きてて良かったなんて、言える要素ひとつもありませんよ…
わ、わたし…?えと、それはどういう…?
…ッ/// せ、せせせ、先輩⁉︎ それはその、こ、こここ、告白っ⁉︎ ですか⁉︎
あ、いえ!その…!わたしみたいな根暗女と一緒にいて楽しいだなんて、酔狂なこと言うから…!
せ、先輩はやっぱりちゃんと休んだ方がいいです…!きっと疲れで、頭がおかしくなってるんです!ほら、早く寝ましょう…!
ね、寝かしつける?わたしが…?
うぅ…それ、仮にも年下の女の子に頼むことですか…?この前の耳かきの件といい、先輩は遠慮というものを知らなすぎです…
けど…同じ毛布にくるまってるんですから、文句は言えませんよね。えへ、えへへへ…
(抱きしめる)
とりあえず寒いので、先輩にくっつきます…/// 人肌同士をくっつけた方が、きっとあったかくなります…///
それで、えっと…寝かしつけ、ですよね…何をどうしたら…
(おそるおそる彼の背中に手を伸ばし、さする)
ど、どうでしょう…?こんなふうにさすったら、落ち着きますか…?
い、いえ…どういたしまして/// わたしも全身があったかくなってきたので、ウィンウィンです…///
先輩…やっぱりその、わたしは先輩みたいに人生楽観的にはなれませんけど、えと…
…せ、先輩がいつも隣にいてくれるから、こんな辛い世の中でも生きていけるんだって、最近はそう思うようになりました…
だ、だから…これからも、わたしの相棒でいてくれますか…?
えへ…よかった。先輩が隣にいてくれるなら、わたしの人生も捨てたものじゃなさそうです。
はい…おやすみなさい。今はしっかり身体を休めましょう…
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