公開日2021年06月25日 22:54
更新日2021年08月01日 22:32
文字数
1879文字(約 6分16秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
後輩
視聴者役柄
先輩
場所
後輩宅
あらすじ
あなたは後輩の女の子に殺される夢を見た。
優しく接してくる後輩に、あなたは違和感を覚える。
その違和感は……
優しく接してくる後輩に、あなたは違和感を覚える。
その違和感は……
本編
あっ、おはようございます。セ~ンパイ。
よく眠れましたか?
いきなりで悪いんですけどぉ~。
死んで下さい。
(SE:刺す音)
(場面転換)
(少し空ける)
センパイ。
センパ~イ!
どうしたんですか?
そんなにボ~っとして。
変な夢でも見ました?
はい?
わたしに刺される夢?
あはは、そんな物騒な夢、よく見ましたね。
わたしがセンパイに、そんな事する訳ないじゃないですか。
せっかく、わたしの家に来てくれたのに、そんな変な夢見てたら時間が勿体ないですよ。
気分も悪くなるでしょうし。
んっ?
わたしの顔に何か付いてますか?
あっ、それともぉ~、可愛くて見惚れちゃったとか?
(少し空ける)
センパイ、ホントどうしたんですか?
顔色悪いですよ?
ちよっと、横になってて下さい。
お粥作ってあげますので。
えっ、横になりたくない?
何言ってるんですか。
倒れでもしたら大変じゃないですか。
ほら、ソファーに横になって。
あっ、少し待ってて下さい。
飲み物入れてくるので。
え~?
飲み物要らない?
お粥も?
センパイ、後輩の厚意は素直に受けるものですよ。
つべこべ言わず、横になって休んでて下さい。
(少し空ける)
はい、お茶です。
飲んで下さい。
水分が足りていないのかもしれません。
はい?
飲まなくて大丈夫?
そんなに顔色悪くして、よくそんな事が言えますね。
ほら、口開けて下さいよ。
はぁ~……分かりましたよ。
そんな頑なに飲もうとしないなら、わたしも無理に飲ませる気はありませんよ。
その代わり、お粥は食べて下さいね。
ちゃんと栄養を考えて作りますから。
(少し空ける)
センパイ、お粥できましたよ?
わたしが、あ~んしてあげますから、しっかり食べて栄養摂って、体調を戻しましょう。
はぁ?
要らないって……。
センパイ!そんな体調悪そうにしてるのに、どうして嫌がるんですか!?
センパイ、今日、何も食べてませんよね?
もうすぐ、お昼なので一緒に食べようと思ってましたけど、顔色悪かったので、センパイだけでもと思って作ったんですよ?
ほら、つべこべ言わずに食べて下さい。
はい、あ~ん。
どうですか?
美味しいでしょ。
もう一口、あ~ん。
しっかり食べて、安静にしてて下さい。
わたし、色々と薬買ってきます。
(SE:ドアの開閉)
(場面転換の為、少し空ける)
センパ~イ、薬買ってきましたよ~。
センパ……あらら、寝ちゃったんですか。
はぁ……仕方ないですねぇ。
よっこいしょっと!
わーお、センパイ軽いですねぇ。
簡単にお姫様だっこ出来ましたよ。
んじゃあ、ベッド行きましょうね。
うんしょっと。
えっと、腕をここに、足をここに固定してっと。
よし、出来た。
センパイ!セ~ン~パ~イ、起きて下さ~い。
(少し空ける)
あっ、おはようございます。セ~ンパイ。
よく眠れましたか?
いきなりで悪いんですけどぉ~。
死んで下さい。
何故?
それはセンパイが一番よく分かっているんじゃないですか?
わたしはセンパイと一緒に居たいんですが、今のセンパイとは一緒に居られないようなので、一緒に死にましょう。
同じ時間で、また会いましょうね。
(少し空ける)
ああ~、センパイは記憶が無いんですね
何度目の説明になりますかねぇ。
センパイとわたしは、同じ時間を繰り返しています。
センパイ、最初に違和感を覚えていましたよね?
