神の血を引く少年は悪龍を討伐すべく、彼女の元に赴く。序盤は戦いを有利に進めるが、彼女の思わぬ反撃により敗北。そして彼女から要求されたのは、自分との子作りに協力することで…？

【キャラ紹介】
①黒龍
→神々に反旗を翻したとして、悪名高い龍の女。彼女の操る黒炎は神々の住む土地を焦土へと変えていった。更なる力を求めた彼女は、神の血を引く少年の遺伝子を自らの体内に取り込み、龍神を産み出そうと画策する。見た目は褐色で美人な体格のいいお姉さん。

②少年
→武神の血を引いている半神半人の男。戦さ上手な彼であれば、あの黒龍とも渡り合えると言われていたが、結果はご覧の通り。その童貞は敗北と共に散った。

ふむ…ようやく来たか。てっきり尻尾を巻いて逃げ出したか思うたぞ。


くく…相変わらず口の減らんガキじゃ。わらわを相手にそのような減らず口が叩けるとは。そのクソ度胸だけは買ってやってもよいぞ？


…ほぅ？では見せてもらおうか…わらわをどのように討伐してくれるのかを、な？


(男が雷雲を呼び出す)


ふむ…この雷、雷神の血を引いておったか。


ふはっ♪ 相手にとって不足なし…いざ、参らんっ！


(男の放った雷による攻撃を防ぐ)


くく…！良いぞ、小僧…！


もっと、もっとじゃ…！もっと、わらわを楽しませろっ！


(彼の振るった雷刀を防ぐ)


ふふ…！なかなか良い得物を持っておるではないか…！


それが神の力を宿す刀…！わらわを討つための雷刀(らいとう)というわけか…！


…ッ！？ぐっ…！いかん、このままでは押し切られっ…！


……なーんてな♪ 『火遁・龍炎弾』！


(至近距離で炎による攻撃をくらわせる)


くはは！どうじゃ！？わらわの圧倒的火力は！？その身が焼け滅ぶまで、消えぬぞ！


むっ！？なんと…！まさか霊圧で消し飛ばすとは…！なんて奴じゃ…！


くく…しかし、それでこそ、わらわが見込んだ男。神の血を引いているだけはある。


…まだやる気かぇ？わらわは少々、疲れたから休みたいのじゃが…


むっ…その雷、ここら一帯を吹き飛ばす気か？


よかろう…その勝負、受けて立つ。わらわも少々、本気を出すとしようかの。


(自分の周囲に巨大な炎を形成する)


さて…お主の雷遁とわらわの火遁、どちらが強いのか、勝負じゃ…！


(雷と炎が激突し、巨大な爆発が起こる)


ゲホッ、ゲホッ…！あぁ、全く…お気に入りの服が汚れてしもうたではないか。後で弁償させねば……ッ！？


(土煙に紛れて打ち掛かってくる彼の刃をモロに受ける)


ごっ、ふ…！ガハッ…！


ハァッ、ハァッ…モロに、喰ろうてしもうたわ…小僧の、一太刀…


うむ…良き一撃であった……わらわが相手でなければ、な？


(腹パン)


ふぅ…形成逆転、じゃな。わらわの拳、誰よりも重いであろう？


くく…立ちあがろうとしても無駄じゃ。


そなたはすでに、わらわのモノ…自分の意志で刃向かうことは二度とできぬ。


…気づいたか？先ほどそなたの腹にくらわせた拳…しっかりわらわの焼き印がついておろう？


そう…それすなわち、わらわの奴隷になったも同然ということ。『立て』。


ふふ…愉快愉快♪ あれだけわらわに刃向かってきた小僧が、こんなにも素直に言うことを聞くとは♪


さぁて…乙女の柔肌に傷をつけた責任、どのように取らせようか♡


くく、殺すわけなかろう？せっかく神の血を引いた男が自らやって来たのだ、これを逃すのは惜しい。


よってこれより小僧…そなたの遺伝子を取り込むため、わらわと子作りをしてもらう♡ 無論、敗者である小僧に拒否権はないぞ♡


黒龍たるわらわに刃向かってきたその無謀さ、勇気…実に賞賛に値する。そなたには、わらわと子作りの資格があるというわけじゃ。


ふざけてなどおらぬ…わらわは本気じゃ。そなたの子種を心から欲しておる。


そなたとの間にできた子ども…きっとわらわをも超える強力な龍、いや、龍神になるであろう。


そうじゃ、その通り。最初からそれが目的じゃった。


龍神をこの腹から産み出すことこそ、我が悲願。そなたには存分に協力してもらうぞ？


怯えずともよい…痛いのは最初だけ。


それを過ぎれば、あとは快楽で満たされるのみじゃ。何も心配は要らぬ。


ふふ…先ほどまで粋がっていた小僧がこんなにも…♡


わらわの手でたっぷりと抱きしめてやらねば、な？///

・台本（ゆるボイ！）
【戦闘/のじゃ系】威厳たっぷりな黒龍姐さんとのガチバトルに敗北した少年の末路…
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