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【戦闘/ファンタジー】超絶ナルシストなメタルヴァンパイアの顔面は国宝級
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • お姉さん
  • イケメン女子
  • ナルシスト
  • 戦闘
  • 女性優位
公開日2025年11月22日 17:43 更新日2025年11月22日 17:43
文字数
1857文字(約 6分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヴァンパイアの女性
視聴者役柄
ヴァンパイアハンターの男性
場所
ヴァンパイアの棲み処
あらすじ
ヴァンパイアハンターの男は己の使命を全うすべく、とあるヴァンパイアを狩りに行く。彼女のあまりに高すぎる美貌にも惑わされることなく、攻撃を続ける男だが、彼女の硬質化した皮膚に傷一つつけられなくて…?

※メタルヴァンパイア…ヴァンパイアの亜種。外から物理的な危険が迫ると自動的に肌が硬質化するという特性を持つ。戦車による砲撃を受けても無傷という実験結果もあるほど。間違っても、人間が挑んでいい相手ではない。
本編
(ワインをあおりながら、一人ごちる)


ふぅ…今夜は珍しく月が赤い。
まるでこの赤ワインのよう…


これはもしや…何かが起こる前兆かな?


(男に声をかけられる)


…おや。今日はお客さんを招待した
覚えはないんだがね。どうやってここに?


ふふ…いきなりご挨拶だね?
薄汚いヴァンパイアとは、言ってくれる…


まったく…ほら、もっとよく見たまえ。


この気高く美しく、そして
どこか儚げである、この姿を。


あぁ、当然だとも。
わたしは自分の美には
絶対の自信を持っている。


非常に申し訳ないが、
そこらの女では比べ物にならない。


どんな美女も、わたしの前では
例外なく平凡な女と化す…
君もそうは思わないか?


ふふ、ふふふ…どうやら君には
わたしの美しさが理解できないらしい。


今どき、ここまで目が
節穴の人間も珍しい。
逆に少し興味が湧いてきた。


どれ、君のことをもっと
よく近くで見させてくれ。


(一瞬で目の前に近づくが、距離を取られる)


む…わたしに近づかれて距離を取る男は
生まれて初めてだ。


はは…面白いことを言うね、君は。
このわたしが全くタイプじゃないとは…


わたしがタイプでないとするなら…
おそらく君はロリコンかホモのどちらかだろう。


少なくとも、何かしらのマイノリティーな
性癖を持っていることは間違いない。


あぁ、なんだ、そっちか。


ヴァンパイア嫌いの人間…とっくに絶滅したかと
思っていたが、まだ生き残っていたとはね。


いや、そもそも、この現代社会において、
魔族嫌いの人間の方が珍しいんだけど…
ヴァンパイアに親でも殺された?


はは、なるほど。ようやく、合点がいった。


君の家系はヴァンパイアハンターで、
ヴァンパイア嫌いの遺伝子が
脈々と受け継がれているというわけか。


それなら、わたしの美しさに
全く靡かないのも納得だね。


でも…それは面白くない。わたしの美貌に
惚れないなんて、あってはならないことだ。


こうなったら…君の遺伝子を
根本から書き換えるしかない。


あぁ、そうだ。遺伝子の反転魔法といってね、
血の専門家であり、高位のヴァンパイアである
わたしなら造作もなく使いこなせる魔法さ。


そして…その作業が終わったら、
わたしと子作りしようか。


君は唯一、わたしの美貌に
惑わされることなく近づいていた男だからね…
わたしの夫にふさわしいというものだ。


(銃口を向けられる)


…物騒なモノを向けてくれるね。
まぁ、ヴァンパイアハンターだから、
当然と言えば当然か。


…いいよ?撃ちたいなら、撃てば?


でも、先に言っておくね…
君の豆鉄砲じゃ、わたしの美貌に
傷一つつけられないよ。


(銀の銃弾が放たれる)


…どうした?もう終わりかい?


その銀の銃弾でわたしを撃ちぬくんだろう?


さぁ、好きなところを狙って撃ちたまえ…
わたしは逃げも隠れもしない。


(何度も銃弾が放たれるが、びくともせず)


…弾切れかな?わたしを討伐しに来た割には
弾の残数をあまり用意していなかったようだね。


…言っただろう?
そんな豆鉄砲じゃ、傷一つつけられないって。


そこらのザコならともかく、
わたしは上位の中の、上位の存在。


人間ごときが作った小道具じゃ、
どう足掻いたって勝てないよ。


…そう、正解。わたしのこと、
よく観察してるじゃないか。


こうして、さ…部分的に皮膚を硬化することで
どんな攻撃も通さない、無敵の肉体が完成する。
わたしはこれを絶対防御と呼んでいる。


…メタルヴァンパイア?
なんだかかっこいい呼び名だね。
ちょっぴり厨二臭いけど…
とりま、後ろから失礼。


(一瞬で背後に回り、あすなろ抱き)


この抱き方、知ってる?
あすなろ抱きっていうんだって…
ドラマとかでよくあるよね。


ふふ…どうした?身体が小刻みに震えてるけど…
わたしに抱きつかれて、そんなに嬉しい?


そりゃあそうか…絶世の美女に抱きつかれて、
嬉しくない男はいないか。


さぁ、これでチェックメイト…
君がわたしを拒否する可能性は
百パーセント潰した。


君がいかにヴァンパイア嫌いを叫ぼうと、
それを実現する手段はどこにもない…
わたしに娶られるしかないんだよ。


ふふ、何を言ってるのやら…
わたしは君のことは嫌いじゃないよ。
むしろ好きだ。


わたしに魅了されることのない特別な遺伝子…
己の意志で、このわたしに挑むその無謀さ…
全てを愛せる自信がある。


あとはそのヴァンパイア嫌いを治すだけ…
これから行うのは、れっきとした治療行為だ。


この病気さえ治れば、
君のその腐りきった目も元に戻るはず…
わたしのことを綺麗だって、言ってくれるはず。


…二度とわたしの美貌を否定させない。
させてやるものか…!


……失礼、少し取り乱した。


これから君に与える罰は…
吸血による、快楽堕ち。


ヴァンパイアという存在がいかに優れているか、
その身体にたっぷり教え込んであげる。
当然、夜が明けるまで…ね?


(吸血)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【戦闘/ファンタジー】超絶ナルシストなメタルヴァンパイアの顔面は国宝級
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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