普段から高飛車で、おてんば娘で、幼馴染な少女。
そんな少女が休日に家に押しかけてきて…?
多分ツンデレ。

「暑い。暑いあついあーつーいー！」

「なんで休みの日に限ってエアコン壊れてるの！いじめか！」

「おかしいでしょ、昨日まであんなに元気に動いていたエアコン君が、なんで起きたらうんともすんとも言わなくなるの！」

「そりゃ私だってコンセント抜けたかとも思ったよ？でもエアコンのコンセントって大体壁の高い位置にあるからね！？寝てる時にひっかけましたとかどんな寝方してるのさ！」

「はぁ…夏も始まるって時にこれは無いよ、災難だよ…」

「と、言う事があったのでアンタの部屋に来たんだけど。なんでそんなめちゃくちゃに面倒くさそうな顔してんの」

「いいじゃない、どうせ暇でしょ？アンタの部屋で今日は課題するから」

「え？何か問題でも？私が居て困る事が？うん？」

「そうよ、大体お隣さんなアンタしか私には居ないんだから、これでアンタが部活だったら今頃私は何処で涼めば良いって話なのよ。だからこれは必然ね」

「べ、別にアンタ以外にも友達位居るわよ！だけど…そんな予定も建ててないのに押しかけるとか失礼じゃない…」

「いや何その じゃあ俺には迷惑かけてもいいのかよ って顔。いいに決まってるじゃない。ずっとお隣さんなアンタの部屋なんて、実質私の別室みたいな物よ」

「ついでに、今日こそはアンタのその余裕ぶってる鉄面皮をはがしてやるのよ…このゲームでね！」

「前回アンタに負けたのは、私にとってかなりの屈辱なの！だから今日の為にこうして練習してきたのよ！ほらほら！早く準備して！」

(数分後)

「なんでー！？どうしてそこでガード間に合うのよ！？」

「は！？私の動きが単純だから読めるって…いい度胸してるじゃない…そんな生意気言う口はこれか！」

「このっこのっ、人の一週間の努力を…このっ！…あ、お義母さん！？」

「いや、違うの！別にそんな関係って…いや！確かに馬乗りしてたけど！待って！？ちょっと！お茶ありがたいけど！違うのよお義母さん！」

「ちょ、リビング戻るのはやっ！？ほら、アンタも！一緒に誤解を解きに行くのよ！」

「何面倒くさそうな顔してるのよ！アンタねぇ！私とそういう関係なんて10年早いのよ！」

「は？10年後ならって…バッカじゃないの！？誰がアンタと付き合うもんですか！いいから早く！リビング行くわよ！」

・台本（ゆるボイ！）
休めない休日。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
来更来 徠狛