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【ASMR/耳かき】幽霊少女はずっとずっと貴方と一緒
written by 霜月鷹
  • 耳かき
  • ボーイッシュ
  • 人外 / モンスター
  • 幽霊
  • 甘々
  • 共依存
公開日2025年12月26日 09:48 更新日2025年12月26日 09:48
文字数
2943文字(約 9分49秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
■■■様と崇められていた幽霊
視聴者役柄
幽霊に一目ぼれした人間
場所
屋外
本編
《距離:普通》
「おや、ようやくお目覚めかな?」
「こうして道のど真ん中で眠る気分はどうだい?」
「ふぅん……新鮮な体験だった、ね」
「昔の私も、最初は今の君みたいなことを思っていたっけ……懐かしいな」
「でも、そんな事を言っていられるのも今のうちだよ?」
「なんせ私達には、無限にも等しい時間があるんだ」
「そのうち、この世の全てに飽きがきてしまうよ」

《距離:普通》
「それなら他の場所へ行けばいい……?」
「はは、残念だけどそれは無理だ」
「私達はこの土地に縛られている存在」
「どれだけ努力したって、街の外には出られないよ」

《距離:普通》
「ん……なんだいその顔は?」
「ひょっとして今になって、自分の行いを悔いているのかい?」
「あはは、今さら後悔したって遅いよ」
「だって君は──」

《距離:近》
「(耳元で囁く)私と同じ死者なんだ」
「(耳元で囁く)だからもう二度と、生者の世界には戻れないよ」

《距離:普通》
「まったく……」
「君という奴は、最期まで油断のならない人間だったよ」
「確かに君の行為は、あの時点では最良の選択だったと思う」
「負傷した君が出来る、一人でも多くの命を救う選択」
「結果として犠牲は最小限で済んだし、この街に続く因習を断ち切ることも出来た」

《距離:普通》
「あぁ、これ以上ないくらい最高の結末だった」
「過去の私から始まった忌むべき呪いを、君は断ち切る事が出来たんだ」
「これが映画なら、スタンディングオベーション間違いなしだったとも」
※一呼吸置く
「でも、あの選択が最良であったことは認めるけど、最高だったとは絶対に認めない」
「だって──」

《距離:近》
「あの時の君には、生き残るという選択肢だってあった筈じゃないか」
「それなのに君は生存を択ばず、私の所まで真っ逆さまに落ちてきた」
「(耳元で囁く)ねぇ、どうして君は自分が終わる事を選んだの?」
「(耳元で囁く)どうして生き残ろうとしないで、あの瞬間に自分の終わりを受け入れたの?」
※一呼吸置く
「(耳元で囁く)一体何が、君に死を選ばせてしまったの?」

《距離:普通》
「は……?」
「そうすれば、私と一緒になれると思った……?」
「※しばらく沈黙」
「さっき私は、君の事を油断ならないと言ったね」
「アレは撤回させてもらうよ」
※深呼吸
「君は正真正銘、とんでもない大馬鹿モノだ!」

《距離:普通》
「確かに私はそういう事が出来るし、事実として君は今ここに居る」
「君はこれから未来永劫私と一緒!」
「あと百年も経てば私に混ざって、身も心も完全に一つになるだろうさ!」
「あぁ、狙い通り君と私はめでたく結ばれたワケだ!」
「だからって……あんなあっさり死ぬことはないじゃないか!」
「私の目の前で……あんなに……」

※溜め息

《距離:普通》
「触らぬ神に祟りなしという言葉……知っているだろう?」
「厄介なものに自ら触れなければ、余計なトラブルに巻き込まれることもない……偉大な先人達の教えだ」
「君はそれを無視して触るべきでないモノに手を出し、最期には全てを奪われてしまった」
「まったく……どうしようもない愚か者だ」
「でもね──」

《距離:近》
「今はその愚かしさが、とても愛おしく思えるんだ」

《距離:近》
「自分の命すら投げ捨て、生を終えてまで私の隣に立とうとしてくれる」
「私の正体を知ってなお、私の事を好きでいてくれる」
※一呼吸置く
「一途に想ってもらえるというのは、こんなにも素晴らしいんだね」