わたしが飲み物を用意する事を止めたり、お粥を作るのを止めようとしたり。
それは、同じ結末になる事を微 かに覚えていたからではないですか?
その感覚を頼りに、次は上手く行動して下さいね。
もう、かなり失敗していますがね。
センパイとわたしが結ばれるまで、このループは終わりませんよ……あっはは。
結末がダメなら、また殺してやり直しますから、センパイは、わたしと生きて結ばれる結末を迎えられるように頑張って下さいね……。
わたしがセンパイを殺すか殺さないかは、センパイの行動次第ですよ……あはは。
私の満足出来る結末を迎えるまで、センパイは私に殺されちゃうんでしょうね~。
それでは、センパイ。
おやすみなさい。
(SE:刺す音)
(冒頭を繰り返している)
(場面転換の為、少し空ける)
センパイ。
センパ~イ!
どうしたんですか?
そんなにボ~っとして。
変な夢でも見ました?
はい?
わたしに刺される夢?
あはは、そんな物騒な夢、よく見ましたね。
わたしがセンパイに、そんな事する訳ないじゃないですか。
せっかく、わたしの家に来てくれたのに、そんな変な夢見てたら時間が勿体ないですよ。
気分も悪くなるでしょうし。
あっ、わたし、ちょっとお手洗いに行ってきますね。
(SE:ドアの開閉)
(少し空ける)
(独り言)
さて、ここで、わたしがお手洗いに行った。
これで結末が変わる。
さあ、始めましょうか……。
666回目のループを……。
次は、どんな結末を見せてくれますか?
センパイ♪
よく眠れましたか?
いきなりで悪いんですけどぉ~。
死んで下さい。
(SE:刺す音)
(場面転換)
(少し空ける)
センパイ。
センパ~イ!
どうしたんですか?
そんなにボ~っとして。
変な夢でも見ました?
はい?
わたしに刺される夢?
あはは、そんな物騒な夢、よく見ましたね。
わたしがセンパイに、そんな事する訳ないじゃないですか。
せっかく、わたしの家に来てくれたのに、そんな変な夢見てたら時間が勿体ないですよ。
気分も悪くなるでしょうし。
んっ?
わたしの顔に何か付いてますか?
あっ、それともぉ~、可愛くて見惚れちゃったとか?
(少し空ける)
センパイ、ホントどうしたんですか?
顔色悪いですよ?
ちよっと、横になってて下さい。
お粥作ってあげますので。
えっ、横になりたくない?
何言ってるんですか。
倒れでもしたら大変じゃないですか。
ほら、ソファーに横になって。
あっ、少し待ってて下さい。
飲み物入れてくるので。
え~?
飲み物要らない?
お粥も?
センパイ、後輩の厚意は素直に受けるものですよ。
つべこべ言わず、横になって休んでて下さい。
(少し空ける)
はい、お茶です。
飲んで下さい。
水分が足りていないのかもしれません。
はい?
飲まなくて大丈夫?
そんなに顔色悪くして、よくそんな事が言えますね。
ほら、口開けて下さいよ。
はぁ~……分かりましたよ。
そんな頑なに飲もうとしないなら、わたしも無理に飲ませる気はありませんよ。
その代わり、お粥は食べて下さいね。
ちゃんと栄養を考えて作りますから。
(少し空ける)
センパイ、お粥できましたよ?
わたしが、あ~んしてあげますから、しっかり食べて栄養摂って、体調を戻しましょう。
はぁ?
要らないって……。
センパイ!そんな体調悪そうにしてるのに、どうして嫌がるんですか!?
センパイ、今日、何も食べてませんよね?
もうすぐ、お昼なので一緒に食べようと思ってましたけど、顔色悪かったので、センパイだけでもと思って作ったんですよ?
ほら、つべこべ言わずに食べて下さい。
はい、あ~ん。
どうですか?
