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公開日2026年07月23日 18:49
更新日2026年07月23日 18:49
文字数
2428文字(約 8分6秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
同郷のお姉さん(運転中)
視聴者役柄
上京した大学生(助手席)
場所
高速道路の車内
あらすじ
大学生になって上京したあなたは、この夏初めて地元に帰省した。
都会へは同時に地元に戻っていた年上の幼馴染の車に乗って帰ることに。
その道中、二人きりの車内での彼女とのひととき。
():読み方に関する指示・役の動作(効果音の発生するもの)
[]:場面指定・変更
都会へは同時に地元に戻っていた年上の幼馴染の車に乗って帰ることに。
その道中、二人きりの車内での彼女とのひととき。
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本編
(SE:渋滞)
あー、このへん混むのはしゃーないのよ。
何が高速だって感じよね。わかる。
進みたくてもなかなか進めないってのはジリジリ疲れるかもしれないけど、着かないわけじゃないし。
それに、折角二人きりになれたんだしさ。
私は話したいこと、いろいろあるよ?
君はさ、都会出てから帰ったのはこの夏が初めて?
だよね。
久しぶりの地元はどうだった?
懐かしかった? それとも、今までずっといた地元の景色が変わって見えたりした?
なんか、遠くなっちゃったよね。うん。
次は年末年始になるのかな?
それなら、また私が送ってあげるよ。
そうそう、ちなみになんだけど、この車の助手席に乗せた男の人、君が初めてなんだよね。
って言っても、後ろだってお父さん乗せたくらいだけど。
二人っきりでもないし。
まあ何が言いたいかって、私は去年まで一人で帰ってたから、帰り道もずっと寂しかったんだ。
だから、今、ちょっと嬉しい……というか、今までの大切なものが欠けたような気持ちがなくなって、むしろなんだかそわそわしてる。
不思議な気分。
もう君もこんなに大きくなったんだなって。
いろんな人から言われ続けてそろそろそういうこと聞き飽きてるかもだけど。
そりゃ君とのいろいろが遠い思い出になるわけですよ。
ど? 大学慣れた?
でもいいなー。
君は帰ってからもまだしばらく休みなんでしょ。
お姉さんは現実に直行ですよ。
嫌になっちゃう。
あんま愚痴ばっか言っても、君が将来同じ目に遭うみたいに思って鬱々させるのも申し訳ないから我慢するけどさ。
それで君は誰かと遊んだりするの?
そういう友達がいるんならそれはいいよね。
君は一人暮らしになって、大変さもあるけど自由も手にしたわけじゃんか。
生活のほうは大丈夫?
ふーん、つまんないの。
カップ麺とコンビニ弁当ばっかで健康を心配したお姉さんが手作り料理を作りに来ましたよーなんてやつ、ちょっとやってみたかったのに。
てかさ、春に君がこっち来るよーってなったとき、私困ったことあったらなんでも頼ってねって連絡したよね?
それなのに結局1回も連絡してこなかったし。
……もしかして、彼女できたりした?
よかったー。置いてかれたかと思ったよ。
まあ私も、ナンパとか面倒なのもあるけどね。
都会って色々あって大変だよね。
君も混乱したでしょ。
家離れて、寂しかったりしなかった?
あー、体調崩したときとかね。
それはそうだよね。
えじゃなんで頼ってくれなかったの。
私ならすぐに助けてあげられたのに。
気ぃ遣ってる?
あんま困ってないんならいいんだけどね。
もうそれなりに経つし、今更何かってこともないだろうけど。
それでも、ね?
近くに頼れるお姉さんがいますよーってことだけ覚えててくれたら。
まあそのほら、いずれサークルの飲み会で遅くなって終電逃したーみたいなことにもなるでしょ?
それで泊めてほしい、みたいなのでもいいから。
それとも、お姉さんが君のとこ行っちゃう?
私こそ飲み会で終電逃そっかなー?
いつ急に君に女っ気が出始めるかもわからないし、ちゃんと見ておかないと、次会った時には彼女が出来ました~とか言われちゃったらどうすればいいことやら。
それに、私から行かないと、君もあんまり困ってることとかあっても言ってくれなさそうだし。
なんというか、お互い都会じゃどこに住んでで何やってるのかも知らないままだもんね。
昔は全部筒抜けだったし、それはそれで、なんだけど。
今のままじゃ距離、感じちゃうかな?
てか、私が感じちゃってる……
あのさ。
よかったら、今日はこのままお姉さんの家、来ない?