《距離:普通》
「こんな素敵な気持ちを教えてくれた君には、何かお返しが必要だと思うんだけど……ふふ♪」
「残念だけど、君に贈る物は既に決まってるんだ」
「コレ……何かわかるでしょ?」
「今となっては単なるごっこ遊びに過ぎないけど……」
「それでも君は、きっと満足してくれるでしょ?」
「ほら、はやくこっちにおいで?」
「よし……それじゃあ始めるね」

〈プレイ開始 耳かき〉

《距離:近》
「ふふ、どうだい?」
「あくまで耳かきの真似事だから、生きてた頃にしていたのとは感覚が違うと思うけど……って」
「聞くまでもなかったね」
「それじゃあこのまま──ん?」
「私に質問?いいよ、なんでも聞いて」

《距離:近》
「へぇ……私の正体、ね」
「そんなのは単なる幽霊……って言っても、今の君は信じてくれないよね」
「いいよ、君には返し切れない程の恩があるんだ」
「飽きるくらい、何度でも話してあげるよ♪」
「た・だ・し──」

《距離:近》
「(耳元で囁く)こっちの耳が終わってから、ね」

〈プレイ終了 耳かき〉

《距離:普通》
「さぁ、次は反対側を向いて」
「こっちの耳も綺麗にしてあげるから……ふふ、どうしたんだい?」
「私の顔を見つめたままだと、君の耳を綺麗に出来ないだろう?」
「わかったら早く動いて……よし♪」
「それじゃ、始めるね」

〈プレイ開始 耳かき〉

《距離:近》
「さてと……それじゃ、答え合わせといこうか」

《距離:近》
「生前の君が考察したように、私の存在は半ば怪異のようなもの」
「時には実態を持ち、またある時には陽炎のように揺らめく曖昧な存在」
「人々の祈りによって殺された哀れな被害者」
「そして……出会った人を惑わし、正気を奪う正体不明の誰かさん」
※一呼吸置く
「それがあの日、君が夢中になっていた……」
「寂れた田舎に蔓延る都市伝説の正体──私の全部だよ」

《距離:近》
「君の好奇心……いや、ここまでくれば執着心かな?」
「とにかくそれには、本当に驚かされたよ」
「なにせ私の事を知りたいっていう一心で、秘匿されていた私の正体を掴んだんだ」
「まぁ、それが破滅の引き金になってしまった訳だけど……」
「ん、どうしたんだい?」
「ひょっとして、まだ何か知りたい事でも?」

《距離:近》
「私の本当の名前……?」
「残念だけど、それは私にも分らない」
「神として祀り上げられる時に消されてしまったみたいで、思い出せそうもないんだ」
「あぁ、残念極まりないけどね」
「だから君は、今までどおり好きなように私の事を呼んでおくれ」

《距離:近》
「よし、こっちの耳もこんなところかな……」

〈プレイ終了 耳かき〉

《距離:普通》
「さて、ごっこ遊びはどうだったかな?」
「あはは、その様子だと気に入ってくれたみたいだね」
「君さえ良ければ、これから何度だってしてあげるよ」

《距離:普通》
「さてと……」
「それじゃあ幽霊の先輩として、君に色々教えてあげなきゃね」
「君はいま、何がしたいの?」
「大抵の事なら思うがままだけど……って、聞くまでもないか」
「君の願う事くらい、手に取るように分かるとも」

《距離:近》
「(耳元で囁く)何でもいいから私と一緒に居たい……そうだろう?」

《距離:普通》
「あはは、やっぱり♪」
「君は本当に、心の底から私の事を愛してくれているんだね」
※一呼吸置く
「私も君の事、大好きだよ」
「もちろん!だって君は、私の恩人だからね♪」
「最期の瞬間まで、私を一人の人間として求めてくれた唯一の相手」
「私を救ってくれて、死んでからも一緒に居てくれる優しい人」
「そんなの──」

《距離:近》
「(耳元で囁く)独りぼっちだった私が、好きにならない訳ないでしょ?」

《距離:普通》
「ふふ、そういうこと♪」
「というわけで私、君と一緒に散歩がしたいな~」
「今は私達を邪魔する人も居ないし、好きなだけ一緒に居られるんだもん」
「何もしないまま……っていうのは、流石に勿体ないでしょ?」
「だからね──」

《距離:近》
「(耳元で囁く)私と二人で……何処までも、一緒に逝こう?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ASMR/耳かき】幽霊少女はずっとずっと貴方と一緒
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
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