あなたは大柄で逞しい身体つきを誇らしげに見せつけながら学内を闊歩する有名な不良でした。
そんなあなたはある日、怪しげなボクっ子科学部部長の奸計に陥り、謎の薬を飲まされてしまいます。
性別を始め様々な要素を反転させる力を持ったその薬によって、あなたは華奢で可愛い女の子に変身！
部長の愛玩動物兼実験動物としての新たな人生がスタートします。

やあ、目が覚めたかい？

ここは科学部の部室だよ。

君はボクが開発した薬を飲んで、いきなり倒れたんだ。

でも心配はいらないよ。毒ではないからね。

ならどうして倒れたのかって？

ああ、それはね、君が鏡で自分の姿を見て、それで気絶したのさ。

学園で名だたる不良だった君が、まったく正反対の可愛らしい女の子になってしまったからね。

見えるかい？　今度は気絶しないでくれよ。

どうかな、全然違うだろう？

この薬は性別だけじゃなく様々な事を正反対に変えてしまうのさ。

身体が大きくて暴れん坊だった君は……。

小柄で、清楚な女の子になったんだ。

胸も、見て、こんなに大きくなって。

唇なんて、御覧よ、まるで小さな桜の花びらみたいじゃないか。

エッチな目でみないでくださいだって？

おやおや、随分とおかしなことを言うじゃないか。

ボクと君は女同士だというのに。

むしろエッチな気分になっているのは君のほうじゃないのかい？

胸の先っぽが硬くしこっているようだが？

こんな風にスリスリしたら……。

ははっ、そんなに顔をのけぞらせて、熱い息を吐いて。

鈍感な男子から敏感な乙女に変身した気分はどうかな？

嘘まで下手になったんだね。

そんなにハァハァ言いながら否定したって駄目さ。

顔にも、もっとエロイことしてくださいって書いてあるじゃないか。

いいや、違わないね。その証拠に……。

ふふ……ここはもうびしょ濡れだよ？

あんなに大声だったのに、可憐な声で啼くようになってしまって。

恥ずかしいからだって？　自分で腰を動かしてるクセに？

これはこれは。指を差し込むと吸いついてくるじゃないか。

指を動かすと、ほら、お漏らししたみたいに温かな蜜が溢れてきたよ。

舐めてあげるね。

そんなに身体をわななかせて。

敏感な小さい蕾に舌を這わされて、イッてしまったんだね。

目尻に涙まで浮かべて……今の君はとっても可愛いよ。

女の身体で達することの多幸感といったらないだろう？

頭が真っ白になって、フワフワと雲の上を漂っている気分じゃないか？

気がついていたかな？　君の唇からしきりに『嫌……、嫌……』と漏れていたことを。

本当に嫌なら抵抗して御覧？

ほらほら、もっと抵抗しないと逃げられないぞ。

もっともこんなに華奢な身体つきじゃ無理もないかな。

ねえ……。ボクはやっかいなことに、か弱いものを見ると壊したくなってしまう性分なんだ。

君の腕や脚を折ったらどんな音がするのかな？

どんな悲鳴を君は上げるのかな？

元に戻してほしい？

あはは。なんて馬鹿なことを。戻すわけがないじゃないか。

それにね、君をここから逃がすつもりもないよ。

当然だろ？

君はボク好みの華奢な可愛い子に変身しただけじゃない。実験の貴重な成功例でもあるんだ。

何をしたら、どんな風に反応するのか？

ボクには大いに興味があるんだよ。

痛いことはしないでだって？

さて、それは君の出方次第だな。

ボクの愛を受け入れて素直に従うなら良し。後悔のないように快楽漬けの廃人にしてたっぷり可愛がってあげるよ。

でももし逆らったり、逃げようとしたりしたら……わかってるよね？

少々痛い目にあうことも覚悟しておいておくれ。

さあさあ、泣かないで。

そんな風に泣かれると、もっともっと意地悪したくなってしまうじゃないか。

ボクをあんまり興奮させないでほしいな。

でもそれはまだ早い。まだ楽しまなきゃ。

壊していくのはゆっくりでないとつまらないよ。

すぐに台無しにしてしまうなんて勿体ないよね。

ほら御覧、ボクは鎮静剤を打ったよ。

……ああ、落ち着いてきた。

これでいい。

じゃあ続きを始めるよ。

たっぷりと愛し合おうじゃないか、愛しい君……。

・台本（ゆるボイ！）
不良の俺が、ボクっ子ヤンデレ科学部部長の怪しげな薬で女体化されて。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
月野たけし