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【改変系シチュ】己の深層心理から生まれた忘却の天使に何もかも奪われて…
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 敬語
  • 天使
  • 独占欲
  • 忘却
  • 世界改変
  • ヤンデレ?
公開日2026年07月14日 09:26 更新日2026年07月14日 09:26
文字数
2129文字(約 7分6秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
天使
視聴者役柄
人間
場所
某所
あらすじ
ある日突然、貴方は世界から忘れ去られた。家族、友人、恋人…皆例外なく、貴方のことを忘れていた。すっかり憔悴した貴方は、寄るべもなくフラフラしていたが、そこへオブリエルと名乗る謎の天使が現れて…?

【キャラ紹介】
オブリエル…聖書にその名の記載がなく、天界にも存在しない幻の天使。それもそのはず、彼女はとある人間の願いにより生まれたのだから。生まれたての彼女は、生みの親に極度に依存し、彼の全てを自分の手元で管理しようとする。どこまでも純粋な彼女は、己の行いに少しの疑いも罪悪感も抱くことはない。
本編
【指示表記】
()ト書き
SE 効果音
☆その他指示

※SEは必須ではございません。適宜お入れください。


【本編】

うふふ…先ほどから、何を焦っているのですか?

まぁまぁ、落ち着いてください…順を追って、話してくださいますか?

……なるほど。自分という存在が、恋人・友人・家族から忘れ去られてしまったと。

ふふ、はははっ…あははっ…!

ようやくやって来たのですね…

貴方をつらい現世から解放する時が。

どういうことも何も、そのままの意味ですよ。

貴方はこのつらい現実から解放されて、わたしと共に生きるんです。

当然でしょう?だってそれが、他ならぬ貴方の望みなんですから。

…俺はそんなこと望んでない?

ふふ、またまたご冗談を…

本当は誰よりも、内心で不幸を感じているくせに。

世間体だけが大事なご両親、貴方を都合のいい財布としてしか扱わない彼女さん、薄っぺらい表面的な付き合いしかないご友人たち…

そんなクズどもに囲まれて、現世が幸せだという方が無理でしょう。

貴方も薄々はわかっているはずです…このまま生きていて、良いことは何もないと。

だから白魔術を行使して、わたしを呼び出したんでしょう?

どの聖書にも載っていない、オリジナルの天使であるこのわたしを。

改めて自己紹介しておきましょう…わたしは忘却を司る天使、オブリエル。

貴方を現世という軛から解放し、真の楽園へと至らしめる存在。

貴方が世界から忘れ去られたこの瞬間…わたしもこうして完全な状態で顕現することができました。まさに『忘却』の極致。

…そう怯えないでください。忘れられることは、何も悪いことばかりではないのですよ?

忘却とは、この世のあらゆるしがらみから解放されるための、絶対的条件…

人が本当の意味で自由でいるためには、誰かから忘れられることが必要なんです。

だってそうでしょう?人と人との繋がりが、人への記憶が、人そのものを縛っているんですから。

貴方は心の奥底で、完全な自由を願っていたはずです…

人に縛られる煩わしさを、誰よりも分かっているから。

最近は自ら命を絶つことも考えたでしょう?

けど、それもできない貴方は、救いを求めてわたしを呼び出したんです。

人の力でどうにかできないなら、人外に頼ればいい…とても理にかなっていると思います。

先ほどまで、わたしは貴方に呼び出されたという表現を使っていましたが、これは正確ではありません。わたしは貴方に生み出されたんです。

えぇ。オブリエルなどという天使は、聖書のどこにも記載がありません。つまり、どこにも存在しない天使なんです。

…全ての者から忘れられたい。そう願う貴方の深層心理が生み出した存在なのですよ?

天使という形を取っているのは、貴方が白魔術を行使したため。

例えば黒魔術なら、わたしは悪魔として貴方の前に顕現したことでしょう。

ここまで言えば、もうお分かりですね?

今のこの状況…人々の記憶から消え去り、真の孤独に陥ったのは、貴方自身がそう望んだから。

わたしは悪魔ではありませんので…貴方の願いを曲解して、人類を滅ぼそうなどと考えたりはしません。

それはともかく、これで貴方の願いは叶いました。

あとはわたしの生まれた意義を、この場で証明させてもらいましょうか。

えぇ。わたし、オブリエルの生まれた意義…

それは守護天使として、貴方の孤独を癒すこと。

(背後から抱きしめ、耳元で囁く)

SE:衣擦れ音

⭐︎囁き声で

突然、人との繋がりを絶たれた貴方は、さぞ寂しい思いをしていることでしょう…

けど仕方ないんです…人の心とは、得てして不完全なモノ。

願ったことが全て叶ったとて、満ち足りるとは限らないし、後悔しないとも限りません。

その不完全さゆえに生まれる空白を埋める存在…すなわち、わたしが必要なんです。

天使であるわたしなら、貴方に何も要求しない…

強いて言うなら、わたしの温もりにただ身を預けろということでしょうか?

ふふ…いいんですよ?わたしに依存していただいて…

わたしは貴方の娘であり、母親であり…そして恋人でもある。

この世の言葉では言い表せないような、とても深い関係…それが、わたしたちなんです。

ほら…わたしの匂いを、吸って?

肺の奥まで吸い込んでしまえば…貴方はわたし以外の存在をも忘却するようになる。

わたし以外のモノは、すべて忘れてしまえばいい…

わたし以外のモノに、心を取られる必要なんてない…

貴方の心はすべて、わたしという存在で埋め尽くされるべきなんです。

…無理に抗わなくて、いいんですよ?

所詮、貴方は世界から忘れ去られる…その程度の存在でしかないんですから。

…わたしを生み出してくれて、ありがとうございます。

わたしを認めてくれて、ありがとうございます。

貴方が自分の心と向き合い、願いを叶えようとしてくれたおかげで、わたしはこの世に生を受けることができました。

そんな貴方を、誰よりも大切に思っています。

わたしだけは、覚えていてあげます…たとえ、貴方が何者でなくなったとしても。

さぁ、祝福の時です…これから貴方を、この世のすべてから救済します。

もう何も考えなくていいので…心も身体も、すべて曝け出してしまいましょう?

(衣服を脱がせる)

SE:衣擦れ音

ん、いい子…素直にヌギヌギできて、偉いですね♡

えぇ、もちろんです。

何も考えられないくらい、気持ち良くシてあげますから…全部、忘れてしまいましょう?///
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【改変系シチュ】己の深層心理から生まれた忘却の天使に何もかも奪われて…
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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