美味しいでしょ。
もう一口、あ~ん。
しっかり食べて、安静にしてて下さい。
わたし、色々と薬買ってきます。
(SE:ドアの開閉)
(場面転換の為、少し空ける)
センパ~イ、薬買ってきましたよ~。
センパ……あらら、寝ちゃったんですか。
はぁ……仕方ないですねぇ。
よっこいしょっと!
わーお、センパイ軽いですねぇ。
簡単にお姫様だっこ出来ましたよ。
んじゃあ、ベッド行きましょうね。
うんしょっと。
えっと、腕をここに、足をここに固定してっと。
よし、出来た。
センパイ!セ~ン~パ~イ、起きて下さ~い。
(少し空ける)
あっ、おはようございます。セ~ンパイ。
よく眠れましたか?
いきなりで悪いんですけどぉ~。
死んで下さい。
何故?
それはセンパイが一番よく分かっているんじゃないですか?
わたしはセンパイと一緒に居たいんですが、今のセンパイとは一緒に居られないようなので、一緒に死にましょう。
同じ時間で、また会いましょうね。
(少し空ける)
ああ~、センパイは記憶が無いんですね
何度目の説明になりますかねぇ。
センパイとわたしは、同じ時間を繰り返しています。
センパイ、最初に違和感を覚えていましたよね?
わたしが飲み物を用意する事を止めたり、お粥を作るのを止めようとしたり。
それは、同じ結末になる事を
その感覚を頼りに、次は上手く行動して下さいね。
もう、かなり失敗していますがね。
センパイとわたしが結ばれるまで、このループは終わりませんよ……あっはは。
結末がダメなら、また殺してやり直しますから、センパイは、わたしと生きて結ばれる結末を迎えられるように頑張って下さいね……。
わたしがセンパイを殺すか殺さないかは、センパイの行動次第ですよ……あはは。
私の満足出来る結末を迎えるまで、センパイは私に殺されちゃうんでしょうね~。
それでは、センパイ。
おやすみなさい。
(SE:刺す音)
(冒頭を繰り返している)
(場面転換の為、少し空ける)
センパイ。
センパ~イ!
どうしたんですか?
そんなにボ~っとして。
変な夢でも見ました?
はい?
わたしに刺される夢?
あはは、そんな物騒な夢、よく見ましたね。
わたしがセンパイに、そんな事する訳ないじゃないですか。
せっかく、わたしの家に来てくれたのに、そんな変な夢見てたら時間が勿体ないですよ。
気分も悪くなるでしょうし。
あっ、わたし、ちょっとお手洗いに行ってきますね。
(SE:ドアの開閉)
(少し空ける)
(独り言)
さて、ここで、わたしがお手洗いに行った。
これで結末が変わる。
さあ、始めましょうか……。
666回目のループを……。
次は、どんな結末を見せてくれますか?
センパイ♪
クレジット
ライター情報
シチュエーションボイス用台本を書いている如月英梨と申します。
宜しくお願いいたします。
こちらにアップしている台本はpixivにも投稿しております。
【台本について】
★Vtuberさんや声優さん、音声作品投稿者向けです。
★台本は投稿後にも台詞等を少し変えたりする場合があります。
物語が変わる訳ではありません。
★著作権は当方に帰属します。
★私の台本を使用し、アップロードされた動画が規制を受けたり、ご使用者様に問題が発生した場合
「当方は一切の責任を負わないものとします」
ですので
過激な台本は台詞を少し変えて頂きYouTubeへアップロードして下さい。
★Youtubeでのご使用に際しての報告等は基本的には不要で、任意で構いません。
動画を投稿される際はご一報頂けると幸いに存じます。
動画が投稿された事を知りたいだけですので、ご連絡は任意で構いません。
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物語が変わる訳ではありません。
★著作権は当方に帰属します。
★私の台本を使用し、アップロードされた動画が規制を受けたり、ご使用者様に問題が発生した場合
「当方は一切の責任を負わないものとします」
ですので
過激な台本は台詞を少し変えて頂きYouTubeへアップロードして下さい。
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