泊っていきなよ。
てか、泊っていってほしい。
一晩のうちにうまく事なんて運べないかもしれないけど、チャンスが欲しい、かな。
なんて、あはは……
今夜ちょうど、お姉さんの住んでるとこの近くで花火があってね。
それが窓からよく見えるんだ。
あっちで見たばっかだからいいって言うかもしれないけど、夏の延長戦、みたいなつもりでさ。まだガンガン夏だけど。
私は、一緒に見たいな。
二人で、一緒に。
懐かしいな……
花火といえば、覚えてる?
君も私も小さかった時のこと。
もうすぐってところで君が急に「みてみて」って言ってさ、スーパーボールを入れてた袋を逆さまにして突き出してきたの。
どういうことなんだろうって思ってたら、花火が打ち上がり始めてね。
「大きくなったらけっこんしてください」なんて言ってたんだよ?
あれ、トリック写真みたいな感じで袋の上に花火を乗せて、プロポーズの花束代わりにしたんだって。
後になって君がしたかったことわかったら、自然とドキドキしちゃってた。
今更って、ずっと記憶の中にあるんだから仕方ないでしょ?
えー、忘れてほしいの?
……やだ。
恥ずかしくなんかないよ。
君の目は本気だった。
君なら、私のこと絶対に守ってくれそうだなって思ったの、覚えてる。
それにね、今でも君はそんな誠実さを保ったまま、立派な大人になったなって、私は思うよ?
……あ、いや、小さい時でも約束は約束だから守れって意味じゃなくてね!?
守ってくれるなら、私は、それがいいんだけど……
私もさ、君から貰ってばかりじゃ立場がないっていうか?
これ以上君との関係に甘えていたくないなって、そう思ってる。
あはは……こんなこと言っちゃったら、余計、来づらいかな。
まだ、あの時の気持ちって、君の中に残ってる?
じゃあ命令。
今夜はうちに泊まりなさい。
……ってね。
明日は予定、ないんでしょ?
って、あんま緊張しなくていいよーもー!
別に変なことなんかしないし、家くらいこれから何度も行くかもしれないんだからさ!
やっぱ君は変わんないや。
馬鹿になんかしてないよ。
だって……私もまだ、変われてない。
ううん、私の中で変わりたいって思ってることが、ずっと変わらないままなの。
人間、覚悟が必要なんだよ。
でも、これから、変えてみせるから。
導くの。
今度は、私から。
ちょっとは渋滞もマシになってきたみたいだね。
ま、これからどこでまた詰まるかわからないけど。
この気持ち……絶対実らせるから。
(SE:自動車走行音)
あー、このへん混むのはしゃーないのよ。
何が高速だって感じよね。わかる。
進みたくてもなかなか進めないってのはジリジリ疲れるかもしれないけど、着かないわけじゃないし。
それに、折角二人きりになれたんだしさ。
私は話したいこと、いろいろあるよ?
君はさ、都会出てから帰ったのはこの夏が初めて?
だよね。
久しぶりの地元はどうだった?
懐かしかった? それとも、今までずっといた地元の景色が変わって見えたりした?
なんか、遠くなっちゃったよね。うん。
次は年末年始になるのかな?
それなら、また私が送ってあげるよ。
そうそう、ちなみになんだけど、この車の助手席に乗せた男の人、君が初めてなんだよね。
って言っても、後ろだってお父さん乗せたくらいだけど。
二人っきりでもないし。
まあ何が言いたいかって、私は去年まで一人で帰ってたから、帰り道もずっと寂しかったんだ。
だから、今、ちょっと嬉しい……というか、今までの大切なものが欠けたような気持ちがなくなって、むしろなんだかそわそわしてる。
不思議な気分。
もう君もこんなに大きくなったんだなって。
いろんな人から言われ続けてそろそろそういうこと聞き飽きてるかもだけど。
そりゃ君とのいろいろが遠い思い出になるわけですよ。
ど? 大学慣れた?
でもいいなー。
君は帰ってからもまだしばらく休みなんでしょ。
お姉さんは現実に直行ですよ。
嫌になっちゃう。
あんま愚痴ばっか言っても、君が将来同じ目に遭うみたいに思って鬱々させるのも申し訳ないから我慢するけどさ。
それで君は誰かと遊んだりするの?
そういう友達がいるんならそれはいいよね。
君は一人暮らしになって、大変さもあるけど自由も手にしたわけじゃんか。
生活のほうは大丈夫?
