クタクタになって帰ってきた貴方と社会人の姉がほっと一息つく台本です。

あ、おかえりー。

今日は帰ってくるの遅かったね。ご飯温め直すからちょっと待ってて。

……もう寝る？ご飯いらないの？食欲ないのか。うーん……さすがに何もお腹にいれないのはね……

そうだ。ご飯はいいから、その代わりにホットミルクなんてどう？今日も寒かったから丁度良いと思うんだけど……飲む？オッケーオッケー。じゃあちゃちゃっと作っちゃうから待ってて。

【マグカップを机に置く】

はい、お待たせー。砂糖少なかったら言ってね。

……で、今日はなんでそんな怖い顔してるのかな？せっかくの良い顔が台無しだぞ？

言いづらい、かな。全部話さなくていいよ。言える所まで、言いたい所まででいいから。



【話を聞く】

うん……うん。あははっ、そりゃ災難だったねー

ごめんごめん。あんたにとっちゃ全然笑い事じゃないよね。

でもね、嫌な事は全部笑っちゃったほうが気が楽になるんだよ？まあ、当事者は笑ってらんないよね。特に今日なんかは嫌な事づくしだったみたいだし。

そういう時はさ、さっきみたいに私が代わりに笑い飛ばしてあげるよ。嫌で嫌でどうしようもないなら、笑えないあんたの分まで笑ってあげる。そうしたらあんたの気も少しは晴れるんじゃないかな。

ん？何きょとんとしてるの？また話聞いてくれるんだ、って……あったりまえよ。ただでさえあんたはいろいろ溜め込んじゃうんだから、はけ口は必要でしょ？いつでも、どんな話でも、ちゃんと聞いてあげる。姉ちゃんはいつだってあんたの味方だよ。

……少しは楽になった？良かった良かった。おっ、やっぱりご飯食べる？オッケー、今日はあんたの好きなもの用意してるからね。テレビで面白い番組探しながら、ゆっくり一緒に食べよう。

・台本（ゆるボイ！）
お姉ちゃんに慰めてもらう
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・台本制作者
鳩羽紫乃