ふーん、つまんないの。
カップ麺とコンビニ弁当ばっかで健康を心配したお姉さんが手作り料理を作りに来ましたよーなんてやつ、ちょっとやってみたかったのに。
てかさ、春に君がこっち来るよーってなったとき、私困ったことあったらなんでも頼ってねって連絡したよね?
それなのに結局1回も連絡してこなかったし。
……もしかして、彼女できたりした?
よかったー。置いてかれたかと思ったよ。
まあ私も、ナンパとか面倒なのもあるけどね。
都会って色々あって大変だよね。
君も混乱したでしょ。
家離れて、寂しかったりしなかった?
あー、体調崩したときとかね。
それはそうだよね。
えじゃなんで頼ってくれなかったの。
私ならすぐに助けてあげられたのに。
気ぃ遣ってる?
あんま困ってないんならいいんだけどね。
もうそれなりに経つし、今更何かってこともないだろうけど。
それでも、ね?
近くに頼れるお姉さんがいますよーってことだけ覚えててくれたら。
まあそのほら、いずれサークルの飲み会で遅くなって終電逃したーみたいなことにもなるでしょ?
それで泊めてほしい、みたいなのでもいいから。
それとも、お姉さんが君のとこ行っちゃう?
私こそ飲み会で終電逃そっかなー?
いつ急に君に女っ気が出始めるかもわからないし、ちゃんと見ておかないと、次会った時には彼女が出来ました~とか言われちゃったらどうすればいいことやら。
それに、私から行かないと、君もあんまり困ってることとかあっても言ってくれなさそうだし。
なんというか、お互い都会じゃどこに住んでで何やってるのかも知らないままだもんね。
昔は全部筒抜けだったし、それはそれで、なんだけど。
今のままじゃ距離、感じちゃうかな?
てか、私が感じちゃってる……
あのさ。
よかったら、今日はこのままお姉さんの家、来ない?
泊っていきなよ。
てか、泊っていってほしい。
一晩のうちにうまく事なんて運べないかもしれないけど、チャンスが欲しい、かな。
なんて、あはは……
今夜ちょうど、お姉さんの住んでるとこの近くで花火があってね。
それが窓からよく見えるんだ。
あっちで見たばっかだからいいって言うかもしれないけど、夏の延長戦、みたいなつもりでさ。まだガンガン夏だけど。
私は、一緒に見たいな。
二人で、一緒に。
懐かしいな……
花火といえば、覚えてる?
君も私も小さかった時のこと。
もうすぐってところで君が急に「みてみて」って言ってさ、スーパーボールを入れてた袋を逆さまにして突き出してきたの。
どういうことなんだろうって思ってたら、花火が打ち上がり始めてね。
「大きくなったらけっこんしてください」なんて言ってたんだよ?
あれ、トリック写真みたいな感じで袋の上に花火を乗せて、プロポーズの花束代わりにしたんだって。
後になって君がしたかったことわかったら、自然とドキドキしちゃってた。
今更って、ずっと記憶の中にあるんだから仕方ないでしょ?
えー、忘れてほしいの?
……やだ。
恥ずかしくなんかないよ。
君の目は本気だった。
君なら、私のこと絶対に守ってくれそうだなって思ったの、覚えてる。
それにね、今でも君はそんな誠実さを保ったまま、立派な大人になったなって、私は思うよ?
……あ、いや、小さい時でも約束は約束だから守れって意味じゃなくてね!?
守ってくれるなら、私は、それがいいんだけど……
私もさ、君から貰ってばかりじゃ立場がないっていうか?
これ以上君との関係に甘えていたくないなって、そう思ってる。
あはは……こんなこと言っちゃったら、余計、来づらいかな。
まだ、あの時の気持ちって、君の中に残ってる?
じゃあ命令。
今夜はうちに泊まりなさい。
……ってね。
明日は予定、ないんでしょ?
って、あんま緊張しなくていいよーもー!
別に変なことなんかしないし、家くらいこれから何度も行くかもしれないんだからさ!
やっぱ君は変わんないや。
馬鹿になんかしてないよ。
だって……私もまだ、変われてない。
ううん、私の中で変わりたいって思ってることが、ずっと変わらないままなの。
人間、覚悟が必要なんだよ。
でも、これから、変えてみせるから。
導くの。
今度は、私から。
ちょっとは渋滞もマシになってきたみたいだね。
ま、これからどこでまた詰まるかわからないけど。
この気持ち……絶対実らせるから。
(SE:自動車走行音)
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ヤンデレとか書きます。
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